H15.10.25 右ヶ谷コースを追加
H16.12.18 オトトミ谷コースを追加
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莇ヶ岳・弟見山のバリエーションルート
莇ヶ岳
ノーマルルートは戸根橋〜石鎚神社側ですが、右ヶ谷ルートも大丈夫です。
▼右ヶ谷コース(Bレベル:約2時間)
新コースです。支尾根にとりついてからのブナや松林は圧巻です。超おすすめ!
▼莇ヶ岳〜小峰峠縦走(Dレベル:約4.5時間)
山口・島根県境をたどる超ヤブ漕ぎコース。これが歩けたら貴方もヤブ山突撃隊。
弟見山
ノーマルルートは仏峠か、莇ヶ岳からの縦走です。
▼オトトミ谷コース(Dレベル:約2.5時間)
道のない沢登りコースです。80分頑張ると栃の森が広がっています。
【グレード】
 右ヶ谷コース 「B」
 小峰峠への縦走「D」
 白井谷(オトトミ谷)コース「D」
←カッコいいでしょう。「莇ヶ岳」の美しさはこのコースで しか味わえません。小峰峠までの山口・島根県境縦走 コースを歩いた人だけに与えられる「莇ヶ岳」の雄姿で す。この地点まで、山頂から1時間半のヤブ漕ぎです。 莇ヶ岳の尖峰に圧倒されました。
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▼右ヶ谷コース(Bレベル:約2時間)
柿木村の右ヶ谷キャンプ場からの新コースです。笹が刈り払われて歩きやすくなりました。

周南市鹿野の小峰峠を越え、柿木村の猿田原にある右ヶ谷キャンプ場につきます。
車を置いて、キャンプ場の中を進むと広場があり、その奥に橋があります。橋を渡って川沿 いの道を進みます。途中、夏場はヤブ化する所がありますが、さらに2つの橋を渡れば約2 0分で二俣につきます。

ここで沢を渡り、沢の間の尾根にとりつきます。ものすごい急登ですが、高度を稼ぐにつれて ブナや松林が現れます。二俣から莇ヶ岳〜弟見山の縦走路まで約70分かかりますが、はじ めの急登が終われば、あとは素晴らしい森や谷が次々と現れてきます。

縦走路との合流点は983ピーク地点です。ここから莇ヶ岳までは1.3km(30分)、弟見山 までは1.5km(40分)です。
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▼莇ヶ岳〜小峰峠縦走(Dレベル:約4.5時間)
莇ヶ岳は、山口県を代表する名山です。
標高は千メートルを超え(1004m)、山頂直下には鎖場、そして山頂一帯にはブナが群生して います。北には兄貴分の「弟見山(1085m)」があり、莇ヶ岳〜弟見山の縦走はよく知られてい ますが、ここでは、弟見山とは反対方向の「莇ヶ岳〜小峰峠」の縦走を紹介します。

莇ヶ岳山頂までのコースは省略します。(知らない人はガイドブックで調べてください)
山頂から約20m北に行くと、左手に弟見山への縦走路が延びています。ここで右の尾根筋 を見て下さい。かなりヤブが繁っていますが、よく見ると土塁の側の窪地に踏み跡があります 。いきなり急な下り坂ですが、腐葉土に覆われているので滑ることはありません。

すぐに山頂一帯の樹林帯を抜けますが、ここで大ヤブ漕ぎの試練が待ち構えています。莇ヶ 岳の登山道から眺めると実に美しいササ尾根に見えますが、実際は背丈を遙かに超える猛 烈なササ藪帯です。ササをなぎ倒しながら、樹林帯まで頑張りましょう。

やっと樹林帯にたどり着きますが、ササは僅かに勢力を弱めるだけで、相変わらずヤブ漕ぎ の連続です。ヤブ漕ぎが嫌いな人はここで引き返しましょう。ここから小峰峠まで4時間ヤブ 漕ぎが続きます。藪がとぎれることはありません。昼食もヤブの中でとるしかありません。

辛いヤブ漕ぎが続きますが、島根県側の谷には素晴らしいブナ林が残っています。疲れたら 、県境の土塁に上ってブナを眺めましょう。ササに覆われた谷には、たくさんのブナが残って います。彼らは、昭和40年代に伐採の危機から逃れたそうです。

これから先は、多くのアップダウンや急なルート変更が続きますが、土塁から離れないように ヤブを漕げば迷うことはありません。ルートの後半には少し植林地があり、ササが薄い地点 もありますが、決して甘くはありません。ひたすらヤブを漕ぎ続けましょう。

途中、風倒木で何度も道を遮られますが、土塁を外さないようにトラバースしながら頑張ると 、最後に小峰峠の県道法面上に出ます。左にトラバースして下ると、島根県側に少し下った 路肩に降り立ちます。

「Dレベル」のヤブ漕ぎ縦走ですが、何故か満足感が残るコースです。危険な所のない「純粋 なヤブ漕ぎコース」なので是非一度挑戦してみてください。但し、莇ヶ岳山頂から小峰峠まで、 少なくとも4時間半は必要です。
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▼白井谷(オトトミ谷)から弟見山へ(Dレベル:約2.5時間)
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※このルートに道はありません。ずっと沢の中を歩くので、沢登りの支度をするか、渇水時に 歩くしか方法はありません。

 柿木村の黒淵から白井谷川沿いの道に入ると、白井集落に着く。愛宕神社前から奥へ延 びる林道を100bばかり進むと、左手に栗園がある。小橋を渡って栗園を横切ると、細い 山道がある。道は沢を渡って南の山に続いているが、オトトミ谷はこの沢なので、丸太橋か ら沢に降りて遡及する。

 沢の両岸はササ薮で猛烈に荒れているので、沢の中を歩くしかない。1時間ぐらい頑張っ ていると両側に植林地が現れる。これを抜けると周囲の雰囲気が一変する。トチノキやブナ が点在する荘厳の森となる。ここからがこの谷のハイライトである。

 入渓から80分ぐらいたった頃、『栃の巨木』に出会う。谷のど真ん中に立っているのです ぐに分かる。暫くすると大滝が現れる。大きく左を巻いて上がれば大丈夫だ。やがて莇ヶ岳 〜弟見山の稜線が見えてくる。沢は次第に細くなり、猛烈に荒れてくる。最後の二股は左沢 に入り、ササ薮を這い上がると縦走路に出る。ここまで入渓から約2時間。ここから弟見山 山頂まで約30分である。