頂上は無人で、展望もない地味さに驚いたが、2分ほど大菩薩峠側に進めば視界が開け、
他の登山者たちはここで富士を前に憩っていたのだった。右側には南アルプス、最高の眺めだ。
ここから大菩薩峠までの稜線が今日のコースの白眉で、両脇が熊笹で展望抜群、
雪を踏みながら快適に歩を進められる。12時45分、賽の河原の避難小屋に着く。
小屋は小綺麗で誰もいなかったので、ここで昼食をとる事にする。
食事はインスタント・ラーメンだがチャーシューとモヤシを持ってきたので実に豪華。
湧き上がる頃に「火気厳禁」の張り紙に気がついた。小屋の管理人の方、すみません。
もう炊けてしまったので、こらえてやって下さい。
13時15分に避難小屋を後にして15分ほど、
机龍之介に斬られる事もなく、無事に大菩薩峠の介山荘に着く。
ここからは四輪も通れる広い道を下ることになるが、雪があるので然程退屈せずに済む。
でも無雪時にこの道を登ったりするとつまらなそうだな。14時、福ちゃん山荘に到着、
小休憩。ここから先の急な降りは凍っていそうに見えたので、
6本爪軽アイゼンをグズグズと装着。
軽快に下るとやがて雪が無くなり、乾いた道をガシガシ下る事になる。
いつもそうだけどアイゼンは脱ぐタイミングがつかみにくい。
脱いだと思うとまた凍結した道に出会い履き返す事になる。
履いたり脱いだりしながら15時50分、丸川峠分岐に帰還。
バス停まで歩くもバスは当分無く、朝のタクシーを呼んで帰る。
山梨県、二月、二千メートルというのは初めての経験だったので、
雪がどの程度のものか想像つきませんでしたが、
同時期の奈良の国見山や高見山、静岡の山伏より雪が少なかったのは少々意外でした。
好天、無風と言うコンディションの良さもあって、快適に過ごせたのはラッキー。
次は丹沢に行こうか、ねぇ?
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