目玉と暖簾 No.47


 

サッパリ!

 

こないだテレビを観ていたら、整理の達人という女性が、物を処分する際のポイントは、「ときめくか、ときめかないかです」と言っていた。

ふむ。

 

「ここ1年、使っていないものは処分しても困りません」「いつか使う。そんな日は来ません」とも言っていた。

うむ。そーね、おそらくそんな日なんて、いつまでも来ない。

 

そこで、さっそく長年処分できずいるものを探してみたところ、パン焼き器と浄水器が見つかった。

ともに使いようによっては有用性のある物だけど、今の私には必要ない。

将来、ほしくなった時に買えば良いわけで、狭い台所の棚の奥に眠っていたこの二つを処分することにした。

 

しばらくして、ベランダにかつて乗っていたマウンテンバイクのタイヤが2本放置されていることに気が付く。

「気が付く」なんてことはない。毎日ずっと目にしながら、長年気になっていたタイヤだ。

 

これも処分。処分料300円を支払い処分完了。

勢いに乗って、数年来気になっていたベッドマットを処分した。

こちらは処分料1000円と玄関先まで取りに来てもらう料300円を支払い完了。

毎日使っていたものの、なければないで部屋が広く使えてなかなか快適だ。

 

と、ここで私の場合、「いつか使うかも」と思って処分を躊躇していたのではなく、「処分する手続きが面倒だ」という思いが先行し、長年放置していたということに気が付いた。

「いつもと違うものを処分するとなると、いつもと違う手続きがあるわけで、なんとなくややこしそう。じゃ、あっても困らないならこのまま置いておこう」

なんとも浅はかな思考回路。

 

実際、処分をするのに面倒な作業はなく、あっさりしたものだというのに、見て見ぬ振りして先送り。

手続きさえすればすぐに済むことなのに、ずいぶんと時間がかかったものだ。

 

ただ手間のかからない作業だったとはいえ、あれこれ物を処分するのは好きではないし、身の回りの物は大切にするべきだと思っている。

となると方法は一つ。

物を増やさないこと。

必要なくなったからと処分するという事態が起こらないようにすればいいのだ。

 

達人の言う、『ときめくorときめかない』ものさしのことはよくわからない。

ただ気になっていたものを処分してからは、あれこれ物を増やさず、今あるものでさっぱり暮らしたいと、これまで以上に思うようになったのは確かだ。

 

 


[プロフィール]

夏から体重がめきめき増加している。週1ペースでウォーキングをしているはずなのに…。くすん。秋は美味しいものが多くて…なんて言い訳だ。最近気になることは、古墳と年始のアルバム発売が心待ちな相変わらずスーパーバンドなPE’Zなど。

 

このコラムに関するコメントは、下記『KMコさん』宛までお願いします。

mailto:yamasaki-clinic@nifty.com