ブリーダーの犬の里親探し!?

昨日、ある獣医から電話がありました。

「ブリーダーさんが、特養(特別養護老人ホーム)に入ることにな
り、ビーグル犬50匹を抱え困っているのですが、1匹でも2匹で
も貰ってくださる方を、探してはもらえないでしょうか。」という
内容でした。

私は下記のようにお答えして、丁寧にお断りいたしました。

「先生、ブリーダーさんの犬は、商品なんですね。ブリーダーさん
は、その商品を基に、利益を長年にわたって得てきたのです。後始
末は、ブリーダーさん、ご子息等、利益を得てきた方々がなさるの
が筋だと思います。
申し訳ございませんが、私は、ブリーダーさんの犬の里親探しを、
お手伝いすることは出来ません。
もっと、助けてあげたい犬達は、他にたくさんおります。

得てして、ブリーダーさんは、私たちのような人間の足元をみて、
「犬を助けてくれ」と泣き言を言ってくるようです。

純潔種の飼い主さんから、時々、里親探しの依頼を受けますが、
よくよくお話を聞いて見ると、本人やら、関係者が、努力すれば
犬猫の里親さん探しができる余力がある方が、とても多いです。

是非、本人達で、犬の里親さん探しをしていただくように、
努力していただきたいと思います。」


こんなブリーダーは、自分の生活を長年支えてくれた犬に対しての
尊敬・敬愛・情愛のない始末の悪い人間です。
始末が悪い・・・・日本語はすばらしいですね。
自分の犬生の末(最後)が悪くては、自分の人生の末(最後)も、
絶対に良いものではありません。この点を認識していたら、このブ
リーダーさんは、特養に入る数年前から、犬の里親探しを準備して
来たでしょう。

多くのブリーダーにとっては、残念ながら、犬猫はただ単なる金儲
けの手段です。彼らには、命を金儲けに使っていることへの罪悪感
はないと思います。ないからこそ、自己責任をとるという最後の後
始末がつけられない人が多いのだと思います。

彼らの責任は、彼らの手にお渡しすること----それは即ち、彼らが
彼らの責任遂行により、彼らの人生をすばらしいものに出来るチャ
ンスを奪わないであげることなのです。そのチャンスを奪うことは
優しさではありませし、愛情ではありません。

彼らが、自分達の努力でここまで出来たが、後数匹里親さんが決ま
らない子が残っているので、何とか協力してほしい等のスタンスで
したなら、私は、喜んで彼らに協力したと思います。


ここまで書いて、はたと、思いました。

私も現在、犬3匹+猫15匹の多頭飼い飼い主です。毎年の保護犬
保護猫の数は70匹〜80匹以上でしょう。
保護犬は100%里親さまに出すことは出来ますしが、保護猫20
%程は貰っていただけない子が家に残ります。

このような多頭飼いの私自身が、意識的に気をつけなければ、上記
のブリーダーさんのように、人生の最後、我が家の犬猫のことで、
人様にご迷惑をおかけすることになるかもしれません。

自分の力を過信しすぎないで、犬猫を抱え込み過ぎないように気を
つけていかなければと改めて思いました。

(反省、反省、、、。)

しかし、山には、今日も放浪犬が1匹います。これから、給餌に行
きます。

捨てられ何ヶ月も山を放浪した汚い犬です。幸いなことに、まだ人
を慕っています。しかし、捨てた飼い主を待っている様子がありあ
りとわかります。

なんともやるせないです。

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