No.17 Title : グルメライター的日々


  今日のお昼は大名(福岡市)で、イタリアンランチ。夜は赤坂(福岡市)のフレンチレストランでコース料理を、と考えています。思えばこの一週間、私はまるでグルメライターのような生活を送っています。昨日は餃子、一昨日はイタリアンと餃子、その前は‥‥。
 今回受け持っている仕事は、餃子屋さん4軒、フレンチとイタリアンの店を2軒ずつ、計8軒の「食」について書くわけでございまして、今のところまだひたすら「仕込み」の段階。いや、もう書き始めないと間に合わない?

 いつも思うのですが、食べ物取材で店が指定されている場合はやりやすいです。これがテーマだけ与えられ、「どこの店がおいしいかリストアップして、他県とのバランスを見ながら決めましょう」などという場合、非常に多くをリサーチすることになります。
 例えばラーメンや餃子などの大衆食は100メートルも歩けば見つかるくらい無数にあるわけです。また「おいしい」の基準も人それぞれ。「○○さんおすすめのコノお店」だったら簡単ですが、私ごとき市井に埋もれる無名のライターは、流行りの味を意識しながら、調理技術、店がまえ、接客、場所柄などをミックスし、価格とのバランスを計りながら店を選ばせていただくわけでございます。

 店が決まれば取材交渉が始まります。中には諸般の事情から「ノー」の返事をいただくことも。その場合は即、ほかを当たる。そして日時が決まれば、その前後は取材する店も含めて、同ジャンルの店を数軒食べに行ったりします。「書く」という使命を課せられた以上、無責任な書き方ができない性分だから、周辺取材も含めてつい力が入ってしまうのです。
 同じ日に取材が2軒、3軒重なると、その日は朝から食事抜き。ちゃんと食べるための胃袋を確保しておかないと不安です。そんな日々が続くと、私の体重は平常時と比較して1キロ、2キロと減っていきます。今回は、間借りコラムの大家さんでもある「山崎クリニック」で、胃薬と腹痛の薬を出していただいて、グルメ取材を続行中。
まだまだ未熟なグルメライター的日々。弓削聞平さんや榊真一郎さんは凄いなぁ‥‥。


のどか/Nodoka(ペンネーム)

福岡県八女市生まれ、福岡市在住。

小学生の頃より作文を得意とし、中学〜高校ではラブレターの代筆を頼まれることが多かった。好きが高じて「もの書き」となる。

「人生は宝さがしだ」がテーマ。30代独身。

*「のどかの間借りコラム」は、毎週火曜日を目標に更新中。

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