診察などの内容は、素人が記録のために書いているものです。
私の聞き違いや勘違いもあるかもしれません。
おかしな記述がありましたらメールか掲示板でお知らせいただければ幸いです。
診療費は本人負担分(3割負担)です。10円未満四捨五入のようです。

もっと前 もっと後

2004/7/13(日) PET検査

PET検査当日。予約は12:20からで、その前4時間は水、お茶以外は飲食禁止ということ。朝ご飯は普通に食べた。病院へはできるだけタクシーか家族の運転する車で来るように・・・ってそんなことできるわけないじゃん!自力で来る場合は30分くらい前に来て休憩しておくようにということだったので、仕方ないので、30分以上早く到着するようにした。この病院に来るのは始めて。会社の同僚が、駐車場が混むと言っていたので、少し気合を入れて行ったのだけど、駐車場にもすんなり入れて、よかった。

車を停めてPET検査室へ。検査衣に着替えて待合室で待っていると、時間になり名前を呼ばれる。体重測定、血圧測定、血糖値測定、そして問診。その後、検査薬を注射してもらって、1時間安静待機。カーテンで仕切られたスペースにリクライニングの椅子があって、椅子の脊を倒して足を置く台に足を乗せて、お休みタイム・・・・と思うとなかなか眠れない。少しはウトウトしただろうか。名前を呼ばれて目が覚めた。

検査はCTのような感じ。息を吸ったり吐いたりの指示などはない。また寝てしまったようだ。検査が終わって20分間待機。「もう一度撮影します」ということで、再度検査室へ。再度の検査が終わって、検査が終了した。結局なんだかんだで4時間くらいかかった検査だった。

この病院はクレジットカードで支払ができる。いいなあ、いいなあ・・・。これだけ治療費かけてるんだもの、全部カードで支払えばすごいポイント溜まるじゃん!私の行っている病院もそうならないかなー。無理かな、やっぱり。

【診療費(放射線科)】

診察料 2,625
画像診断料 23,988
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合計 \26,610

 

2004/7/16(金) PET検査の結果

13日のPET検査結果、本当は外来診察に聞きに行かなければならなかったのだけど、前回の診察のとき、また外来に来るのが面倒で、「え〜」と言ってしまい、電話で結果を聞くことで落ち着いていた。朝電話をしてみると、なんと胸骨リンパ節に集積があるという話。ただ、この位置にやはり同じような集積があった人で、半年後くらいに再検査したら消滅していたというケースもあるそうだ。電話だけでは説明が難しいので・・・ということで、結局話を聞きに行くことになった。

夕方以降も先生はアポがびっしりらしい。夜の8時頃だったら・・・ということだったので、私も娘を迎えに行って娘と一緒に行くよりは、1回家に帰ってからの方が落ち着いて話を聞けるので、かえって好都合だった。電話でそういう話を聞かされただけで3連休になってしまうとかわいそうだから・・・と気遣ってくださって、何とか今日説明するように考えてくださったようだ。もとはといえば、診察を面倒がって電話だけですませようとしたのは私なんだけど・・・。

そんなにドヨ〜ンとまではいかなかったけど、さすがにモヤモヤしたものが一気に押し寄せてきた感じだった。消えた人もいるという話だったけど、きっとそれは気休めだ、転移していたんだ・・・と半ば覚悟を固めつつあった。転移だとしたらどんな治療になるのか。そもそも胸骨リンパ節というのがどの辺りなのかもよくわからないし。また手術だろうか?全摘?そして別の抗がん剤?と、知識が不充分なだけに、想像だけがふくらんでいく。

夜、時間に外科外来に行くと、まだ看護師さんが一人いらっしゃった。「こんな時間までいらっしゃるんですか?」と驚きつつ、雑談などした。髪のことも「いいじゃない!」と誉めてもらったけど、そのときの気分ではそれどころではない。そもそもまたかつらに逆戻りかもしれないのに・・・、という感じで。

待合室でふと私の先生の休診のお知らせの張り紙に気がついた。え〜、その日って予約入ってるんですけど・・・と思い、看護師さんに聞いてみたら、午前中手術があるので休診とのこと。私の予約は13:00なので大丈夫なのではないかということだった。予約内容を確認してもらったところ、「遅く来てくださいと言うこと」と書いてある・・・って、きいてないんですけど。たぶん13:00でいいと思うけど、先生に直接きいてみてくださいとのことだった。

そうこうしている間に、先生が来てくださって、説明を受ける。PETの検査結果はパソコン上で動画で見ることができる。体が回転しているような動きのもの(カラーとモノクロ)、断面3方向(モノクロ)がある。問題の胸骨のリンパ節付近のみ写したものが同様にあった。きっとこれが2回目の検査で撮ったものだ。もう1回撮りますと言われたとき、なんだか嫌〜な予感がしたんだけど、やっぱり怪しいところ撮りなおしたんだ。

場所は左傍胸骨リンパ節。大きさは1cm未満。もちろん転移の可能性もないとは言えないが、リンパ節の炎症ということもありうるとのこと。PETは擬陰性、擬陽性、いずれも結構多いのだそうだ。乳癌が転移する場合、腋窩リンパ節の次は鎖骨リンパ節に転移することが多いとのこと。だから、外科でも放射線科でも触診のときは、乳房、わきの下、首の周りを見てもらう。鎖骨の方には何もないので、もし転移とすればこの順路(?)からは外れている。とはいうものの、リンパ管でつながっている以上、もちろん腋窩リンパ節からいきなり胸骨リンパ節に転移することもないとは言いきれない。実際、昔の乳癌の手術では、肋骨をとって胸骨リンパ節まで取ってしまっていたそうだ。結論としては、転移かどうかは今の段階ではわからないということ。しばらく間をあけて再検査して比較するしかないのではないかということだった。

もちろん触診でわかる場所ではないし、細胞診や組織診もできない場所なのだそうだ。画像診断だけで癌と確定するのは難しいということ。CTをとっても癌かどうかを判断するのは難しいだろうとのことだった。造影剤を使って、輝いているようであれば、癌の可能性が高いということ。精度の高いMRI(ディフュージョン)であればもっと詳しくわかるかもしれないそうだ。ただし、松本平にはそのような高精度のMRIはないということ。もしMRIを受けるのであれば、長野市の病院か、思いきって東京で受けた方がいいかもしれない。いい機械があるだけではだめで、熱心な技師さんやお医者様がいる病院でないといい画像が撮れないとのこと。病院によって得意としている部位があって、そういうところで撮ってもらうといい画像が撮れるのだそうだ。MRIを受けたいということだったら、東京も含めていい病院を探してくださるということだった。その他、転移かどうかはっきりしてはいないものの、とりあえず胸骨リンパ節に放射線をかけてみるということも考えられるとのこと。

とりあえず、次回の診察で造影剤を使ってCTを撮ってもらうことにした。次回の診察の日は私一人なのだそうだ。待たされるのが嫌なので、確実な時間がいいとお願いして、時間を少し後にずらしてもらった。CTを撮っても有益な情報が得られないとかわいそうだから・・・と先生も気遣ってくださったけど、とりあえずお願いすることにした。たぶんそのうちMRIを撮ることにすると思う、と伝えた。

PETの検査結果のコピーを持っていきますか?と聞かれたので、コピーより、動画ファイルをいただきたいと思って、今度の診察のときCD-Rのメディアを持ってくるので焼いてほしいとお願いしてみた。「どうやるの?」と聞かれたので、う〜ん、説明するのも面倒、「MOでもいいですけど」と言っても先生よくわからないようで・・・結局検査結果が保存されているCD-Rを借りて持って帰ってきた。

あとは、前回の診察のときの質問で、化学療法を受けた後にホルモン注射を受けた場合の効果についての資料を見せていただいた。化学療法のみ、化学療法+ホルモン注射、化学療法+ホルモン注射+タモキシフェンの3つのグループについての調査で5年後(たぶん)の無再発生存率と生存率、いずれもそれぞれ3%ずつくらい違っている。これだけ見るとあまり差はないとも言えるかもしれない。しかし、40歳未満閉経前に限定してみるとホルモン注射を受けた方が15%くらい生存率が上がっている。それにタモキシフェンを加えると更に10%くらい上がっているという資料だった。またコピーがほしいとお願いしたところ、「全部じゃなくてもいいですよね?」と聞かれたので、「全部ほしい」と答えたら、たくさんあったせいか、次回診察のときにもらうことになった。

私が話をきいている途中から、別の患者さんが待っていた。私の後にもまた違う患者さんへの説明があるとのこと。もう時間は9時を回っているのに。本当に大変な仕事だ・・・。

話をきくまではやはりモヤモヤして落ち着かなかったのだけど、話をきいたら結構元気になった。結局よくわからないという意味ではすっきりはしないといえばしないけど、クヨクヨしても仕方ない。それより、その他にはどこにも怪しいところがなかったのだから、これはいい結果だ。治療もこれまでどおりホルモン療法を続けるとのこと。またかつらに逆戻りか〜と思ってしまったけど、とりあえずは今の生活に変化はなさそうだ。

家に帰って、娘と一緒に検査結果の動画を見て、「ほら、これお母さんだよ、クルクル回るんだよ、面白いでしょ?」、膀胱が輝いて写っているので(これは正常)、「あ〜ここにおしっこ溜まってる!!」とかふざけて笑った。娘は、私が夜病院に話を聞きにいくということでたぶん何となく不安に感じていると思う。リンパ節の炎症であるように祈るだけ、かな。

 

2004/7/30 CT検査とゾラデックス(4回目)&ノルバデックス

今日は先日のPET検査で集積が写っていた胸部のCTを撮った。午後1時半からで、造影剤を使うので食事は禁止ということで、ものすごーくお腹がすいてしまった。

先生と看護師さんの一人には、先日のPET検査結果のときに、地毛デビュー初お目見えだったわけだけど、他の看護師さんや事務の方が、「あら、誰かと思った!似合ってますよ。」と髪のことを誉めてくださった。ちなみに先生は、前回も今回もノーコメント。気付いてないってことはないと思うけど・・・。

CTも久しぶり。結構時間かかるなあ、こんなにかかったっけなあ、とか思いながら検査を受ける。CT検査の結果はすぐに説明してもらえる。診察室に入ると、さっき撮ったばかりのCTの写真がズラッと並べてあって、先生、何やら難しげな顔でじっと見ている。もちろん私には何が何だかさっぱりわからない。ちょっと沈黙の時間が長くて・・・それって、何か写ってるってことかしら?とか余計な心配してしまう・・・。先生、早く何か言ってよお・・・。やっと沈黙が終わって、「さっきからずっと見てるんだけど・・・」とPETの画像をパソコンに表示させて、PETで集積が写った位置にあたる部分のCTの写真を教えてもらう。CTで見る限りでは、異常無しとのこと。PET検査結果の説明のときにも話があったとおり、CTでは捉えきれていない可能性もある。大きさがまだ小さいということもあるかもしれないし、CTは臓器の中にある腫瘍などには強いが、リンパ管は弱いのだそうだ。そういう意味では、よくわからないという状況に大きな変化はないわけだけど、やはり異常無しという結果は嬉しいものだ。

MRIの話になって、神奈川にいい病院があるということ。受けたいとお願いして、すぐに予約を取ってもらった。特に混んでもいないようで、8/6に予約を入れてもらった。一番早くても15:30からということ。都心から離れているので、日帰りできるかどうか微妙なところ。せっかくだから東京で遊んで来よう、ともう気持ちはそっちの方にふわふわ飛んでいる。やっぱり泊まろうかなあ、どうしようかなあ、とそわそわしている私に先生もちょっと呆れ顔だったかも。

みんなCTのことにばかり気を取られていて、途中で先生が「そういえば、今日注射するんだっけ?」。すっかり忘れ去られるところだった。危ない、危ない。

注射をした後、万一転移だった場合の治療について質問した。その場合は、まずは放射線治療とのこと。ただし、手術後にも放射線治療を受けているので、少しでも範囲が重なるようであれば放射線治療は受けられないそうだ。治療開始前にPETを受けていないので、今回の集積が転移だったとしても、もともとはもっと大きかったものが治療の効果が出て小さくなっているのか、治療前にはなかったものが表れたのか、比較のしようがない。ゾラデックスもやっていることだし、しばらくしてもう一度PETなりの検査を受けて比較してみて、大きくなっているようであれば次の治療(おそらく抗がん剤)を考えるとのこと。

会計も終わって、病院から出た後で、腫瘍マーカーもとってもらおうと思ってすっかり忘れていたことに気がついた。今度の診察のときに腫瘍マーカーもお願いしますと先生にメールを入れておいたのに・・・。もお。がっかり。次は忘れないようにしよ。

【診療費(外科)】

基本診療料 216
注射料 15,972
画像診断料 10,878
その他 207
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合計 \27,270

【薬】

ノルバデックスD(28日分):エストロゲンの作用を抑えることにより、癌細胞の増殖を抑える。
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\4,190

 

2004/8/6 MRI検査〜胸骨傍リンパ節転移

検査開始の時間が遅いので、泊まりにしようかどうしようか・・・と悩んだのだけど、やはり日帰りにすることにして、最終の高速バスの予約を取った。翌日の土曜日が何も予定なければ、一泊して土曜日もゆっくり東京で遊んでくるというのがかなり心惹かれるパターンだったんだけど、土曜日の夕方は松本の夏祭り「松本ぼんぼん」で、娘が毎年楽しみにしているこのお祭りにはやはり家族で行ってあげたい。となると一泊しても土曜日もそんなにゆっくりできないし・・・。検査が遅くなって最終バスに乗れなくなってしまうことが心配だったけど、そのときはそのとき、何とかなるでしょう、といつもの楽観主義で出発した。

検査は遅い時間から始まるのだけど、ネットで知り合った(1月のオフ会でもお会いした)お二人が昼食にお付き合いくださることになり、結構朝早いバスで出発。松本から東京に向かう分には道路の混雑もそんなに考えなくていいと思っていたけど、平日の都心はそうはいかなかった。首都高に入ると全然進まなくなってしまって・・・。30分遅れの到着で、でも何とか約束の時間に少し遅れたくらいですんで、よかった・・・。

今日の検査を受ける病院の話になって、「都心にもいいMRIがある病院たくさんありそうなのにね〜」という話になった。同じような話は地元の患者会の方とも話したことがあって、正直自分でも「またえらい遠いところを・・・」と思ったりしたんだけど・・・。終わってみれば、とてもいい病院を紹介してもらったと思っている。

今回のMRI検査は30日の診察のときの話では造影しないということだったけど、その後、造影して詳しい画像を撮ってもらった方がいいのでは?と思って主治医の先生に確認してみた。「検査を受ける病院で最初に、必要があれば造影してほしいと話しておくように、念のため昼食は抜いた方がいい」という返事。昼食会を楽しみにしていたので「え〜〜〜」と思って、検査を受ける病院に直電話したら「造影する場合でも食事制限はありません」と言われて、それはそれで「へえ〜〜」という感じ。来てくださったお二人にも、食事制限無しだから大丈夫!という話をして、みんなでちょっと??ながらも、病院がいいと言うんだからいいんでしょ、と心置きなく食事を楽しむことにした。

食事をしながらおしゃべりに花が咲き、来てくださったうちのお一人は9月の信州オフでハーブやアロマのお話をしていただくことになっていて、その打ち合わせと当日紹介してくださるハーブティーを持ってきてくださったので、それを飲んだりして、あっという間に時間が過ぎてしまった。

検査を受ける病院までは、都心から電車で1時間、さらにバスに乗って・・・と結構大変。少し早めに到着した。MRIの受付を済ませて待っていると、先生がいらっしゃった。今回の検査について書かれた紙を事前にもらっていて、そこにあったURLを見たら、それはこの先生ご本人が管理されているサイトのようで、そこにあった写真そのままのやさしそうなお顔の先生だった。白衣でもなく、普通のワイシャツにノーネクタイで、事前に写真を見ていなかったら、絶対先生ご本人とは思わなかっただろう。

診察室がないので・・・ということで、事務室のようなところで話をした。MRIで写る病変は癌以外のものもあるということや、今回の検査で最終的にはっきりしない可能性もあるという説明を受けた。でも、PETに写ったものが転移であれば、おそらくこの病院のMRIで捉えられるだろうということ、他の病院での検査ではわからないのではないかという話もあった。今回受ける検査はディフュージョンというもので(これは主治医の先生から聞いた)、たぶんそのことだと思うけど、この病院で始めた方法だということ。全国から検査を希望する患者さんを受け入れているということで、万一転移だった場合には、その後の経過も知らせてもらいたいという話があった。PETを研究している先生方の一部からはこの検査に対して批判的な見方もあるということで、成績を積みあげていきたいとのこと。PET VS MRI というところだろうか。私達患者にしてみれば、どんな方法であれ、少しでも早い段階で正確に診断してもらえればそれでいいだけのこと。

最近学会で松本にいらしたことがあるということで、「いいところですね」と言ってくださったので、松本を誉めてもらったというだけで「いい先生だ〜〜」と思ってしまう単純な私。

時間のことが気になるので、終わる時間を確認した。当たり前のことだけど、はっきり何時に終わるという返事は出てこない。今日帰りたいので・・・と遠方から来ていることを強調してプレッシャーをかけてみたりして、私ってやっぱり嫌な患者かも・・・。最終高速バスに間に合うためにはこの病院を6時半に出るバスに乗ればいいんだけど、それまでには間違いなく終わるということで、まずは一安心。検査自体は、以前に受けたMRIと同じようなものだった。いつものごとく睡眠時間にさせてもらって、気がついたら終わっていた。

検査が終わってしばらく待って、結果の説明をしてもらった。「楽屋裏ですみませんね」と、パソコンが並んでいるスペースに案内してくださった。検査の結果はパソコン上で見せてもらった。そこには・・・やはり写っていた。PETで捉えたものだ。大きさは1cm。その他にも3mmの病変も2個見つかった。3mmのものはPETでは捉えられなかったものだ。結論としては、転移と思われるということ。ある程度覚悟はできていたので、平常心で聞くことができた。まるで他人事のような気さえする。乳癌と告知されたときもそうだった。たぶん心のどこかが少しおかしいのだろう。ショックを受けるわけでもなく、もちろん涙など流れるわけでもなく、ただ冷静に受け止めていた。見つかったものは叩けばいい。それだけのこと。先生も「残念ながらいいニュースではなかったですけど、治療できますし、悲観的になることではないですから・・・」と励ましてくださった。

フィルムが出きるまでもう少し時間がかかるということで、またしばらく待った。結局全て終わったのは6時くらいになっていた。結果のレポートは、封筒に入って封がしてあるものではなく、そのまま入っていて、患者自身も見ることが出きるようになっていた。帰るときにも、先生が「がんばってください」と励ましてくださった。

結果は決していいものではなかったけど、自分で希望して受けたPET検査で見つかったこと、そしてその結果を受けても、経過観察ということになりそうだったけど、こうして遠くまでMRIを受けにきたことで、早く治療を開始できることはむしろラッキーだったと思う。PETを受けなければ、この転移が見つかるのは一体いつになっただろうか?向こう2年くらいは見つからなかったような気がする。

それにしても1cmの転移がCTで全く写らないとは・・・。CTはリンパ管は弱いという話だったので、そのせいなのだろうか。・・・と書くと誤解を与えてしまいそうだけど、この検査結果を受けても、私はCTが無意味だとは思わないし、この部分を読んでそういう風に受けとめられることがあったら、それはちょっと困ってしまう。結局のところ、万能な検査機器などないのだと思う。それぞれの機器の特性、得意分野、不得意分野、体への影響などを考えて上手く組み合わせて行くしかないのではないだろうか。今回の検査では3mmの病変まで捉えているのだから、少なくとも今回検査した範囲では他には何もないのだろう。これはいい情報だ。

全て終わって電車に揺られながら、今後のことを考えた。治療については主治医の先生と相談だけど、たぶん放射線治療になるのだろう。仕事もまた休むとするか・・・。その前にPETが弱いという脳と肝臓はCTも撮ってもらわなきゃ・・・と思ったところで、ふと気がついた。今回受けたMRI検査は全身をSCANすることができるものなのだが、私の場合はPETで集積があったところを詳しく調べたいということだったので、胸部付近しか撮っていない。どうせなら全身撮ってもらえばよかった・・・。私って本当に間抜けだ・・・。

*検査について感じたことと、MRI検査を受けた病院の先生からのメールの内容を「私の思い」に書いています。

【診療費】

基本診療料 1,215
画像診断料 9,549
----------------
合計 \10,760

 

2004/8/10 今後の治療方針

MRI検査結果を持って、早速主治医の先生に報告に行った。持ちかえったMRIの画像を並べて、「きれいに出てるなあ、想像してた以上ですね」と先生、しきりに見とれて(?)いらっしゃる様子。こんなこと書くと不謹慎だと怒られそうだけど、私には全然わからないけど、そんなにすごい画像を見れて、先生結構嬉しいんじゃないかなーとか思ったりして。しかも患者本人が自分で希望して検査を受けて持って帰ってきたんだから、私って結構主治医孝行(?)。

今後の治療方針については、放射線治療ができるのであれば放射線治療。その後は、今のホルモン療法を続けて様子を見てもいいのではないかと言われた。今回見つかった転移は、実は治療開始前にはもっと大きくて治療の効果により小さくなってきている可能性も高いということ。ホルモン療法を続けて効果が見られないようであれば別の治療(=化学療法)という方針だそうだ。

先生のお考えは、前にも話をしたことがあったし、事前にメールもいただいていたので、知っていた。たぶん私の顔に不満の色がありありと浮かんでいたのだろう。治療開始から1年以上、先生も私の性格をよくご存知と見えて、「自分でこうしたいとか考えていることがありますか?」と聞かれた。放射線治療でなくならなければ、すぐに化学療法をやってほしいと伝えた。本当は、取れるものなら取ってもらいたい・・・これはできないとわかっての上でだけど、とりあえず言ってみた。

このような転移の場合、既に癌細胞が全身を回っていると考えられるので、局所療法である手術はあまり意味がなく、全身療法を行うことになる。今回見つかった転移は重篤な転移(即命に関わる転移)ではないので、その場合は副作用が穏やかな全身療法(=ホルモン療法)を第一選択とするのが一般的ということ。そういうことは、確かにどこかで読んだような気もする。患者自身から抗がん剤をやってほしいと言うことなど滅多にないのか、私が化学療法をやりたいと言い出したのには先生も驚かれただろうか。「気持ちは良くわかりますけど・・・」と先生も困り顔。でも、私にしてみれば、せっかくはるばる遠くまで足を運んで早く見つけたのに、今までと同じ治療なんて、どうも釈然としないものがある。とにかく一刻も早くこの影が消えてほしい。強力な治療で追い出してしまいたい・・・。それは性急な考えなのだろうか・・・。

こういう希望を言えるのは、化学療法でほとんどつらい思いをしなかったのも、ひとつの要因だろう。せっかく地毛デビューしたばかりなのに、また脱毛するのはものすごく嫌だけど・・・。薬が変わったら今度はすごく大変かもしれない。そんな話もしたら、薬を変えるかどうかも要検討とのこと。以前使ったタキソールは術前化学療法で私の癌に効果があることがわかっているのだから、化学療法としたら、またタキソールというのがいいかもしれないとのこと。

結局話していても平行線なので、とりあえず放射線治療の結果を見て、そのときまた悩みましょうということになった。放射線治療の後、治療の効果を見るため、また同じ病院で再度MRI検査を受けたいということもお願いした。

問題は放射線治療ができるかどうかということ。手術後の照射範囲と少しでも重なるようだったらできないのだそうだ。放射線治療は別の病院なので、まずはそちらを受診することになった。紹介状はいつも特定の先生宛に書くのだけど、別の先生になってしまうことがあるから・・・ということで、放射線治療を受ける病院に電話して、紹介状の宛先になっている先生が確実に外来に出ていらっしゃる日を確認してくださった。時期的に、先生の夏休みもあるし・・・。その放射線の先生をすごく信頼されているのだなあ・・・と思って、なんとなく嬉しくなった。何事も信頼関係に基づいて進んでいくのは気持ちがいいものだ。

その後、念のため他にも必要な検査をしたい旨お願いした。PETが弱いという脳を見るため次回診察で頭部CT、肝臓のエコーも撮ることになった。「骨シンチもやりますか?」と聞かれたけど、骨は一応PETもやっているわけだし・・・。PETは膝から上しか撮らないので、膝から下の骨についてはわからないとのこと。でも骨シンチは2万円近くかかってしまうし、さすがにこのところの検査、検査で予定外の出費が続いているし、放射線治療、化学療法となればまたお金かかるわけだし、とりあえず骨シンチは受けないことにした。

検査の話の途中で、「MRIは全身撮ってもらえばよかった」と話したら、それは違う、と言われた。全身だとSCAN幅が広くなってしまい、今回見つかった3mmの病変は見つからなかったかもしれない。範囲を特定して詳しく検査するのが今回の目的には合っていたということ。

そして最後に一応腫瘍マーカーも取ってもらうようにお願いした。「腫瘍マーカーほどあてにならないものはない」と先生、それは私も同意見だけど、2月以来やっていないので、どういう数値になっているか見てみたい。診察の後、採血してもらった。

【診療費】

基本診療料 216
往診・指導料 1,860
検査料 1,410
----------------
合計 \3,490

 

2004/8/17 放射線科受診

放射線治療を受けるとすれば、別の病院になるので、そちらの病院の放射線科を受診した。このままホルモン療法を継続・・・というのはどうにもスッキリしないけど、すぐに化学療法というのも・・・せっかく地毛デビューしたばかりなのに・・・という気持ちもある。でも何もしないのは嫌だし、放射線治療を受けていればその間はとりあえず気持ちも落ち着くような気がして、受けられればいいな・・・と思っていた。

放射線科は7月に行ったばかり。放射線治療終了後も半年に1回くらい来てくださいと言われていたからだ。放射線科の場合、もちろん治療があるわけではないし、検査などもないので、はっきり言って先生と雑談しに行ったようなものだけど、将来またお世話になることがないとも限らないのだから、一応行っとこ、と思って行ったのだった。しかし、こんなに早くまた来ることになろうとは・・・。

診察室に入ると、PET、CT、MRIの画像が並べてあって、「また色々行ってきたんだねー」と言われた。MRIに写った腫瘍と、手術後に受けた放射線治療のカルテを照らし合わせて説明してもらう。一部重なる部分があるとのことだが、この転移がある位置は、心臓や肺にも放射線があたってしまうため、かけないのが普通ということ。また骨へも影響が出る危険性もあるということもあり、特に痛みがあったり水がたまったりしているようでなければ、今の段階では放射線治療はしない方がいいということだった。ちょっとガックリ。しかも、主治医の先生と同様に、今の治療(ホルモン療法)を継続するのが一番いいのではないか、と言われた。

「せっかく見つけたのに!」とか「だって気持ち悪いじゃないですか〜」とか、また不満顔をしてみたら、「あってもなくても同じ治療なんだから、検査なんか受けるからだよ!」と笑い飛ばされてしまった。それでもしつこく今と同じ治療というのはスッキリしないということを話し続けたら、先生のお知り合いの東京の腫瘍内科の先生を紹介してくださることになった。結局今の乳癌治療のガイドラインに添った治療としては、ホルモン療法ということになるらしいのだが、その先生は少し違ったスタンスで、積極的な治療を行っていらっしゃるということ。是非話を聞きたいとお願いした。

とは言うものの、東京で治療を受けるというのも現実的ではない。「お話を聞いて、そのやり方でこちら(地元)で治療を受けることはできるでしょうか?」と質問したところ、私の主治医は外科の先生なので、そこまでできる余裕があるかどうか・・・ということだった。腫瘍内科の先生というのは長野県内にはいないということ。もっともこれは長野県に限らず全国的な問題なのだそうだ。全国で見ても、腫瘍内科医と呼べる先生は数十人しかいないのではないかということだった。

実は自分でも思っていたのだけど、乳癌の場合、外科の先生が主治医であることが多いけど、外科的な治療は最初の手術だけ、後はほとんど内科的な治療なわけで、外科の先生なのに大変だな・・・とか思ったりすることもあった。本当は内科の先生がメインであるのがあるべき姿のような気がする。

その後、紹介していただいた先生の外来の時間を確認するために病院に電話したら、ものすごく待つらしいことがわかったし、その病院で治療を受けると決めているわけではないのならセカンドオピニオンになるので、違う手続きになるとか色々言われて、だんだん気が重くなってきた。そもそも、主治医の先生に無断でこんなことしてよかったのだろうか・・・とますます気が重くなってきた。とりあえず次回診察で主治医の先生と話をしてから東京に行こうと思う。最終的には今の病院で治療は受けたいんだよね・・・。何だか自分が何をしたいのかよくわからなくなってきてしまった・・・。

【診療費】

基本診療料 216
雑収 660
----------------
合計 \880

 

2004/8/23 セカンドオピニオン断念

だんだん気が重くなってきたとはいうものの、放射線の先生にせっかく紹介状まで書いていただいたのだから、話を聞くだけでも行ってみようと思って、その先生の外来の時間等を確認するために病院に電話をした。すると、その病院で治療を受けると決めていないのであればセカンドオピニオンになるのでセカンドオピニオン外来を通してください、と言われた。紹介状を書いていただいた先生の名前なども伝えたのだが、やはり同じ答え。改めてセカンドオピニオン外来なるところに電話すると、30分毎に10500円かかると言われ・・・びっくりしてしまった。もともと、主治医の先生と今後の治療についてきちんと話し合ったわけでもないのに、セカンドオピニオンを取るということが今の段階ではちょっと違うんじゃないか、と自分でも思っていたこともあって、それだけのお金をかけて話を聞く気にもなれず、結局やめにすることにした。

紹介状を書いてくださった放射線の先生にはお詫びも兼ねて、少なくとも今の段階では行かないことにしたということを連絡した。放射線の先生もセカンドオピニオン扱いになるとは知らなかったとのこと。セカンドオピニオンについては、他にも同様の料金を取る病院があり、将来的には全国的にそのような形になっていくのではないかということだった。紹介状のことは気にしないでください、とやさしい言葉もかけてくださった。

保険適用にならないということもあり、先生方の人件費を考えれば当然といえば当然のお値段なわけだけど、きっついなーというのが正直な感想。セカンドオピニオン、サードオピニオンが気持ち的にも経済的にも気軽に受けられて、それが当たり前になっていけば、わけのわからない、しょうもない医者は淘汰されていくと思うのだけど、セカンドオピニオンの敷居が高ければ、最初にかかった医者の言いなりになるしかないかもしれない。そう思うのは患者サイドの甘えなのかな?

 

2004/8/27 頭部CT・腹部エコーと今後の治療方針決定

今日はまず検査から。頭部CTで造影剤を入れるときの看護師さんが、以前タキソールの点滴を受けていた処置室の看護師さんだった。最初は気付かれなかったみたいだけど、私の顔を見て「あら〜!」とビックリされていた。「お元気でしたか?」ときかれて、う〜〜ん。放射線科に異動されたのかと思ったけど、今日だけヘルプでここにいらっしゃるとのこと。検査が終わってから、実は転移が見つかったと話した。その後腹部エコーを受けて検査は終了。

その後の診察は夫も一緒に行った。今回転移が見つかり、先生から「もともとあったものかもしれない」と言われていることを話したら、夫は「それは見落としたっていうことじゃないのか?」と言い出し、「先生から直接話をききたい」と言うので一緒に来ることになった。

まずは今日の検査結果。これは異常無し。そして今後の治療の話になった。放射線の先生に紹介していただいた先生のところへは行かなかったことを伝えた。行かなかった理由も説明した。主治医の先生としては、紹介していただいた先生と話をして、その先生が勧める治療法を私が希望するのであれば、その治療を受け入れるつもりもあったということ。

治療についての私の希望は変わりはない。化学療法をやってほしい。化学療法のデメリットとして副作用によるQOLの低下ということ以外にもあるのか聞いてみたところ、他には特にはデメリットはないということ。ホルモン注射は化学療法(CMF)と同等の効果があるというデータがあるという話も出た(これは放射線の先生も言っていた)が、そのことは私も知っている。CMFは少し前に使われていた抗がん剤で、タキソールはCMFよりかなり効果が高いのではないか?という質問をしたら、その通りだという返事。私の感覚ではホルモン療法で癌が縮小して消えてしまうということはあまり考えにくいのだけど、化学療法であれば消えてしまう可能性もそれなりにあると思う。そういう私の考えも話した。それは間違いではないようだ。

転移乳癌に対して、生命を脅かす状態でなければまずホルモン療法からというのは、標準的な治療方針らしい。転移癌ということで、治すことより共存を目標とするということだ。化学療法で癌がなくなったとしても、なくなったように見えているだけで、実際には捉えきれない小さな癌細胞がたくさんあることも考えられる。また、「癌細胞をなくしてしまおう」と頑張ってしまうと、疲れてしまいかえってストレスになってしまうということもあるようだ。でも、私の転移癌はまだ小さい。化学療法で少なくとも画像上では消えてしまうこともそんなに可能性が低いことでもないように思える。微細な癌細胞が体中にあるかもしれないことはわかっているけど、少なくとも目に見えるものは消えてしまってほしい。共存という考え方もわからないではないけど、まずはなくしてしまうことにトライしてからでいいのではないかと思う。

そういう自分の考えを先生に伝えた。先生も化学療法を選択するのも間違いではない、と言ってくださって、化学療法を行うことで決まった。次は薬の問題。以前使ったタキソールは術前化学療法で私の乳癌に効果があるという実績がある。しかも脱毛以外の副作用はほとんどないことも経験済み。問題は既に6クール使っているということで、癌細胞にタキソールに対する耐性ができていることも考えられるということ。でも、この転移の場合は効果を測定する評価対象があるわけだし、まずはタキソールで最低3クールやることになった。私としても、副作用の程度が経験済みなので、気持ちが楽なことは確かだ。もちろん脱毛のことは辛いけど。

せっかく地毛デビューして少し伸びてきたのに・・・。それを考えるとせつない気持ちになるのは事実。かつらデビューも地毛デビューも我ながら上手くやってのけたな、と思っていて、抗がん剤治療のことを知らない人は誰も気付かなかったと思う。でも今のベリショからかつらになればあきらかに不自然だもの・・・。別に病気のことを誰に知られても構わないけど・・・。まあ、猛暑の7月8月をかつら無しですごせただけでもラッキーと思うことにしよう。今度は一体いつまで抗がん剤を続けるのか・・・。タキソールがダメならたぶん別の薬に変えて続けるだろう。癌細胞が見えなくなるか、私の気持ちが「癌との共存」に切り替わるか、どちらかになるまでエンドレスに続くのかもしれない・・・。

ホルモン療法については、最初先生からはタキソールとホルモン注射を並行して行うという話もあったけど、以前のタキソールの経験で、化学療法中は卵巣からホルモンが出ていなかったことは経験済み。とすればホルモン注射をしても意味がない。それに両方同時にやると、癌が縮小したときに、どちらの効果によるものなのかもわからなくなってしまう。色んな意味で同時にやるとわけがわからなくなるのではないか・・・。そう言ってみたところ、ホルモン注射はやめになった。ノルバデックスだけは続けることになった。ホルモンレセプターが陽性なのだから、それは利用した方がよいとのこと。「ノルバデックスはそんなに高くないし」と先生おっしゃるけど、確かにタキソールやホルモン注射に比べれば安いけど、タキソールでまた出費がかさむことを考えれば、4000円は結構きついよ・・・。

治療方針が決まったところで、夫の質問となった。夫は今回の転移が治療開始前に見つからなかったことは「見落とし」と考えていて、今後そのようなことを防ぐためにはどのような検査をどの程度受ければいいのかという質問だった。治療前に見つからなかったことを責めたりするのではないかと心配だったけど、それは大丈夫だった。治療開始前にはPETは受けていない。この転移が最初からあったものとすれば治療開始前にPETを受けていれば見つかった可能性が高い。治療開始前の検査の選択肢としてPETの説明もした方がいいのでは?と言ってみたところ、今は治療開始前にPETを受けてもらっているのだそうだ。私の癌が見つかった頃はPETが導入されたばかりで、術前の検査が保険適用になるかどうかがはっきりしていなかったので、その頃はPETは検査に組み込まれていなかったのだそうだ。

夫の質問への答えとしては、私が神奈川の病院で受けたようなMRI検査を全身に対して行うことができればPETよりも確実な検査になるだろうということ。私が先日受けたMRI検査は胸部に限定してSCAN幅を細かくして行ったので3mmの病変まで捉えることができた。全身行う場合は同じSCAN幅だと時間がかかりすぎてしまうので、もっと広くなってしまい、あまり小さなものは捉えることができなくなってしまう。しかし、大きな病院などは患者の数も多く、一人の患者に当てることができる時間が限られているので、全身を検査するとなるとそのような形にしかできないとのことだった。

実は私が治療を受けている病院でも、近いうちに新しいMRIを購入する予定になっていて、そうなれば細かいSCAN幅で全身を撮るようなこともできるのではないかということ。この病院は規模は大きくないので、小さな病院だからこそそういうことができるのではないか、技師さん達も遅くまでやってもいいと言ってくれる人もいそうだし、自分はそういう医療をやっていきたい、と先生はおっしゃっていた。

夫はやたらとメーカーに興味があるらしく、MRI、CT、PETまで「メーカーはどこですか?」と聞いていた。MRIが約2億円、PETが約8億円、PETは保険適用にならなければ8万円くらいかかるという話をきくと、「一万人で元が取れるんですね」と素早く計算するあたりは営業担当らしい。私は考えもしないようなことを色々聞いていたので結構面白かった。

最後に前回採血した結果をきいた。また危うく忘れられるところだった・・・。腫瘍マーカーはいつもと同じ次の二つ。

CEA:乳癌のほか、多くの癌に共通の腫瘍マーカー
CA15-3:乳癌の腫瘍マーカー

いずれも正常値。やはり腫瘍マーカーはかなり大きくなってからでないと上昇しないらしい。

【診療費(外科)】

基本診療料 216
検査料 1,650
画像診断料 9,231
その他 207
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合計 \11,300

【薬】

ノルバデックスD(22日分):エストロゲンの作用を抑えることにより、癌細胞の増殖を抑える。
抗がん剤点滴前に飲む薬3種
 ・ガスター錠:胃酸の分泌を抑え、胃炎の症状を改善する。
 ・ポララミン錠:抗ヒスタミン剤で、皮膚疾患、アレルギー性鼻炎、じんましんなどを抑える。
 ・ナボバンカプセル:吐き気を抑える。
ビタメジンカプセル:ビタミンB1,B6,B12の薬。末梢性神経障害を改善する。
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\4,120

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