MIDI JAZZ TOKYO
GPO (Garritan Personal Orchestra) JABB (Garritan
Jazz and Big Band) 関連インフォメーション
このページではGPOに関する情報を順不同にとりあつめております。なにかご参考になれば幸いです。 Jun Yamamoto
【更新履歴】
2007. 7. 15. GPOとJABB(Garritan Jazz
& Big Band)をドライブするプレーヤーがKONTAKT
PLAYER2として更新されたので、その部分の更新を行いました。【旧バージョン】以下は以前のKONTAKT
PLAYERの時のものですが、参考までに残しておきます。
2005. 10. 23. さらにアップデートしました。
2005. 8. 2. 最新アップデート
(1.1.8.003)についての情報を暫定的に赤字で書き足しました。
●GPO、JABB用のKONTAKT PLAYER2について
GPO、JABBを同時に使えるPLAYERとしてKONTAKT PLAYER2が正式リリースされました。
1.KONTAKT PLAYER2のダウンロード
GPOあるいはJABBをもっている方はKONTAKT PLAYER2に無償でアップグレードできます。
Native InstrumentのダウンロードページからログインしてKONTAKT
PLAYER2をダウンロードします。(NIサイトへのsign upが必要です)
http://www.native-instruments.com/index.php?id=updates_us&ftu=9df8bee66c5493e&flash=9
GPO、JABBとも、バージョンはKONTAKT PLAYER 2.2.2 というもので、May 22,
2007付けになっています。GPO、JABBの両方を使うためには、両方ともダウンロードする必要があります。
2.VSTでの使用
KONTAKT
PLAYER2をインストールするときにVSTプラグインとしてのインストールを選択しておくと、VSTプラグインの.dllがインストールされます。
(KontaktPlayer2.dll)
DXiでもインストールできるようですが、面倒なのでしてません。SONARが5.0以降VSTに標準対応したこと、一方でKontakt
Playerの時にDXiのバグで悩まされたし、NIがDXiにはあまりまじめに対応していないような印象 があるので…(ホ
ントはちゃんとしてるかもしれません)。
SONAR5.0でVSTプラグインとして使用していますが、いまのところ問題なく使えています。
3.VSTプラグインのヴォリューム問題
KONTAKT PLAYERでさんざん悩まされたヴォリューム問題はKONTAKT
PLAYER2では解決されているように見えます。ヴォリューム(MIDIでのコントロール7)については、ホスト側が優先になっており、SONARのト
ラックごとのヴォリューム設定も、トラック途中でのCC7の記述もどちらも正しくVSTプラグイン側に反映されます。
4.VSTプラグインのMod Wheelコントロール
GPO、JABBではヴォリュームの他に、音楽上のダイナミクスを表現するためにMod
Wheel (MIDI上ではCC1)を使いますが、KONTAKT
PLAYER2では、あまり一般的でないCC1の他にCC2とCC11(Expression)に対応するようになりました。以前、Roland
SCシリーズを使っていたときはCC7を全体のヴォリューム設定に、CC11を細かな表情付けに使っていたので、以前の感覚に沿い、またSCシリーズ用の
レガシーデータもそこそこ再生できるようになったといえます。(もっともセンシティヴィティ、音色、音圧など異なるので、そのままではほぼ使い物になりま
せんが)
5.Finaleとの連携(KONTAKT PLAYER2のスタンドアロンモード)
Finale2005をだましだまし使っていますが、スタンドアロンのKONTAKT PLAYER2との間にVirtual MIDI
Channelを介することで、Finale 2005から KONTAKT PLAYER2スタンドアロンをならすことが出来ます。Virtual
MIDI Channel としてはMIDI-OX のMIDI Yoke を使用しています。だいた
いうまく行くようですが、時折音のとり漏れが起きるようです。いずれにせよ、Finale、NI、Garritanそれぞれの正式な使い方ではないので、
これをやってみる方は自己責任でお願いします。ご質問がありましたらブログ の
コメントに書いてください。出来る限りお答えします。
6.
CC64のサステインペダルとレガートの使い分けについて
これも旧バージョンで悩みまくった問題ですが、KONTAKT
PLAYER2では完全に解決されました。音色ごとにCC64をサステインペダルに使うか、レガート・ノンレガートのコントロールに使うかをパネル左上の
歯車のマークのところで設定できますので、以前のようにピアノ用にひとつ、それ以外にひとつと別々の.dllを立ち上げるといったおバカな裏技をつかわな
くて良くなりました。これは大進歩です。
●Garritan音源を使った拙作デモ(ご参考)
GPOの弦楽合奏のデモということで Agitato
Tranquillo
GPOのフルオーケストラ(二管編成) Digamma
GPO Steinway ピアノを中心にGPOの音を聞いてみる Eternal River-再会
JABBによるピアノトリオ Tokyo Tropical Night
JABBによるクインテット Turbulence
JABBによるビッグコンボ ひなジャズ
JABBによるフュージョン May Road
GPOとJABBを同時に使った曲 Paris d'Imagination
【旧バージョン KONTAKT PLAYERの時の情報(ご参考)】
(Links)
Gary Garritan Web Site
Garritan
Orchestral Libraries Forum
●GPO(Garritan Personal Orchestra) Sweetwater (ア
メリカの音楽関係通販会社)で284ドルでした。
GPOは、クラシック・オーケストラ専門のソフトウェア音源で、スタンドアロンでも、VSTあるいはDXiプラグインとして動きます。(後
述しますが、 DXiプラグインにはバグがあります) (やっ
ぱりDXiプラグインにはバグがあります) オーケストラに使われるほとんどの楽器(サックスはありませんが、オルガンは入って
います)のサンプル群とサンプル プレーヤーとしてNative
Instrument の ソフトサンプラーKONTAKTの簡易版であるKONTAKT
PLAYERを組み合わせたものです。推奨環境はWindows機では Pentium
4/1.8Ghz/RAM 1GBということです。
インストールはまったくストレスなく、すんなりできました。KONTAKT
PLAYER(ひとつに8音色をセットできる)を3
つくらいならなんてことなく立ち上げられます。(最初にやったときはよくわからずにリバーブ付の方のサンプルをつかってしまったのでやたらにメモリを喰っ
てしまったようです。ドライの方のサンプルを使えば1GBでフルオーケストラいけると思います。<思いますというのは、実は2GBに変えてしまったので
1GBでどこまでいくかテストできなくなってしまったからです(~_~;))
とにかく、二管編成にしてサンプルをつくってみました。一切調整をしてませんし、フレーズが
よれてたりあしますがあしからず。
(二管編成のオーケストラサンプル)
gpotest.mp3
(弦楽四重奏)
gposq.mp3
(弦楽合奏)
gpo-se.mp3
Garritanさんのサイトで読んだのですが、フルオーケストラ+ピアノ+オルガンで鳴らそうとするとやはりメモリが2GBは必要なようです。
●DXi Plug-inの不具合。VST Plug-in
だと問題ないのですがDXi Plug-inの方で、テンポイヴェントを続けていれると発音しなくなったり、発音しっぱなしになったりするようです。これ
はすでによく知られたバグだとのこと。早く直してくれ>NI
最新アップデートの1.1.8.003ではこれは直っているようです。「ようで
す」というのは一応テストしてみてOKでしたが、ごく簡単な条件でしか動かしてないので一応留保つきということです。 やっぱり直ってなかったようです。NIはGPOのDXiサポートをやめる方向だとのこと。
●GPOは非常に割り切ったつくりになっていて、付属のKONTAKT
PLAYERは機能的にプレーヤーに徹しており、音色エディット機能は省かれています。ADSRもLFOもなし。「叱られて 」のフルートも「ソロフルート ビブラート付」をそのまま
使っています。コントロールは基本的
にはCC1による音勢・音量の変化、ヴェロシティによるアクセント、ペダルによるレガート・ノンレガートの区別だけです。あとはポルタメント、同時発音
数、連続タンギングの時のVARという変数、リバーブくらいです。すっきり簡単。
最新アップデートの1.1.8.003で、X-Customのバグが解消され、
X-Custom音色を選べば音勢・音量の変化はCC1だけでなく、CC2, 4, 11, 64でもできるようになりました。
このCC1を音勢・音量の変化につかうというアイデアは、考えた末のチョイスなのでしょうが、同じMIDIファイルを他の音源に使ったときはとんでもない
結果になると思われます。データのポータビリティはあまりないですね。
また、これは説明書にも触れられている欠点なのですが、サンプルによって同じCC64をサステインペダルとして使ったり、レガート・ノンレガートの切り替
えとして使ったりする仕様になっていて、なんとこの切り替えが全インスタンス共通。したがってピアノとヴァイオリンを同時に使うことができないことになり
ます。
これは相当致命的な欠点だと思うのですが、Garritan
Forumをのぞいてみたら、単純に.dllをコピーして二種類のGPOを立ち上げて使うと吉、とありました。なるほどね。実際的な回避策ではあります。
実際にやってみました。うまくいくのですが、片方をレガートのコントロールに、片方をペダルのコントロールにという使い分けがセーブされないのが難点で
す。(この点は最新アップデートの1.1.8.003でもこのままです。)
●GPOのボリュームコントロールについて
SONARでVST Plug-inとして使った場合、次のような動作をすることを発見。
(1)SONARのトラックボリュームを上下すると、GPOのKONTAKT PLAYERのボリュームつまみも同期して動くが、実際の音量は変わらな
い。(これがまず奇妙な仕様だと思う)
(2)KONTAKT PLAYERのボリュームつまみを直接動かすと音量が変わるが、これはSONARのトラックボリュームには反映されない。
(3)このあと再生をかけると、KONTAKT PLAYERのつまみは元の位置に戻り、悪いことに音量も調整前にもどってしまう。
(4)KONTAKT PLAYERのボリュームつまみの位置はセーブされない。
この問題を避けるために次のようなやり方を考えました。
(1)まずKONTAKT PLAYERのボリュームつまみで正しい音量を決める。
(2)KONTAKT PLAYERのボリュームつまみが上記の位置にくるようなSONARのトラックボリュームの位置を探す。
(3)最後にKONTAKT PLAYERのボリュームつまみをもう一度正しい位置にあわせる。
やや手間ですが、こうしておけば音量は正しくなり、また音量の位置もセーブされるようです。(不確定、いまだ実験継続中)
Garritanさんのフォーラムでは、GPOではもともと音量はそれぞれの楽器について注意深くプリセットされているのでなるべく動かさないでCC#1
で音量を調節するべし、というのが一般的な意見のようですが、CC#1では音色も変わるので、やはり微調整のためのボリュームコントロールが必要だと思い
ます。
ボリュームコントロールについては 最新アップデートの1.1.8.003で はドラスティックに変わったようです。SONARのボリュームは全然効かなくなりました。GPO
のKONTAKT PLAYERがオーバーライドするようです。KONTAKT PLAYERの音量設定は保存されます。
●「ヴァーチャルラックは左端のインスタンスを使っていないと設定がセーブされない」という罠を発見。最
新アップデートの1.1.8.003で は
間をおいてインスタンスを設定すると、セーブ後再ロードすると、「勝手に左に詰める」ようです。その結果、たとえば最初5番目のインスタンスを使い、チャ
ンネル5を指定していても、勝手に左詰にしてしまうので、チャンネル5のままでチャンネル1のはずのインスタンスが鳴るということになるようです。本
件はややこしいので継続して調査中です。 要は間を空けずに設定するしかなさそうです。こういうところが残っているのはNI
の情けなさですね。
●VAR1とVAR2について
マニュアルを読んだだけではVAR1とVAR2という二つのパラメータの使い方がよくわからなかったのだが、Garritanフォーラムに説明があったの
で簡単に訳出。
要は同じ音が繰り返されるときの「機関銃効果」をやわらげるためのパラメータなのだが、VAR1は音程を、VAR2は音色(EQ)をランダムに変える。
VAR1についてはCC#22で、VAR2についてはCC#24で効果をコントロールする。
ただし、現行のKONTAKT PLAYERは、バグがあってVAR2には対応していない(って、おいおい。マニュアルにも書いてあるし、画面にもちゃん
とつまみが出てくるのにか)。次回ヴァージョンから対応予定だって。
この問題は最新アップデートの
1.1.8.003では解決したようです。VAR1、VAR2とも使用可能でMIDIデータにも反応します。
例によってKONTAKT PLAYERの方の「つまみ」はオマケ程度(勝手に変わっちゃったりする)で、ちゃんとコントロールするにはCCをMIDI
シーケンスに埋め込んでおく必要がある由。
#どうもマニュアルの歯切れが悪いと思ったらこんな裏事情だったとは。やめてくれー。(2004.4.26.)
(2005.8.2.)
TOPにもどる