見かけた植物(21)

オオバミゾホオズキ(ゴマノハグサ科) 6月上旬

翌日自宅で開花しました。

兵庫県では少なくて、この採集地がたぶん4ヶ所目の自生地になります。

標本の採集地としては、これが県で2番目だと思います。

オオバミゾホオズキ(ゴマノハグサ科) 但馬 6月上旬


ようやく花が開きかけたところです。

兵庫県では珍しい種類ですが、この沢のこの一角には点々と多数見られました。

クロイチゴ(バラ科) 但馬 6月上旬


花を見たかったのですがまだ咲いていません。

花と実の時期に行って写したいのですが、この場所はちょっと危険すぎます。

(兵庫県では、クロイチゴが観察されたのはこれが2か所目で、標本としてはこの枝が初めてになりそうです。)

サンインシロカネソウ(キンポウゲ科) 但馬 6月上旬

花と実が同時に写せました。

タジマタムラソウ(シソ科) 但馬 6月上旬


初めて見ましたが、花は終わりに近い時期でした。

この沢の岸にはいっぱい生えています。

カラスシキミ(ジンチョウゲ科) 但馬 6月上旬


花を見たいと思っていたら、もう実がなっていました。

これまで2ヶ所で見ましたが、いずれも崖下から数メートルの林床で、日が良くあたるが下草の少ないやや乾いた場所でした。

オウギカズラ(シソ科) 但馬 6月上旬

初めて見ました。

このオウギカズラも、兵庫県ではどこにでも生える植物ではなさそうで、他では見たことがありませんでした。

サンインシロカネソウ(キンポウゲ科)  但馬 6月上旬

花(がく)の後が赤紫になっているのが普通ですが、これは緑色です。

ときどき緑色のサンインシロカネソウを見かけます。

1mほど離れた同じ条件の場所の個体群でも、片方は赤紫で、もう一方は緑色のこともあります。

原因はよくわらず、調べ中です。

クロタキカズラ(クロタキカズラ科) 6月上旬 但馬


初めて見て、初めて名前を知ったツル植物です。

沢近くの木に巻きついて、花を咲かせていました。

赤い実がなるようです。

ヤマキケマン(ケシ科) 6月上旬 但馬

黄色い花の「ミヤマキケマン」はたくさん生えていてよく目に付きますが、白っぽい花の「ヤマキケマン」はめったに生えておらず、目にしたのはこれが初めてです。

ツクバネ(ビャクダン科) 6月上旬 但馬


ツクバネの実はよく見ていましたが、花を見るのは今回が初めてでした。

調べてみたら、雌雄異株なので、下の写真は雄株のようです。

実は茎の一番先に着きますね。



マルバサンキライ(サルトリイバラ科) 6月上旬 但馬


一度実物を見てみたいと思っていた植物です。
サルトリイバラに近い仲間ですが、葉の形が少し違い、とげがなく、茎がすっと真っ直ぐに立っています。
花も目立たないので、他の植物の中にまぎれていると、とても見つけにくそうです。
今回はK先生に現地で教えていただき、やっと分かりました。

タコノアシ(ユキノシタ科) 東播磨 5月下旬

この池では水に浸かった状態でタコノアシが生えています。

池の水はたぶん年中この状態だと思います。

山からの小川が池に注ぎ込むところで、底はどろと土です。

アテツマンサク(マンサク科) 4月中旬 西播磨


橋本光政先生にマンサクの種類の花の色(花弁・がく・葯)について教えていただいたので、この春はマンサクに気をつけて歩きました。
これは花の部分のすべてが黄色のアテツマンサクのようです。(アテツは岡山県の阿哲)




↓但馬の高所で見たのは、がくと葯の赤いマルバマンサクでした。
  4月下旬


ウンゼンマンネングサ?(ベンケイソウ科) 3月上旬 阪神


上の写真は3月上旬に写しました。

よく分かりませんが、乾いた岩に生えており、葉や茎が赤く、ウンゼンマンネングサかも知れないと思っています。
5月下旬になってつぼみが茎の先に集まっているのも、ウンゼンマンネングサの特徴と一致しています。

ウンゼンマンネングサは、九州の佐賀・長崎・大分・福岡に自生していて、そこから遠く離れた岡山と、兵庫にも隔離分布していることがわかっています。







下2枚の写真は5月下旬に撮影





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