趣味の自動車
TOYOTA TE51レビン

上の写真の車は昭和53年式TE51ブラックレビン(1000台限定発売の765番)。 ラリー用アルミホィール、シビエのハロゲンフォグランプ、ヘッドライトはシビエH4、TRDのマッドフラップ、アルミ製アンダーガード、KSツインカウンターを付けてあり、オーディオ用スピーカーは木製の箱で自作し、ドアにもスピーカーを埋め込みました。車の屋根に乗っているのはディンギーです(ウィンドコール)。場所は本栖湖。ヨットの技術がないうえ、湖特有の極端なウィンドシフトのために沈の連続で船を起こす訓練になりました。

写真のエンジンは、TE51レビンの2TGEUエンジン。2TGのエンジンヘッドはヤマハ製なので、ヤマハの刻印が入っていました。2TG系のエンジンは筋が良く、軽く吹き上がりました。当時は昭和53年排ガス規制のためどこのメーカーも苦労しており、その中では最もスポーツ性の高いエンジンでした。
昔の車のエンジンルームは広いですね。
エンジン設計もおおらかな時代で、シリンダーの肉厚がたっぷりとあるので、1600㏄のエンジンをボアアップして1800㏄になり、クランクシャフトを付け替えても1800㏄になりました(今は、一つ一つのエンジンの性能を追求しているので、こんなことはありませんが、当時は基本となるエンジンを一つ作って、それに何種類かの排気量のタイプを作る、といったことが普通だったので、2TGにもT型エンジンのパーツが色々と流用できたのです)。そして、ボアアップとストロークアップの両方を行うと、なんと、2000㏄になりました。HKSのターボを後から取り付けてターボエンジンにすることも可能でした。 マニュアル5速の2、3、4速を使ってエンジン回転を高めにキープするように運転すると、結構楽しめました(エンジン音が高まって迫力はあるのですが、いかんせん馬力が足らず、スピードが出ないので安全でした)。
当時は、53年排出ガス規制のために速い車は一掃されており、ロータリーを除けばスポーツ性(速いという意味ではありません)は一番でした。トヨタの2000㏄ 18RGエンジンは、馬力はあっても重い。日産の2000㏄ L型はSOHC。大体、スカイラインは高すぎて学生には手が出ません。
国内ラリーの世界では、27レビン、トレノに代わり、KP61スターレットや三菱ランサーが活躍していました(ランタボではありません)。27レビン、トレノの時代は、エンジンのチューンは当たり前、改造車で林道をバンバン、ドリフトし、冬のラリーでは、スパイクタイヤで道路を削って走っていました。私が自動車に乗り始めたころは、27の終焉期でした。27の多くはラリーカーか、暴走族に使われてしまい、ノーマルカーはほとんど無かったのではないでしょうか。
暴走族も全盛期で、ときどき見に行きました。
TE51には、アルミ製アンダーガード、TRD製マッドフラップとラリー用のKSツイントリップメーターを取り付け、ハンドルはナルディ、リアのショックアブソーバーをTRD低圧ガスに交換。ヘッドライトバルブをシビエのハロゲンのH4に、シビエのフォグランプ、バックランプを取り付け。スピーカー箱を自作したり、ドアにフロントスピーカーを取り付けたり、触媒を外したり・・・。触媒を外して直管にすると5馬力アップすると言われていたものです。触媒を外すと音がうるさくて気分だけは5馬力アップでした。車検のときは戻します。いろいろいじって遊んでいました。大学生で暇だけはあったので。
プレイドライブ誌の誌上ラリーにもよく行きました。雑誌で決められたコースを走ってきて、その区間距離を正確に測定しさえすれば上位入賞してステッカーをくれるだけなのクイズラリーです。
南アルプスのコースに行って、走っているうちに、深夜、山奥で老夫婦と娘さんが乗った車が溝にタイヤを落としているのを発見して、車を出してあげました。老夫婦が国民宿舎に行く予定だというので、それを目指して先導しているうちに道を間違えてしまい(面目ない)、集落で車を止めて迷っていたら、民宿のおじさんが出てきて、結局、その老夫婦らはそこに泊まることになり、私と現在医者をしている友人は、キノコずくしの夕食をごちそうになって帰ってきました。う~ん、何しに行ったんだろうか?民宿は確か青嵐荘といいました。あの何品も出たキノコ料理は美味しかった。
この車は10年以上乗ってから友人に譲り、その後友人の兄が、「古い車はおしゃれだ。」と言って引き取ったと聞いています。もしかしたら、今でも関西方面で走っているかもしれません。765番の限定ブラックレビンでした。
本当は、レビンの前に二台ありまして、北海道で転倒し応急修理で帰って来た三菱コルトのバンと、カローラ1200SLですが、写真も見つかりません。
NISSAN SKYLINE GTR

加速性能は抜群。走る、曲がる、止まる性能はぴか一。どんなコーナーでも曲がれる。最高の性能を持った車でした。狙ったところに車を持ってくることができる。たとえば、道の両側に電信柱が立っていて狭くなった部分で対向車と走りながらすれ違うとき、左サイドミラーを電信柱から5センチのところを通過させようとすると、そのとおりにできる。ドライバーの思ったとおりに運転できるというのはすばらしい。
箱根を走るときは、コーナーでは十分スピードを落として走りました。というのは、加速性能がいいのでコーナーで頑張る必要がない、コーナーはゆっくり安全に回って、回り終えたらアクセルをガーンと踏んでやれば、ドキューンと飛んで後続車を離していくのです。一番危ないコーナーで危険を冒す必要がありません。それに、タイヤが一本5万円もするので、偏磨耗させたくなかった。偏磨耗すると高速で危険になりますから。
一度、京都まで東名高速を使わないで往復してきました。時間もかかって運転は大変でしたが、車とシートの出来がいいせいか、10時間以上運転しても腰が痛くなることはありませんでした。ただ、走ってみて分かったのは、高速料金節約のために東名高速を使わなかったのですが、国道1号線には、そこら中にバイパスがあってそのたびに200円とか500円とか通行料を取られるため、実際は、それほど節約にならないという結果でした。当時、京都で修習していたAと会って泊めてもらいました。そのAは、裁判官になり、後日、ある事件報道のテレビで見つけて、びっくりしました。
帰りは夕方5時に京都を出て、夜通し走り、翌朝5時ころ、夜明け前の西湘バイパスを東に向かって走ったのを覚えています。あのころは元気がありました。
復活されたGTRの人気は高かったので、どこのガソリンスタンドに行っても、アルバイトの兄ちゃんが親切にしてくれました。みんな車好きなんですね。
エンジンがデリケートで、質の悪いハイオクを入れると、トップパワーがちょっと落ちることが実感できました。ガソリンスタンドの善し悪しが分かるエンジンでした。
運転席にいる限り、極めて大きな安心感を与えてくれる車でした。よく、助手席に乗せた友人から、「危ない。そんなにスピードを出さなくてもいい。」「あっ。」とか言われることがあって、なぜ、そんなに怖がるのか理解できなかったのですが、一度、友人に運転させて助手席に座ってみたら、怖いのなんの。「あっ、絶対に次のコーナーで曲がり切れない。ぶつかる。」と感じるのですが、実際にコーナーに行くと、何事も無く曲がってしまう。「これでは絶対に交差点で止まれない。」と感じるのですが、別に急ブレーキをかけるでもなく止まってしまう。運転していると、車の性能をすぐに把握できて不安は無いのですが、助手席に座ると普通の車の感覚でいるので大きなスリルを感じるようです。
そういう経験をしてきたものだから、弁護士になってから、GTRで事故を起こした事件を聞くと非常に残念です。この車は走る性能だけでなく、曲がる性能も止まる性能も抜群なので、こんないい車で事故を起こすということは、とてつもなくひどい運転をしていたということになるからです。
昔、ナナハン(ホンダCB750)が初めて販売されたときは買手を選んだとも聞きますが、こういう性能のいい車については誰にでも売ってはいけないと思います。速いからとばす、というだけのバカなあんちゃんに売って無謀運転をさせてはいけないと思います。
欠点は、燃費が悪いこと。リッター6㎞位、アクセルを開けると4㎞位。速い車としては普通かもしれつせんが、薄給の身としては大変でした。当時は1リッター135円くらいしていたこともあって、一度走りに行くと1万円かかるので、このころから、ガソリンはクレジットカードで入れるようになりました。そうしないと通行料が払えないんですね。
1年半しか乗っていませんでしたが、強烈な印象を持ついい車でした。
SUBARU レガシー

伊豆スカイラインの丹那エリアです。 3代目レガシー。ブライトンという2リッターノーマルアスピレーションのおとなしいレガシーです。レガシーの4駆は本当に良くできていて、雨の高速道路と雪道での安定性は抜群でした。水平対向エンジンによる低重心も効果あるものでした。実用的な意味では、これほど速い自動車は無いのではないでしょうか。乾燥した高速道路ならベンツやポルシェの方が速いに決まっていますが、どんな天候でも安定して速いのはレガシーでしょう。たとえば、「大阪まで6時間で行かなければならない」という使い方をするときに、どんな天候条件、路面条件でも、必ず行けると信頼できるのはレガシーです。低重心、シンメトリー4WDの効果は素晴らしいものです。
ただし、レガシーの安定性は、アクセルを踏んでいるときだけで、一旦、ブレーキをかけたときの不安定さは普通の車と大差ありません。この落差が激しいので、交通事故も多いだろうなと想像がつきます。
また、2リッターノンターボは、燃費も良かったです。とても、四輪駆動とは思えない高燃費でした。欠点は、4気筒で振動が多い、エンジン音が少々うるさい。乗り心地がいいとは言えない。後席のレッグスペースが狭い。
レガシー自体は好きなのですが、4代目は買えませんでした。色々な試乗記をみると、シートが悪く、後席が狭いと言われていました。それではファミリーカーになりません。レガシーの走行性能に感動するのは雨の高速道路と雪道を走ったときだけですが(私の場合、年に数えるほど)、シートは毎日座るのです。シートが悪い車は毎日乗るたびに不満を感じるわけです。後席が狭ければ家族から大きな不満が出ます。家族から不満が出ると、父親の立場が悪くなります。スバルの開発者には、こういう感覚が無いのでしょう。技術優位の会社にありがちなことです。レガシーは、スカイラインの様に、スポーツ性とファミリーセダン性との微妙なバランスをとった車であってほしいと思います。本当に、あの性能は欲しいけど、シートが悪くては乗れません。シートが悪い車はグランドツーリングと言えないでしょう。スバルも、こういう点をもう少し気をつけて作ってくれるといいのですが。
たとえば、ツーリングワゴンは、若者向け、2人乗車向けに作っておいて、アウトバックは、家族向けにシート形状やシート配置を変えて居住性良く作ることもできるのではないでしょうか。そうすると、実質的に2種類の車になって、もっと幅広い支持を得られるかもしれません。
いろいろと文句を言ってますが、シートと後席の居住性さえ良くなれば、また、乗りたい車です。特にポルシェと同じボクサーの6気筒モデルは魅力です。
HONDA ステップワゴン(RF3)

屋根の上に乗っているのは、ハンググライダーです。場所は、丹那酪農王国(オラッチェ)。
いいところ、人がたくさん乗れる。車としての基本性能に優れている。さすがホンダと思わせる、ワンボックスの割に走行安定性が高いところ。第三京浜を時速70~80㎞で走行中、突然、目の前に割り込まれて、本気の急ハンドルで回避したことがありますが、極めて安定していました。回転対座シートとテーブル。明るい室内。丈夫なキャリアが付く。大きいわりにいい燃費。上のレガシーと同じくらいでした。2トンの車重を考えるといい燃費です。
この回転対座シートは、最近、はやりませんが、とてもいいものです。実際に、シートを回転させて対面式にして使ったことは、乗っていた5年間のうちに5、6回しかないので、無駄といえば無駄です。しかし、対面式にしたときの満足感は、普段、使わない無駄を補って余りあります。レストランモードにして、小さなテーブルを囲んで、子供たちと食事していると、本当に楽しいものです。一年に一回しか使わなくても、その一回使ったときの楽しさで元がとれるものです。
悪いところ。シートが座るために出来ていない(フラットにして寝るためにつくられている)。2列目、3列目シートの高さが低い。乗り心地が良くない。運転が退屈。バスの運転手になる覚悟が必要なところ。
リセールに不利な赤色にしたのは、将来、子供たちが大きくなっても、真っ赤で大きなステップワゴンで色々な場所に行ったことだけは覚えているだろうと期待してのことです。やっぱり、下取り価格を気にするよりは、乗って楽しい方がいい。外装が赤で、内装が黄色で、熊のプーさんのシートカバーを作っていましたから、子供にはとっても楽しい車だったはずです。
5年間乗って、シートよりも子供たちが大きくなり、私も運転が疲れるので売却しました。小さかった子供たちを乗せて楽しい思い出を作ってくれた車ですので、売るときには寂しい気持ちがしました。小学校までの子供のいる家庭には、最適な車(最高に楽しい)車です。
ステップワゴンに乗ってから、およそスピードを出さなくなりました。この車自体はきちんと加速もするのですが、背が高いのでカープではスピードを落とさなくてはなりません。そうすると、直線だけスピードを出しても仕方ないので、そのうち、直線部分でもスピードを出さなくなりました。高速道路でも、それまでは一番右側の車線ばかりを走っていたのに、大体、一番左の第一通行帯を通るようになりました。他の車に抜かれるのも、まったく平気になりました。せっかく買ったレーダーもほとんど必要なくなりました。こういう走り方の癖は、車を変えても変わらず、今でもゆっくり走っています。
TOYOTA アベンシス2・4LI

アベンシスは、トヨタがイギリスの工場で製造した輸入車。ヨーロッパ戦略車です。トヨタの世界戦略車といえば、ヴィッツ、カローラですが、その上のクラスの車です。ベンツのCクラス、BMWなら3シリーズ、アウディならA4、フォルクスワーゲンならパサーとなどと、競合します。イギリスだと440万くらいする結構高い車ですが、日本ではずっと安く入手できます。
車の性格は、ドイツ車と日本車の中間。日本車と比べると非常にドイツ車的に硬いのですが、ドイツ車ほど硬くはない。ヨーロッパで売るために設計された車で、実際、ヨーロッパ人に受け入れられて大ヒットした車ですから、非常に優秀ないい車です。しかし、日本では売れません。その理由は、ドイツ車好きな人は、「ドイツ車の真似、とか、ドイツ車より軟弱だ。」と批判し(ドイツ車好きはトヨタを誉めない)、日本車に慣れた人からは、「固すぎる。」と批判されてしまいました。
しかし、ドイツ車の様に質実剛健で、しかも、(トヨタだから)壊れないという、素晴らしい車です。ドイツ車も、そんなに壊れたりしませんが、たまたま壊れる車に当たってしまうと、修理代30万、とか50万とか、とんでもないことになってしまいます。トヨタならそんなことはありません。
いいところは、静か。4気筒ですがバランサー付きなので振動が少ない。室内の遮音レベルが非常に高い。エンジン音は気になりませんが、その分、タイヤの音が目立ってしまいます。スムーズなオートマ。変速ショックは非常に少ない。ドアの閉まる音がいい。高級車の音がします。特にフロントドアは力を一切入れなくても閉まります。突出した性能の部分がないけれども、その代わり、走るための全ての機能が非常に高水準。長距離を走っても全く疲れないシートの良さ。燃費は、10~12㎞。ドイツ車よりはいいけど、日本車の平均よりは良くない。微妙な数字ですね。
アベンシスは、平成20年に販売が中止されました。国内では販売不振でしたから、新型車はヨーロッパで発表されましたが、日本には輸入しないようです。ヨーロッパ基準のいい車なのですが、「エンジンがいい」とか「走りがいい」とかいうような、目立つ点がないので、乗った人にしか分からない良さでは、地味すぎて売れなかったようです。でも、乗っている人は絶賛している人が多いようです。
なお、屋根の上のキャリアは、スーリーのエアロチューブです。ハンググライダーを積むためにはキャリアは必需品です。エアロは、普通の角形に比べると少し風切り音が低くなりますし、アルミの灰色が自動車のカラーと似合います。
OPEL ヴィータ
2000年式オペル ヴィータです。6年間、25000㎞乗りました。非常に頑丈なボディ、4つのエアバッグ、後席にも3つのヘッドレストなど、このサイズでは一番安全性の高い車です。時速70~80㎞を超えると安定性が増すところなど、やはり欧州の小型車と感じさせます。普通の自動車を単に小さくしたようで、特に何の変哲もない、真面目に車を作るとこうなるのかな、という自動車でした。本当に、普通の車でした。特筆する故障もなく、故障しても、日本車よりも少し高い程度で、外車の中では一番修理費用が安くすみます。子供たちを安全に運んでくれた、いい車でした。中古車市場では、全く人気がないのですが、安全性が高いいい車です。オペルは日本から撤退しましたが、ヤナセ グローバルモータースがアフターを続けていますので、心配ありません。多少の欠点を承知のうえで、この分厚い鉄板で出来た欧州小型車に乗ってみるのは悪くない選択です。このクラスの日本製の車だとペラペラ鉄板という印象ですが、全く違う乗り物です。
欠点は、燃費が悪いこと。町乗りのみで8㎞。重くて安全なボディの対価と考えれば仕方ないところです。そして、エアコンが効かないこと。小さなフロントにエンジンや前輪駆動などを詰め込んでいるので小さなエアコンしか積めず、「無いよりまし」という程度しか効きません。真夏は、ちょっと暑いです。ハンドルは重かったのですが、タイヤをコンチネンタルからブリヂストンに換えたら、格段に軽くなりました。やはり、日本の道には、日本のタイヤです(別のところでは、ミシュランのスタッドレスがいいと言ってますが、それは例外)。
この車は、中古車市場では、非常に低価格で売られていますが、欧州の小型車を味わうことができるし、安全性は極めて高く、お買い得だと思います。中古車を買うときの注意は、タイミングベルトです。日本車だと10万キロくらい平気で走りますが、オペルのタイミングベルトは、5万キロくらいで寿命が来ます。オペルの弱点です。ベルトが交換された記録を確認して下さい。なお、ヴィータの場合は、タイミングベルト交換で、ヤナセでも6~7万円程度の費用だと思います。外車の修理費用としては、非常に低廉です。
MITSUBISHI コルト

これは、昭和51年7月、大学1年生のときに、高校時代の仲間3人と北海道旅行に行ったときの写真です。叔母の自動車を借り受けて、免許取り立ての4人で10日間のドライブに行きました。排気量1000㏄、4速コラムシフト、クーラー無し(当時としては、普通です。このころ、カークーラーが普及し始めました。サンデンのロータリーカークーラーは相当売れました)、カーオーディオはなく中波ラジオのみ。カーナビなど当時の世の中に存在しておりません。そもそも朝4時に出発しようと言っていたのに寝坊して、ラッシュ時に東京を通過し、東北自動車道は仙台までしかないので、後は国道4号線を走る、走る。クーラー無しで渋滞は暑かった。一日中走り通して、日が変わり、深夜というか早朝に青函フェリーに乗り込み函館へ到着。その後、洞爺湖、札幌、大雪山、キャンプしながら、色々と周りました。友人が覆面パトカーを追い越して捕まったりもしましたが、若かったので、とにかくおもしろかった。コルトもよく走りました。ちょっと、理由があって、この旅行の後、廃車となりました。
TOYOTA クラウン ステーションワゴン

実は、GTRの次に乗ったのがこのクラウン ステーションワゴン 2・5 ロイヤルサルーンです。ちょっと車の差がありすぎでしょうか。ラダーフレームの付いた最後のモデルです。7年間乗りましたが、機械系の故障は皆無で、非常に丈夫で信頼性の高い車でした。2リッター ターボ モデルもありましたが、ノンターボエンジンの方が好みなので、2・5リッターを選択しました。とにかく静かな六気筒エンジンで、ゆったりと走れます。
クラウンの伝統で、パワーステアリングが非常に軽いため、ほとんどの道路は、親指一本をハンドルの下にひっかけておくだけで走ることが出来ました。よく、ハンドルを持つ手の位置として、「10時10分」とか、「9時15分」とか言いますが、この当時のクラウンの場合は、「6時30分」ですね。シートも大きくて、座り心地が良く、同乗者にも好評でした。車格の割に、車巾が狭いので、全長は長くても、取り回しの良い走りやすい車でした。
欠点は、コーナリング性能が低いこと。コーナーを速く走ることは出来ません。高級車でコーナーも速く走りたかったら、ベンツを買えばいいのです。しかし、生真面目なドイツ車で、ハンドルをしっかり両手で握って運転させられるのがいいと思う人もいれば、親指一本でゆったりと運転することを好む人もいるのです。コーナリングは悪いけれど、あの独特の、ふわふわした乗り心地は、とても素敵なものです。実は、今でも、非常に気にいっている車なのです。
こういう車を自動車評論家が評すると、ひどい評価しかしません。彼らは、自動車というものを、エンジン性能は高ければ高いほどいい、サスペンションは安定して高速コーナリングできるほどいい、ブレーキは良く効くほどいい、というように、いわばスポーツカーをみる目でしか評価することが出来ないのです。スポーツカーを評価する物差しで、全ての車を評価しようとするからダメなのです。おまけに、自動車評論家は、日本車と外車を評価するときに基準が違います。たとえば、同じ乗り心地の車があったとして、ドイツ車だと、「しっかりしている」、日本車だと、「固すぎる」という評価になります。ドイツ車が一番いいと頭の奥底に刷り込まれているのです。今、一番信用できるのは、インターネット上でのユーザーの自動車情報です。間違っている記述や、意図的な宣伝、意図的な悪評もありますが、たくさん読むと、共通のものが見えてきます。少なくとも自動車雑誌情報よりは役に立ちます。
BOSCH SL-6C バッテリー

平成21年8月、つい一時間前まで快調に走っていた車に乗り込み、エンジンをかけようとセルモーターを回すと、「カチッ、カチッ、」と音がするだけで、セルモーターが回りません。アベンシスが日本に輸入された時期から逆算すると、古いバッテリーは3年半使用されていたことになります。しかも、半年ほど前からバッテリーが弱ってきたことが感じられていました。ということで、これはバッテリーの寿命であると直ちに判断されました。
昔は、バッテリーが弱ってきたら、充電して、またしばらく使い、弱るとまた充電して、しばらく使い、ということをしているうちに、新しいバッテリーを買うなんてことが可能でした。しかし、最近の車は、電装品が多くて大量の電気を使ううえに、バッテリーの性能が良くて、ダメになる直前まで一定の性能を発揮するので、ダメになるタイミングがつかめません。ヴィータのときは、ちょっと、弱ってきたかなと感じ始めてから三カ月で動かなくなり、アベンシスは半年でしたから、弱ったと感じ始めてから3~6カ月でダメになるというところでしょうか。
そこで、新バッテリーを緊急に買う必要が出てきました。ところが、アベンシスはイギリス工場製のため、輸入車用バッテリーを使用します。すると、オートバックスの様な量販店では在庫を置いていません。取り寄せるにしても、世間はお盆休みなので、問屋や工場がお休みです。頼みの綱のディーラー(ネッツ店)も、休みに入ってしまいました。ガーン、非常にまずい状態です。せめて、もう2、3日早くダメになっていてくれたら・・・、といつまでも考えていても仕方ないので、直ちに、インターネットで、輸入車用バッテリーを扱っている販売会社の検索です。
すると、岐阜県に一つ、まだ翌日まで営業している店を発見しました。輸入車用バッテリーの適合表も載っていて、即日発送、翌日配達を約束しています。結局、この店に注文し、二日後には回復しました。このとき購入したバッテリーが、写真のものです。