2003年映画評

「壬生義士伝」 2002年日本、滝田洋二郎監督 <お薦め>
キャスト:中井貴一、佐藤浩一、夏川結衣、中谷美紀、
      三宅裕二、村田雄浩

コメント:新選組に盛岡南部藩を脱藩した吉村貫一郎が
  入隊した。 腕はたつが田舎侍の吉村を憎く思っ
     た斉藤一は吉村を斬ろうとする。 吉村はなぜ脱
     藩したのか。吉村が守銭奴なのは…。
     守銭奴の吉村が義のため最後の戦いを官軍に
     挑む。 吉村の義とはなんだったのか。若干の疑
  問を感じつつ、あちこちで涙してしまった。
     女優陣がいい、 夏川の健気さと中谷の優艶さ、
     特に中谷の愛人ぶりには感嘆した。
     もちろん、 主演の中井もいい。
「トランスポーター」 2002年仏、ルイ・レテリエ監督 <ちょっとお薦め>
キャスト:ジェイスン・ステイサム、スー・チー

コメント:依頼品は見ない、名前は聞かない、契約内容は
     変更しない。というルールのもと運び屋として評判
     を得た男が、自らルールを破ったことをきっかけ
     に、死の危険にされされて…。
     カーチェイス、アクション(カンフー)など見どころた
     くさん。荒っぽい展開だが、楽しく見れた。期待し
     てなかったのがよかったのかも。政治問題を皮肉
     り、社会問題がからむ。
     ライ(スー・チー)がキー・パーソンでグッド。
     フランス映画なのに運び屋は外人なので英語なん
     だよな。
「ウエルカム!ヘブン」 2001年スペイン・仏・伊、
              アグスティン・ディアス・ヤネス監督
キャスト:ペネロペ・クルス、ビクトリア・アブリル、
      ファニー・アルダン、ガエル・ガルシア・ベルナル

コメント:最近、悪事を働く人が増えて、地獄の人口が急増
     化。 しかし、天国は住人が増えず、あるボクサー
     の魂をきっかけに復興をしようともくろむ。天使を
     使者として現世に送ると、地獄からも使者がやっ
     てくる。天使と悪魔の戦い(?)ははたして…。
     天国=フランス語、現世=スペイン語、地獄=英
     語という組み合わせが、皮肉めいていい。しかし、
     作品自体は破滅的結末へと突き進むだけなので
     ??といった感じ。
「ボーン・アイデンティティー」 2002年アメリカ、ダグ・リーマン監督
キャスト:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、
      クリス・クーパー

コメント:記憶を失ったCIAスパイ(暗殺者)ジェイソン・ボ
     ーンは記憶を取り戻すため銀行口座から自らの
     足取りを追い記憶を取り戻そうとする。しかし、
     CIAは任務に失敗したボーンを殺害しようとする。
     さらに、パリ警察も彼の追跡をする。送り込まれる
     CIA暗殺者との対峙。
     カー・チェイスはみどころだ。
「バティニョールおじさん」 2002年フランス、ジェラール・ジュニョ監督
キャスト:ジェラール・ジュニョ、ジュール・シトリュック

コメント:1942年、パリを占拠したナチスの下、ユダヤ人狩
     りが行われ、バーンスタイン一家は連行される。
     その、きっかけをつくったバティニョールおじさん
     は責任を感じながらもナチスの恩恵を受けること
     となる。
     ナチスの手を逃れた、12歳のシモン・バーンスタ
     インがおじさんの前に現れる。状況にながされな
     がらおじさんはシモンのスイス逃亡に同行した…。
     戦争という歴史に翻弄されながらも父性愛につき
     動かされるおじさんを描いてフランス人の圧倒的
     支持をえた作品。


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