ニュー・フード ヤルデア研究所 伊東義高
(1) 決まりきった食文化
・ 食べ物とは生物の生活にとって基本的な条件であって、歴史的な因縁のあるものである。
・ 生活環境から安定的に選られる資源の中から必要な栄養群を有するものが選ばれている。
・ 鮪は鰯を食い、馬は草を食い、虎は馬を食い、パンダは笹を食い……人間は何でも食う。
・ 雑食の人間にも生活風土と歴史から 「何をどのようにして食べるか」 という伝統がある。
・ 食材と料理法との組み合わせはどの民族にとっても由緒ある重要な生活文化なのである。
・ 日本の寿司、中国のピータン、イタリアのスパゲッティー…等には伝統的な形式がある。
・ 「これとこれを、これこれこうして、こう作る…」という決まった方法が確立されてきている。
(2) ニュー・フード・ラッシュ
・ 多様化・情報化・国際化が急激に同時進行する近年は食文化にも大きな変化が見られる。
・ 一部の物好き、一部のヤングの間で作られた変り食物があっという間に世の中に広まる。
・ 雪見大福…大福の小豆餡の中にアイスクリームを入れる。
・ イチゴ大福…大福の小豆餡の中に粒のままの苺を入れる。
・ 天むす…エビの天婦羅等を芯にして海苔で包んだお結び。
・ カリフォルニア巻…果物のアボガドを芯に巻いた海苔巻。
・ 味噌パン…普通の食パンの上に普通の味噌を塗ったもの。
・ マヨ納豆…納豆にマヨネーズと醤油を掛けただけのもの。
・ スープ炒飯…中華風炒飯に中華風のスープを掛けたもの。
・ ジョーズ巻…ケチャップとエビフライを芯にした海苔巻寿司。
(3) 私達もニュー・シェフ
・ 各自、上記の事例以外で自分が知っている「ニュー・フード」の例を班の中で紹介する。
・ そんな物が食べ物として有りえるなら「こんな物はいかが?」と思いつきを披露し合う。
・ 「これこれだからダメ」 という否定ではなく 「こうしても…いいのでは?」 と助言をする。
・ 班の中で最も ゛いけそう"と思われるアイデアを選び、リーダーが全体発表をしていく。
・ 発表の都度、聞いている各班メンバーは"食べてみたいなぁ"と思ったなら拍手をする。
(4) マトリックス発想演習
イチゴ バナナ マヨネーズ
大福 ◎ ? ?
饅頭 ? ? ?
団子 ? ? ?
以上