ラニーニャ現象の影響はなかったようだ。
猛暑にはならない、平年並みの暑さだというが、やはりどうしようもなく暑い!
うちわと扇風機でなるべく我慢と決心したのは、つい先月のことだったが、
理想と現実はかけ離れている。
ついついクーラーよ~~と走ってしまう。
意志の弱い自分にほとほとあきれ果てている。
理想を述べるのはいとも簡単。しかし、有言実行のなんと難しいことか。

このところ、中国の歴史小説に凝っている。
「蒙嘗君」5巻から始まって「樂毅」4巻、現在は「天空の舟」2巻の内1巻目を読んでいる。
名前を覚えるだけでも大変だが、これも慣れだろうか、大分難しい読み方にも慣れてきた。
いずれも、直木賞作家の宮城谷昌光氏の作品である。
名前だけでも難解な漢字がずらずらだが、文章においては、極力ひらがなを使っており、
助かる。
しかし、ひらがなの使い方も難しいもので、我々が普段使う場合は、句読点にはよほど
留意しないと理解に苦しむ場合が多い。
日本語は大体、漢字、ひらがな、カタカナと文字が多すぎる。
しかし、これも義務教育のお蔭なのか、なんの抵抗もなく普段使いしてはいるが・・・

中国では読み書きができない人が人口の1割を占めているという。
社会主義にもかかわらず、貧富の差が激しく、1日も学校に通ったことがなく、自分の
名前も書けないと嘆く人々。
それに比べると日本は恵まれていると言えよう。
不思議に思う。
何千年もの歴史のある中国なのになぜ?と。
過去には優れた教えを説く孔子、孟子、孫子等々、数えれば切りのない思想家が多く、
また仰ぎ見る立派な武将、王、君子も多い中、どうしてこのようなことがと。
やはり理想と現実は厳しいということなのか。
先の歴史小説においても、かなりの格言が出てくる。
史実に基づいて書かれた作品だと思うが、ため息が出るほどである。
10億と1億の人口の差か。
あるいは、広大な土地であるがゆえか?
はたまた・・・
他国のことを批判するのは好ましくない。
分かってはいるが、読むにつれてどうしてなのかと疑問が高じてくるのである。
10億の民が一丸となった時、素晴らしい世界が広がることだろう。
アジアにおいて、中国は今や躍進の頂点にある。
日本もウカウカとしていられない時であるともいえる。
政権が不安定な場合じゃない!

理想と現実の狭間で余計なことを言ってしまった。

梅雨明けはまだなのか?
なのにこの暑さはなに?
台風ばかりが早くやってきて・・・
豪雨が日本をまかり通り・・・

ゴロゴロピカーッ!雷様が怒っている。

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理想と現実の狭間で

平成19年7月31日

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