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河津峡・ミノコシ谷
山口・島根県境の深谷川(河津峡)を中心としたルートです。ここでは、
@河津峡から寂地山  Aミノコシ谷から右谷山、藪ヶ峠経由で河津への周回
コースを紹介します。
河津峡から寂地山
「河津峡奮戦記」を読む
【グレード】「D」※半端じゃないよ!
寂地山は、松原林道コース、冠山からの縦走、ヤケヤマ谷・タイコ谷からの縦走がメインルートになっています。

我々は、山口・島根県境の深谷川(河津谷)を遡及し、県境尾根を詰めて寂地山頂に到達しました。

途中には、何ヶ所かゴルジュ・大滝などの難所があり、ヘツリ・高巻き・岩登りなどが要求されます。
しかし、ここを歩いた人は、その美しさと迫力に圧倒されるでしょう。
河津へのアプローチは、六日市から向垰・寂地峡方面に進み、深谷大橋の手前で、「長瀬峡」の看板に沿って左に入ります。あとは一本道で、長瀬峡を過ぎ、最後の集落の手前で右の橋を渡ります。道は次第に狭くなり、車は国有林道の柵止め付近までが限界です。

ここから深谷川沿いの荒れた林道を歩くと、20〜30分でコンクリート橋に着きます。すぐに林道終点となり、細い踏み跡が続いています。やがて沢に降りて、いよいよ沢登りの始まり です。
ゴーロ沢はいつしかゴルジュ帯に変わり、ここから先は経験と勘の世界になります。危ないと感じたら高巻きするルートを探しましょう。よく目を凝らせば、右・左岸に巻いた跡が見つかります。
2時間程度ぐらいたった頃、大きな滝に当たります。右の支尾根に高巻きの道があります。左下に滝音を聞きながらソロリソロリと慎重に進むと、壊れた丸木橋があります。(これをクリアーできなければ、諦めて引き返しましょう) これを乗り切ると再び沢に降り立ちます。
このあたりの沢は、周囲をゴルジュに囲まれ、素晴らしい渓谷美に包まれています。2時間以上歩いた人だけに与えられる至福の空間です。

やがて、沢の出合に着きます。迷うところですが、左の沢は寂地山への直登。右の沢は、寂地山の南の肩〜林道コースの分岐点に出ます。我々は、左の沢に入り、最後の小さな沢の出合で、真ん中の支尾根に取りつき、荒れた植林地〜低木の樹林帯を経て、ほぼ山頂付近にたどり着きました。この間、小休止を含めて、4時間の沢登りとヤブ漕ぎでした。

下りは、地図に記したとおり、肩まで降りて林道コースの地点から谷を下り、はじめの出合地点に降り立ちました。こちらの沢を詰めた方が時間的には早いようです。

※下りは特に気を付けてください。滝から落ちると助かる見込みは全くありません。それと単独行は避けましょう。ここを捜索するのは大変です。
ミノコシ谷から右谷山
「ミノコシ谷奮戦記」を読む
ミノコシ谷を詰めて「右谷山」。そして藪ヶ峠から、河津集落に戻る約5時間の周回コースです。

ミノコシ谷は、最後に道が消え、稜線までは想像を絶する急登です。藪ヶ峠から河津に至る旧道は、はじめはしっかりした踏み跡がありますが、植林帯で一度消失しますが、谷をめざして降りると再び道が現れます。
【グレード】「D」※最後に道なき急登あり
上記で紹介した「鎖のある林道」が登山口です。
はじめのうちは右岸を歩きますが、暫くすると道が消えてしまいます。沢に降りてみると、左岸に踏み跡がみつかるはずです。2回程度渡渉しながら沢沿いに登っていくと、崩壊小屋のある大きな二俣に出会います。(ここまで1時間)

ここはそのまま右俣を取り、左岸の踏み跡をたどります。やがて伏流になると踏み跡は消え、暗い植林地帯の急登となります。踏み跡もテープもないので、南を外さないように地図と地形 に注意しながら頑張ると、右谷山直下の稜線にたどり着きます。(二俣から1時間30分)

ここから浦石峡方面に下ります。30分下ると「藪ヶ峠」です。この峠は、浦石峡、容谷山(小五郎山縦走路)、河津の分岐点です。ここから北の河津をめざしましょう。古道で荒れていますが、道は判別できます。10分程度で、右の谷に入る地点に注意しましょう。地形図の道は、つづら折れで谷に降りていきますが、実際は、谷をゆっくり巻きながら降りていきます。

ここから植林地帯になりますが、イバラや灌木で荒れているため道も分からなくなります。強引に谷底に下っていると、再び踏み跡に出会います。地形図と同じ道です。

ここからは沢沿いの古道(但し、軽いササ漕ぎ)となり、やがて河津の林道に降り立ちます。藪ヶ峠から1時間でした。登りは2時間かかるでしょう。

※下山地点は、橋から100b下がった所です。駐車地点まで徒歩30分です。(標識あり)