朝の研修発表 2005/08 「 祭り  浅草三社祭 」           
 
 「浅草神社」は浅草の総鎭守とされ、明治政府の神仏離令により「浅草寺」と
分けられるまでは一体でした。三社祭の起こりは、浅草寺のご本尊である観音様
を隅田川から引き上げた三人の功労者を神様として祭ったものであり、地元では
親しみを込めて「三者様」「三社様」と呼んでいます。
    一之宮  郷司    土師中知  ハジノマツチノミコト
    二之宮  漁師兄  檜前作成  ヒノクマハマナリノミコト
    三之宮   漁師弟  檜前竹成  ヒノクマタケナリノミコト  の三社様です。
 戦前、浅草神社には徳川家光より建造寄進された宮神輿があり、その後300年
担ぎ抜かれた見事なものでしたが、戦災により消失し、現在は一之宮、二之宮が
昭和25年、三之宮が昭和27年に氏子44町によって奉納されました。従事の三者
神輿より胴が細く、わらび手が大きくなり近代的になりました。
 3月の行事でしたが、明治以降5月の祭り(5/17.18近くの金土日曜日)となり、
氏子44町の町御輿 100基が繰り出す連合渡御、宮神輿(一之宮、二之宮、三之宮)
の宮出し宮入りが盛大に行われる様子はまさに圧巻です。本社神輿の宮出しは早朝
6時。浅草神社でお祓いを受け、浅草寺を経た神輿は、氏子町内を14時間 「セイヤ 
ソイヤ」の掛け声と共に練り歩き、浅草神社に戻る宮入りは20時になるという、壮大
かつ気力体力的にも勇壮なものです。
 江戸の三大祭りのひとつと称され、3日間の人出は200万人を越すと言われています。
季節の風物詩「祭り」、次の世代へと大切に受け継がれていってほしいものです。
 
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朝の研修発表 2005/06 「 カ ビ 」

 梅雨の季節になり、カビにとっては絶好の生育環境になりました。
 カビは、細菌(バクテリア)やウィルスと同じく微生物の仲間で、学問的には「真菌類」と
呼ばれています。ここでは、役立つカビと害になるカビに分けてお話します。
 役立つカビの代表は、日本の食文化とも深く関わっている「コウジカビ」。酒、みそ、
しょう油の発酵のお手伝いをしています。また、チーズは「アオカビ」。パンやビール、
ワイン、日本酒は「酵母」が製造に使われています。
 害になるカビは、食品につくカビや室内環境で見られるカビです。食品につくカビの
一部はカビ毒(マイコトキシン)を発生します。カビ毒は加熱処理でも分解されないので、
カビの生えたものは食べないほうが安全です。また、室内で見られるカビは、カーペットや
畳、壁に付着したホコリやフケ、ダニの死骸を栄養源に繁殖します。近年、アレルギー症が
増えていますが、室内カビはアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)になることが
分かっています。
 カビの繁殖する4つの条件は、栄養、水分、酵素、温度。特に65%以上の湿度を好み、
20℃を超えると活発に発育します。梅雨時は温度、湿度の上昇でカビの好む条件が揃い
ます。この季節、特にこまめな掃除を心がけたいものです。