二上山
雄岳517m・雌岳472.2m


天気:晴れ Date:2006年4月09日
メンバー:熊チャン猫チャン


上ノ池横登山口(12:16)→(13:25)雄岳・昼食(14:12)→(14:28)馬の背(14:31)→
(14:35)雌岳(14:37)→(15:07)祐泉寺(15:10)→(15:21)釣り堀(15:21)→(15:25)鳥谷口古墳(15:30)→
(15:36)傘堂(15:40)→(15:55)ふたかみパーク當麻(16:10)→(16:35)上ノ池横登山口


うつそみの人なるわれや明日よりは 
ふたがみ山をいろせとわが見む−大伯皇女−
歴史ロマンを秘め、今は人々の憩いの場として親しまれる二上山(にじょうざん)を歩いてみました。


二上山は万葉の森から登ったことは何度かありますが、 今回は二上神社口から登るつもりでした。道の駅「ふたかみパーク當麻」に駐車しようとしたところ、 駐車待ちの長い列。北側の臨時の駐車場もいっぱい。仕方なく北上していたところ、 「二上山上ノ池横登山口」の案内板が目に入りました。
歩き初めると直ぐにため池が現われます。釣りをしている人に聞いたところバス釣りだそうです。このため池の奥では、 家族連れがバーベキューをしている姿も見えました。全般にこのコース、 「万葉の森」側ほどではないにしろ、程よく整備されていて歩きやすい道です。但し、急坂が少しの間続きます。 でも、 二上山と言えば人がいっぱいってイメージなのですが、この道は出会った人は数人で、鳥の鳴き声がとてもよく響いていました。



雄岳では美化保存協力費として200円を徴収されます。手前に貼り紙がしてあって、お金を払いたくない人はこの奥に入らないで下さいといった旨のことが書いてあります。社の前に男の人が座って徴収の係をしておられます。ずっと、本を読んでいらしたけど、あれって、退屈でしょうね。 後で、「200円取られた〜」とか、大声で叫いておられた方がいたけど、ハイカーでもゴミを持って帰らない人がいることを考えたら、200円は致し方ないことだと思うな。 一考を促すために、その美化協力券に書かれている文言をここに記しておきます。



二上山雄岳山頂の葛木二上神社境内地は激増する登山者により荒廃甚だしく、
ゴミはもとより本殿、拝殿、社務所、参籠所(休憩所)もその犠牲になり、
果ては、周囲の森林までも荒らされ、これが解消の見込みも経たず、この程、
やむなく下記美化保存協力券を発行するに至りました。


雄岳山頂はちょっとした広場のようになっています。木々に覆われていて、景観は今ひとつですがお腹が空いてシャリバテの一歩 手前だったのと、雌岳の人混みが気になったのでこちらでお弁当を開くことにしました。 桜の木が何本も植えてありましたが蕾はまだかためでした。



馬の背は雄岳と雌岳の鞍部で、売店とトイレがあります。トイレの横の方から祐泉寺へと下る道があります。雌岳が人でいっぱいなのは雄岳からも窺えたのでこのまま下りようか とも思ったのですが、まあせっかくだし…ということで、雌岳に向かいました。この辺りは桜も咲き競っていて綺麗でした。
「しまった!大津皇子の墓に行きたかったのに!!」叫んだ猫に熊チャンは諦めなさいと言わんばかりの目つき。 「大津皇子が夢枕に立ったらどうしよう、近くまで来ていながら寄ってくれへんとは、殺生なお方やな〜なんて。」いや、結構マジで気にしましたが、残念なことに現われてはくれませんでした。まあ、史実からするとあのお墓、疑問が残るそうですが、 お墓が無くなることはないでしょうから、次回の楽しみにとっておきます。

左は雄岳から見た雌岳。右は雌岳山頂。

雌岳の頂上に着きました。やや霞んでいますが奈良側も大阪側も綺麗に見えます。地図を確認した熊チャンが選んだ下りの道は…、またもサバイバルな道でした。 白雲岳で懲りたんですけど…と泣き言を言っても聞いて貰えるわけもなく、不承不承後に続くのでした。でも、今回は距離が短かったので、前回ほどつらくはなかったですけど。 普通なら岩屋峠を経由して祐泉寺へと下りるところを、テープの目印はあるもののあまり使われてはいなさそうな、落ち葉の積もった急な道をがむしゃらに下ったのです。 ようやくまともな道に出たので聞いてみると、「馬の背で道標を見たでしょう? ここを登っていくとあそこに着く筈…。」 なるほど、地図で確認したところ確かに山頂からの最短コースのようです。(とは言え、そんなコース、地図には紹介されていませんが) 左に沢を見ながら下りるとすぐに祐泉寺の山門が見えました。ここからはコンクリートの道路を歩きます。釣り堀が見えその向こうには公園が広がっていました。 と、左側に鳥谷口古墳の案内板が。小高いところ、公園を見渡すようにしてそれはありました。(鳥谷口古墳については下の案内板をクリックしてください。) 公園をぐるりと周り、次のお楽しみは「傘堂」。とても変っていますね。この一本柱はほかに例を見ないそうです。



この後、道の駅ふたかみパーク當麻で今日初めてのビールをいただき、少しばかり休憩した後、上ノ池横登山口に戻りました。
今回出会った花たちです(クリックで拡大します)。