しばらく舗装道路沿いに歩けば、近丸新道登山口に辿り着き、そこから登山道に入る。
とことこ歩いていると、道からレールがひょっこり顔を出していて驚く。
遠い昔、軽便鉄道が走っていたらしいが、今はすっかり朽ちて、レール上まで土が喰えていたり、
橋脚が喰えてレールだけが空中に浮いてたりする。一時間で砂防ダムにつき、
軽便鉄道跡もここで終る。
ここからは尾根を直登する急登が延々と続く。つづらを切らず、
真っ直ぐに登っていくのでやたらハードなのだ。地味な登山道をうんざりする程登って行き、
12時30分にやっと、ようやく徳ちゃん新道との合流点に着く。まだたったの1869m。
まだ600m程も登らなければいけないのだ。嘘やろー。
しかも天候も徐々に悪くなって来た。程なく登山道もガスの中に突入、
しかし雨は降らず、どうにか持ちこたえてくれている。
以降も同じような風景の戸渡尾根を黙々と登り、15時にようやく尾根道に出る。
今日の目標は小屋なのでたっぷり休憩。以降もちんたらと木賊山を越え、
15時40分にやっとのことで甲武信小屋に到着。結局他の登山者とは行き会わず、
でもどうにか天気も持ってくれた。小屋は渋くて人も少なく、いい雰囲気だ。
手続きを済ませ、平日とあって誰も張ってないテン場に悠々とテントを張り、
食事を済ませて日没と共にどっと眠りに付く。
夜11時頃、パラパラと降って来た雨に目覚めるも、すぐに止む。ラッキー。
9月5日:甲武信頂上、雁坂峠、雁坂峠入り口へ
ぐっすり眠って翌日は5時起床、今日は晴れだ。ゆっくり朝飯を食いながら御来光を見つつ、
6時5分に頂上目指して空荷で出発。6時25分には頂上に着く。
眺望を楽しんで6時55分にテン場に戻り、7時30分、小屋の人に挨拶して雁坂峠へ向けて出発。
ここからは雁坂峠まで尾根道を歩くつもりなのだが、まずどどーんと笹平まで降りる。
昨日せっかくふうふう稼いだ高度差をぐんと使い果たし、8時35分、笹平避難小屋に着く。
前にはベンチと机もある、潔癖な避難小屋だが、直ぐ前に破不山がでんと控えていて、
これの250mほどの登り返しを思うとうんざりする。
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甲武信頂上
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破不山
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破不山への登りは急だが、小一時間で終るので頑張ろう。9時30分に西破不山に到着。
もう今日の登りは終わりかと思ってたんだけど、降りて少し登って東破不山、
降りてだらだら登って雁坂嶺に着いたのは11時5分。さて、これでやっと今日の登りは終わり。
たっぷり休んで11時50分に雁坂峠、以降の急な下りは膝を痛めないよう、
ゆっくり降りて林道に着いたのはなんと14時過ぎ。ちょっとゆっくり過ぎですが、
でもこれが俺達のペースだからね。以降林道をだらだら降りて、
雁坂峠入り口のバス停に着くつもりが、間違えて次のバス停に着いてしまったのが15時30分。
ほどなく来たバスに飛び乗って帰る。
と、急に決めた行き先ですが、充分以上に楽しめました。というか、
ここも有名な名峰やからね、面白いに決まってんねん。どうせいつかは行くねんし。
テント担ぎにも大分慣れました。また次も頑張るからねー。
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