小一時間程は林道のような広い登山道を緩やかに登る事になる。
周りの草木とは少し距離があるものの、花が多く、林が明るいのがいい。
昨日の疲れもあるのでゆっくりゆっくり歩を進める。やがて狭い、
というか標準的な登山道になり、休憩をとるが、
後で分かったが女岩とはもう目と鼻の先のところまで来ていたのだった。
最初の休憩は、絶対女岩で取ろう。水場もあるし。
女岩を過ぎるといよいよ登りがきつくなる。30分ほどつづらを切ると尾根に出るが、
ここからは陽を背中に受けて暑い暑い。昨日の疲れがどっと出てきてなかなか歩が進まない。
やがて深田さんの亡くなられた碑に出くわす。安全を祈願してよく拝んでおこう。
8時50分、二人ともバテバテにバテて頂上に到着。もうとても金ヶ岳まで行けそうにない。
頂上には実に大阪から来た団体をはじめ、そこそこの数の登山者が休憩中。
見渡すと南に鳳凰三山、その合間から北岳や濃鳥が頭を出しているのが見える。
休憩して蜜柑など食べれば元気も出てきて、女房とも相談し、やはり金ヶ岳に向かう事にする。
金のピークはすぐ近くに見えて簡単に行けそうだし、と思ったらこれに騙された。