睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査
     
 

    SASとは

睡眠時無呼吸症候群は眠っている間に空気の道(喉)が何らかの理由で塞がってしまい、呼吸ができず窒息状態になる疾患です。
主な特徴として、激しい大きなイビキが10秒以上消失し、再度激しい引き込みイビキが出現、その繰り返しがみられます。
お酒を飲んだ後などの寝入りばなにかく一時的なイビキは心配ありませんが、他の睡眠を妨げるような激しいイビキをかく人の約7割に、この疾患がみられると云われています。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴として、主に太っている人や顎が小さい人、舌や軟口蓋が肥大している人や高血圧・糖尿病の人にも多く見られ、有病率は成人喘息と同じ程度で、成人男性の4%/成人女性の2%と云われています。

この症状を放置することで体内の血中酸素を不足させ、循環器系や呼吸器系に影響を及ぼし、昼間の強い眠気、目覚めの悪さ、疲労感、集中力の欠落といった症状が表れます。
そして、やがて身体に様々な機能障害(高血圧・心筋梗塞・不整脈・動脈硬化・糖尿病)を引き起こす原因になると云われています。
また、日中の強い眠気や集中力の欠落により、居眠りによる自動車事故や仕事上のトラブルを招く恐れもあります。

以上の諸症状に心当たりのある方は、先ず検査で正しく症状を認識し、早期治療・対策を行うことが重要です。
睡眠時無呼吸症候群は既に治療が確立された疾患です。正しく治療を受けることで、その症状は改善されます。

       

   自覚症状・自己診断チェック

   下の8つの項目で、あなたの睡眠度をチェックします。
   11点以上だとSASの疑いが強いと考えられます。

                            点数
1. テレビを見てリラックスしているとき
2. 座って本を読んでいるとき
. 午後、横になっているとき
4. 食後、静かに座っているとき
5. 座って誰かと話しをしているとき
6. 会議中や待合室で座っているとき
7. 車に1時回以上乗せてもらっているとき
8. 運転中に信号待ちや渋滞しているとき
0点 眠くならない 1点 まれに眠くなる
2点 時々眠くなる  3点  頻繁に眠くなる
・イビキがひどい、日中いつも眠い、夜中何度も目が覚めトイレへ行く。
・居眠り運転をよく起こしそうになる。

・夜中のイビキと呼吸が10秒以上止まる。
・起床時、頭痛やだるさがある。
   以上のような自覚症状のある方も気を付けて下さい。

  睡眠時無呼吸症候群の治療

治療法には、生活習慣の改善や外科的手術などいくつかの方法がありますが、現在はCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)がSAS治療の第一選択にされ、安全性・有効性の面からも最も普及している治療法です。
何らかの理由で塞がってしまった気道に、鼻マスクを通し空気で持続的に圧をかけ、閉塞部位を押し広げる方法です。
               
・気道が閉塞、空気の流れが妨げられ        ・気道を広げ、空気が自由に肺に流れる。


   ・・・・・睡眠時無呼吸症候群検査から治療まで・・・・・

簡易検査
簡易検査機器をお貸しし、ご自宅で検査をしていただきます。小さなセンサーを指先と鼻と腹部につけて一晩寝ていただき、血中酸素と睡眠時の呼吸のフロー、呼吸努力を測定します。
                               
終夜睡眠ポリグラフ検査
病院に1泊2日の入院をしていただき、簡易検査の項目に加え、脳波・心電図・イビキなどを検査し、治療の目安になるAHI(睡眠1時間あたりの無呼吸低呼吸回数)を測定、SASであるかを診断します。
             *AHI=20以上が治療対象になります。
                  
治療方法の決定
専門医からCPAP治療の説明を受け、CPAP装置をお貸しし、ご自宅でご使用いただきます。
CPAP装置では、「メモリーカード」が睡眠時の呼吸状態を記録しています。外来にカードをお持ちいただくだけで、毎月の睡眠状態を診断いたします。

      監査からCPAP治療まで全て、保健適用になります
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                      問い合わせ先
            八潮中央総合病院   耳鼻咽喉科