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音楽+α けちつけ帳 (PAST LOG 1)

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●こら、NHK。クラッシック音楽の時間になんてものかけるんだ。

●もっているキーボードたちの話。

●ハリーポッターと賢者の石(だったっけ)の訳文はちょっとねぇ。

●Every Little Thing の「Time Goes By」と、Globeの「フェイス」とユーミンの「春よ、来い」。

●ピアソラをクラッシックの人たちがやり始めて久しくなるが、

●川村奈菜 バイオリン、加藤洋之 ピアノで、プーランクのバイオリンとピアノのためのソナタを聴く。

●細野晴臣さん(以下敬称略させてね)、押しも押されもせぬポップス界の大ドン

●ペーテル・ヤブロンスキーのピアノで「カルメン変奏曲」を聴く。

●「チューチョ・バルデス NYライブ」

●門 光子さん(ピアノ)のNHK−FMでの放送を聞く。

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●もっているキーボードたちの話。1987年、アメリカのとある田舎町にやってきて2ヶ月・・音の出るものとしては小さなラジカセしかなく(しょうがない のでショーターのファントムナビゲーターはカセットテープで買いました)、発作的にキーボードがほしくなった私は、町の楽器やさんを回ること3軒(3軒し かないのでした)

PCM音源の出始めのころでした。エンソニックのPCMのやつが3000ドル近くしたような記憶がありますが間違っているかもしれません。最後の店にあっ たクラビノーバCVP−3・・・自動伴奏なんかはあんまり使わないとは思うけれどウェイティッドキーボードでエレピの音はこいつが一番まとも(後で気がつ いたのはちょっと減衰が速すぎること)。

値札は2500ドルでしたがこれはいくらなんでもぼったくり。店のおやじに「1500」といったら、だんだん下げてきて結局1900という。じゃあ折り合 わないねといって握手して帰ろうとしたら呼び止められて結局1500でゲット。でも、今思うと高かったですね(確かドルが140円くらいだったと思いま す)。1200でも売ったんじゃないかな。

で、1989年に日本に帰ってくるときもなんか捨てにくく(人に譲るのも気が進まず)そのまま持ってかえってきまして、結局メインキーボードとなっておる わけです。DX−7無印ももってるんですが、これはもう完全に死蔵状態。もうすでにかなり怪しくなってますがシンセ系の打ち込みには使うかなと思って、つ いぞつかいませんね。つないでおくと時々思い出したように触ってないのに勝手にG5がポーンってなって鳴りっぱなしになるような状態です。MP3での音楽 交換が普通になればまた使うかも。その前に開いておいておく場所がないけど。

#CP−80は実家でお蔵入り・・・もったいないけど、でかすぎてどうしようもない。あとアップライトの電気ピアノと生ピも実家で寝てますな。CP−30(だったかな)は友達に貸したまんまになってるな・・・どうせ使い道ないけど。(2001年6月18日)

●こら、NHK。クラッシック音楽の時間になんてものかけるんだ。イージーリスニングにしてもセンス古すぎません、これって。まるで昭和40年代初期のお昼のメロドラマの音楽みたいだ。

「2つのバラード」ファジル・サイ作曲 ピアノ ファジル・サイ管弦楽 メタモルフォーゼン室内管弦楽団指揮 スコット・ヨー <DML DICC−24060>

「“ウィッスル・ダウン・ザ・ウィンド”から“ノー・マター・ホワット”」アンドルー・ロイド・ウェッ バー作曲、カレン編曲「“ウィッスル・ダウン・ザ・ウィンド”から“テーマ”」アンドルー・ロイド・ ウェッバー作曲、カレン編曲チェロ ジュリアン・ロイド・ウェッバーピアノ アンドルー・ロイド・ウェッバー管弦楽 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮 バリー・ワーズワース <ユニバーサル UCCP−1030>

●ハリーポッターと賢者の石(だったっけ)の訳文はちょっとねぇ。読みにくい。歯医者の待合室においてあったので話題作だし最初の部分を読み始めたけれ ど、すごく意味をとるのに苦労する。読んでいて不快になってきたので、やめてしまいました。あとで本屋で英語版の最初のところを読んだらすごく読みやすい 〜。あの日本語訳を読まされる日本の子供たちは不幸だなぁ。まあ、子供たちはそんなこと気にもせずにばりばり読んじゃうんだろうけど。(2001年6月6 日)

●Every Little Thing の「Time Goes By」と、Globeの「フェイス」とユーミンの「春よ、来い」。と、並べただけで何が言いたいのかわかります?要するに、マイナーでVI-VIIb- Iっていう進行が共通してるんです。特に、「フェイス」のイントロの次の部分なんか聞いていると、「春よ、来い」がはじまるかと思ってしまう。でも、同じ コード進行でも全く違う世界ですが。(ところでこの二曲はどっちが先なんだろう。春よ、が94年11月にチャート一位になってて、フェイスは96年かな。 あとで調べよう)ただ、このGlobeのヴォーカルね、おじさんとしてはなんか苦しそうで気の毒なきがしてしまうんだけど、そこがいいんだろうね。おなじ 小室先生プロデュースでも安室の場合は声がのびていて、聴いてて安心なんですが。(2001年5月31日)

●ピアソラをクラッシックの人たちがやり始めて久しくなるが、どうも好きになれないものもありますね。タンゴピアソラータというロシアの人たちの演奏は、 バンドネオンの代わりにBAJANを使っているにも関わらず、音とリズムの正確さとピアソラの「熱」をうまく伝える演奏によって独自の世界を確立している ように思う。(あの音楽は12モンキーズにはほんとによくはまっていた)ギドン・クレメルのバンドも実にうまいんだが、何か違うんだなぁ。舘野泉トリオの 演奏もそう。いろいろな解釈があってかまわないのですが、なにかあのピアソラの「ノリ」というのか「熱気」というのか、そういうものが落ちてしまっている ような気がする。ヨーヨーマの演奏なんかはむしろ曲の良さに頼り切ってあとはきれいな音で朗々と歌うということに専念しているような印象でかえって成功し ているように思う。(2001年5月26日)

●川村奈菜 バイオリン、加藤洋之 ピアノで、プーランクのバイオリンとピアノのためのソナタを聴く。これはすごい曲のすごい演奏だった。
 

●細野晴臣さん(以下敬称略させてね)、押しも押されもせぬポップス界の大ドンでありますが、NHKの例によって妙な番組(どうでもいいけどNHKって細 野とかよくよく好きだなぁ。この前もFMで特集をやっていたし)をみて思ったんですが、「細野は7thである」ってのどうでしょ。小坂忠が30年一日のよ うに歌っている「HORO」なんて7thのお化けみたいな曲だし、細野の曲でかっこいいなぁと思うところはよく生の7thが実にうまく使われている。この 番組(細野晴臣イエローマジックショウ)で収穫だったのはコシミハルとあがた森魚。あがたさんの歌った「禁区」は中近東風アレンジで絶品でした。スカパラ もよかったなぁ。というわけで、遅ればせながらあがた森魚の1999年作品「日本少年2000系」を買ってきたんです。これは聞き込むとなかなかいい味の アルバムじゃないかと思うけど、やっぱりオリジナルの「日本少年」のインパクトが頭にあるから点は辛くなっちゃいますね。あがた森魚っていうひともフォー クの黎明期からずっとこの路線でやってきているってのはすごいなぁ。わざとやってんのかどうかわからないけれど、言葉間違いも相変わらずあるなぁ。それは そうと「日本少年」オリジナルと2000系でなにが違うかって、LPとCDの違いがものすごく大きい。LPだとジャケットの絵も大きいしインパクトあるよ ね。リーフレットにしても大判だからあがた森魚の世界を伝えるには、LPは強力なメディアだったけれど、CDだと「日本少年讀本」っていうのがついてるん だけれども、字が小さい〜!そろそろ老眼になりつつある私としては、これはつらかったですね。読みにくいよ。(2001年5月20日)
 

●ペーテル・ヤブロンスキーのピアノで「カルメン変奏曲」を聴く。ほぼホロヴィッツの編曲のままなんだけれど、ところどころひねりが入れてある。あの程度のことだったらホロヴィッツ版のままでもいいのにな、と思わないでもない。(2001年5月16日)

●「チューチョ・バルデス NYライブ」(ブルーノートの輸入盤で<93456>)から2曲ほど聞いたんですが(例によってFMです)、好きになれないなぁ。

☆べたな和音を使った叙情的な部分:これなら久石譲の方がいいなぁ。シューベルトもあるぞ。

☆べたな和音をごんごんならしながら、右手でアドリブライン:こういうのがうすっぺらい感じがしてしまう。和音の充実が感じられない。超スピードの右手の ラインはスポーツとしてはすごいかもしれないけれど。アート・テイタムも速いけど、結局あんまり面白いと思わなかったから、ようするに私はこういうのが嫌 いなのだな。(笑)

☆3和音の「ぶったたき」:ちょっとピアノがかわいそうっす。

☆フリー風のドシャメシャ:めちゃくちゃにしか聞こえない〜(悲鳴)。

☆キューバンなリズム:リズムがタイトでない。私はラテンはタイトなのが好き。

☆理論書そのもののような和音進行のギミック:確かに常人にはまねができないかもしれないトリッキーなプレイだけれど、聴いていてつまらない。アメリカで コリアやハンコックをしのぐ人気だそうですが、私には面白くありませんでした。まあ、ニューヨークでのライブということだから、かなり聴衆への受けをね らって、受けそうなところをちょこちょこと放り出したってことかも知れないけれども。
 
 

●門 光子さん(ピアノ)のNHK−FMでの放送を聞く。吉松作品、モンポウ、グラナドスどれもよかったが、チック・コリアの「スペイン」はちょっといただけま せんです。クラッシックの人が無理にジャズらしくやっているという感じがしてしまって。たとえば、ジャズの曲をクラッシックの作曲家(演奏家でもいいが) が編曲したものを演奏する、というのであれば、これはこれで充実したものができる。クラッシック流に徹底的に練られた編曲であれば・・・。また、一方、 ポップスやジャズの曲をジャズプレイヤーが演奏するというのは、自らアプローチが違う。それまでに培われたジャズイディオムを駆使して、その人なりの解釈 でその場で即興演奏を展開するわけで、これはこれで程度の差はあっても納得できるものになる。門さんのここでの演奏は、上のどちらでもないのではないか。 クラッシック的に徹底的につめられた編曲でもなく、豊かなジャズの流れを背景にした即興演奏でもない。だから聞いていてなにか「薄い」感じがする。(リズ ムの取り方もジャズを聞きなれた耳にはかなり違和感があるが、まあそれは置いておくとしても。)これからもジャズ系の曲を弾くのなら、自分でか、あるいは クラシックの作曲家にきちんとした編曲を作ってもらって、それを演奏した方がいいのでわないだろうか。(と某所に書いたらご本人からお礼を言っていただき ました。恐縮です)(2001年5月4日)

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