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それは今から20年近く前の話、小生は出張で中南米のエクアドルという国の首都、キトーに滞在し、ホテルのバーで飲んでいた。 ふと隣にはうら若き女性が・・・・・ そこで話をはじめるとアメリカから来たセールスウーマンだそうで、当地の情報交換やら色々と話がはずんだが、その中で印象に残ったのは、今アメリカで人種差別というのが問題となっているが、真の差別は性の差別なんだ、ということ。 当時日本では男女同権とはいえ、差別は空気のように誰も意識しないところで当たり前のようにまかり通っていた。 このような女性が一人で中南米に出張に来て頑張っているのに、いたく感動したのを覚えている。 それから数年が過ぎ、1985年の秋に小生はアメリカ、ニュージャージー州にある日本の会社の現地法人責任者になっていた。 セールスマネージャーとして採用したのは28才位とおぼしき女性。 募集の履歴書には人種・年令・性別を記入する欄がなく、東京本社に報告して決裁を受けるのが大変だった。 いずれ日本もこんな履歴書フォームがあたりまえの時代が来るだろう。 ちなみにこのセールスウーマンは20Kg以上ある製品を一人で運ぶし、何事にも女性だからという甘えはない。 これが平等なアメリカ社会なんだなと納得した。 もしかしたら小生が女性のセールスマネージャーを採用したのはエクアドルでの一件が影響しているのかもしれない。
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