朝5時4分の電車で綱島を出て、大倉のバス停に着いたのは7時頃。
スカッと快晴の天気の下、7時5分には意気揚々と出発。バカ尾根と呼ばれる大倉尾根に取り付く。
驚いたのは他の登山者のスピードの速さ。確かに、どこの山でも我々は遅いほうなのだが、
同じバスに乗っていた人は皆ガンガンと恐ろしい速度で登って行き、たちまち我々だけが取り残される。
かめへんかめへん、今日は長丁場や、最初はセーブしとこ。
窯の横を過ぎて登山道は杉林の中、高度を稼ぎながらうねうねと登り、
雪を纏った富士を左手に見ながら高度を稼ぐ。
やがて次のバスで来たらしい新たな登山者一行が我々をぶっちぎっていく。
程なく登山道は階段になり、いよいよ登りがきつくなる。
表示は豊富にあるのだが、ここに出ているコースタイムは適当で、
2時間35分の表示を過ぎてしばらくしてまた2時間35分が出てきたりする。
そう言えば木曽駒では8合目を過ぎてから7合目が出てきたよな。
我々はいつもと同じようなペースで歩いてるんだが、コースタイムより大きく遅れてしまう。
長い階段を登って、雪も踏むようになって、ようやっと塔の岳のピークに着いた。
時刻は驚くべし、既に10時40分。しばし休憩。
塔の岳から丹沢山に向かうと、とたんに人影は激減し、雪は深くなって雪見ハイクの様相になる。
アイゼンを履くほどでも無いが、やはり雪に足を取られペースも一段と遅くなる。
南向きの尾根だけは雪が無く、笹の原っぱになるのだが、そこは鹿のお食事どころとなっていて、
何頭もの鹿が登山道のすぐ近くまで来て笹を食んでいる。