横浜市国際学生会館 Yokohama International Student House

 2003年度事業から

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 会館主催事業の報告です。


 年忘れパーティ(2003.12.26)

 留学生のための就職ゼミナール(2003.12.11)

 鎌倉散策と坐禅体験(2003.11.29)

 さつま芋掘りとオリエンテーリングinマザー牧場(2003.11.1)

 日本語チューター紹介事業<説明会&交流会>(2003.10.26)

 潮田西部地区体育大会(2003.10.12)

 日本語指導法集中講座(2003.9.20、27)

 留学生による語学講座(後期)(2003.9.3〜11.21)

 潮田西部地区盆踊り大会(2003.7.26,27)

 留学生による文化講座「テランガ!セネガルのクック&トーク」(2003.7.5)

 潮田神社祭礼に参加(2003.6.8)

 講師のためのゼミナール(2003.4.22)

 ふれあい感謝祭(2003.4.20)

 「熟年ダンディズムの会」との共催講座(2003.4.16)


 年忘れパーティ(2003.12.26)

 入居者と事務室の共同行事として「年忘れパーティ」を開催しました。これまでの交流イベントの参加者や留学生の友人など入居者以外の参加も多く、総勢100名もの大きなパーティとなりました。
 おでん・ピザ・寿司などの定番料理に加え、参加者の注目をひときわ集めたのが手作りのデコレーションケーキです。会館の日本人学生が留学生と一緒に作り上げたもので、家庭ではなかなかお目にかかれない7号サイズ(直径21cm)の大きなケーキが6台も登場しました。生クリームをチョコレートや抹茶で味付けし、色鮮やかにフルーツをトッピング。見た目も味も、市販されている物と遜色ない出来栄えでした。
 また、ビンゴゲームでは一年間貯めに貯めた景品を大放出しました。会館に住む二人の子どもには特別な景品が用意され、二日遅れのクリスマスプレゼントに、とってもかわいい笑顔を見せてくれました。ほかの参加者もほぼ全員が景品を手にし、「年忘れ」にふさわしい、にぎやかなパーティとなりました。

 

 留学生のための就職ゼミナール(2003.12.11)

 留学生等外国人に職業の紹介やアドバイス等を行っている「東京外国人雇用サービスセンター」から講師を迎え、留学生の就職活動についての講座を行いました。日本での就職を希望する留学生が増える一方で、求人は30%減。また、就職に必要な在留資格の許可率も数年前の98%から86%へと下降しており、就職は厳しい状況にあります。
 小林講師からは「日本人学生同様、3年生の秋頃に就職活動に入ることが成功の秘訣です。日本で働く目的など明確な自己分析を行い、大企業志向にとらわれずに企業研究を行うこと。また、雇用サービスセンターのガイダンスなどを有効に活用してください。」と、心強い言葉をいただきました。
 さらに、内定を得た留学生と、現在日本で働く留学生OBの体験談もありました。内定者の話では、エントリーから内定までの流れを具体的に紹介するとともに、就職活動に出遅れても焦らないようにとのエールが送られました。外資系企業で働く留学生OBからは、「履歴書を作るにも、留学生だからと甘えないで完璧を目指して」「資格は持っていることよりも、取得した動機やプロセスを大切に」、「常に質問事項を想定して」などの熱いアドバイスがありました。
 約40人の参加者からは質問が相次ぎ、終了後も会場は熱気にあふれていました。


 鎌倉散策と坐禅体験(2003.11.29)

 留学生と日本人学生の交流会を、小雨の降る古都鎌倉で行いました。勉学にアルバイトにと時間に追われた生活を送っている参加者たちは、日常をほんのひと時忘れて、鎌倉五山の一つである北鎌倉の浄智寺で坐禅体験をしました。浄智寺の朝比奈住職は、外国人や学生の相手にも慣れていて、厳しくなりすぎず分かりやすく指導してくださいました。
 留学生と日本人学生は向かい合って座り、住職が叩くご鈴と拍子木を合図に20分間の坐禅が始まりました。希望者は警策で喝を入れていただき、音の割には痛くなかったとか楽しそうに感想を言い合っていました。その後は、住職を交えて美味しいお弁当とお茶をいただきました。来日したばかりの留学生には英語の得意な日本人学生が通訳しながら、予定の時間を超過するぐらい学生達の話は盛り上がっていました。
 坐禅をしたお部屋は今では珍しくなった茅葺屋根の日本家屋の中にあり、そこから見える雨にけむった紅葉や可憐な花々を眺めながら、参加者たちはゆったりとした時の流れと季節の移ろいを感じていたようでした。


 さつま芋掘りとオリエンテーリングinマザー牧場(2003.11.1)

 留学生と市民との日帰り交流会を、千葉県のマザー牧場で行いました。朝から急に降り出した雨で天気は不安定でしたが、31人の参加者は元気にバスに乗り込み出発しました。途中の東京湾アクアライン海ほたるでは、海の広さに開放的な気分になりました。
 マザー牧場では、まずオリエンテーリングを行いました。事前交流会で既に決められていた各班に分かれ、地図とチームワークだけを頼りにスタート。初めて挑戦する留学生も、雨の中最後まで頑張りました。オリエンテーリングでお腹がすいたあとは、名物ジンギスカン鍋に舌鼓を打ちました。
 午後は青空も見え始めたなかでのさつま芋掘り。畑から一つ残らず掘り起こそうと、皆童心に返って制限時間ぎりぎりまで粘り、いいお土産となりました。
 また、牛の乳搾りにも挑戦しました。皆初めての経験でおそるおそるでしたが、お乳が出てきたときの嬉しそうな顔が今でも思い出されます。
 参加者同士の交流が活発に行われた、楽しい一日となりました。 


靴カバーをつけてイザ!いも掘りへ

 日本語チューター紹介事業<説明会&交流会>(2003.10.26)

 10月26日(日)当会館の日本語チューター制度に登録している市民チューターと留学生を招いて、チュータープログラムの説明会並びに交流会を開催しました。高齢のチューターさんに配慮して今回は立食形式を改め、4つのテーブルに分かれて着席してもらいました。お茶を飲みながらの交流タイムは和気あいあいとした雰囲気で、話が大いに盛り上がりました。途中3回席替えをしたので、留学生はチューター全員と話をすることができて好評でした。 

 潮田西部地区体育大会(2003.10.12)

 10月12日(日)潮田西部地区連合主催による運動会が開催され、地元町会の一員として学生会館からも多くの留学生が参加しました。
  初めて経験した日本の運動会にルールが解らず戸惑うこともありましたが、若さと体力に物を言わせて大活躍。たくさんの賞品をゲットしました。
普段、体を動かす機会の少ない留学生にとっていい汗をかくよい機会となったと同時に、地元町会の人たちと一緒になって応援したり競技に参加することにより、交流を深めることができた一日でした。

 

 日本語指導法集中講座(2003.9.20、27)

  9月20・27日の2週にわたり、日本語チュ―タ―登録者を対象に「日本語指導法講座」を実施しました。会話を中心とした日本語の手ほどきから論文の指導、さらには古典文学の現代訳など留学生からの要望は幅が広がってきています。今回は、経験者のブラッシュアップを中心にカリキュラムを組み、グループ活動などを通して多様化した要望にどう対応していくかなどについても体験的に学ぶことができました。 


 留学生による語学講座(後期)(2003.9.3〜11.21)

 94年の学生会館設立時に留学生の発案によりスタートした語学講座も、20回目を迎えました。これまでに25言語、2,000人を超える市民の皆さんが受講しています。講座は15名の少人数授業。しかも留学生と直に話ができるとあって人気は高く、6倍近い応募になることもあります。
 今年度後期は9月に中国語2講座、韓国語2講座のほか、アラビア語、スペイン語を開講しました。会館の講座は単に語学の習得が目的ではなく、留学生との交流を大切にしているので、講師は母国の音楽をかけたり、写真や映像を見せたり、授業にも工夫を凝らしています。10月にクラスごとに行なった交流会では、受講生が講師の手ほどきを受けながら母国料理に挑戦する姿も見られました。留学生も市民も意欲的で、11月末に全12回の講座が終了する頃にはすっかり意気投合し、自主的にレッスンの継続を決めるケースが目立ちました。 


文化紹介も行いながら

 潮田西部地区盆踊り大会〜杏仁豆腐の屋台を出店(2003.7.26,27)

 日本の夏の風物詩、盆踊り大会。盆踊りといえば、にぎやかな屋台がつきものです。潮田西部地区盆踊り大会にも、毎年留学生が浴衣を着て参加しています。
 今年は7月26日、27日の2日間行われましたが、学生会館は屋台の出店に挑戦しました。商品は、留学生手作りの「杏仁豆腐」です。本番一週間前に行った試作では、在館者の舌で味を確認し意見を出し合いました。「甘い」「味が薄い」「彩りが悪い」など辛口の意見も飛び出しましたが、試行錯誤を繰り返した結果、自信をもって当日を迎えました。
 初日の販売開始後30分ぐらいは出足が悪く不安になりましたが、途中から堰を切ったように売れ出し、翌日の予約まで入ったほどの人気になりました。2日目は評判を聞きつけてか準備中から列ができるほど盛況で、なかには家から持ち帰り用の容器を持参して5人分、10人分と購入していく人もいました。「今まで食べたことがない味」 「本当においしい」 「作り方を教えて」などの評判をいただき、杏仁豆腐を通じて地域の方々とのコミュニケーションが深まりました。地域との交流の輪が広がるのを肌で感じることができた2日間となりました。 


浴衣姿が雰囲気をもりあげました

 留学生による文化講座「テランガ!セネガルのクック&トーク」(2003.7.5)

 留学生が講師となって母国を紹介する前期文化講座は7月に7講座を開講しました。今回初めて料理と講義を1日で行うのが、メキシコとセネガルの2講座でした。
 セネガルの講座は、料理の時間から始まりました。ファタヤ(ツナなどの具を包んで焼くパフ)とマフエ(ご飯にマトンと野菜のシチューをかけたもの)を作って食べました。のんびりと作るセネガル流に対して、大急ぎの進行を強いられ、講師にとってはカルチャーショック。とはいえ「手の平で切る、セネガル流(?)玉ねぎのみじん切り」もあり、マジックのようで受講生に大受けでした。マトンが苦手な人にも美味しいと好評のうちに午前の部は終了しました。
 午後は民族衣装を飾った研修室に場所を移し、講師も民族衣装に着替えて始まりました。受講生は大学へもキチンとした服装で通学するおしゃれなセネガル人の日常生活に驚き、アフリカとフランスなどの西洋文化の混在する文化を持つ国に魅せられていきました。最後は展示された衣装を試着しダンス講習会で締めくくり、もてなしを意味する「テランガ」という言葉を実感した1日でした。


講師のパフォーマンスも飛び出して

 潮田神社祭礼に参加(2003.6.8)

 学生会館の地元、潮田神社の祭礼は横浜でも有数の規模を誇ります。沿道に屋台が立ち並び大勢の見物客が見守る中を、約30基の町御輿が練り歩くのです。今年もその祭礼パレードに、会館の留学生たち26人が参加しました。
 お揃いのはっぴを着て帯を締め足袋を履いて、皆ヤル気まんまん。掛け声を掛けながら重たいお御輿を交互に担ぎました。小さな子どものいる2家族は、子ども用の山車を引いて歩きました。入梅前の強い日差しの照りつける日でしたが、差し入れのジュースやかき氷、アイスクリームで喉を潤しながら、全員元気に歩き通しました。お御輿が宮入した後は、いよいよお待ちかねの振る舞い酒。中には興に乗って、升酒を飲み干すものまで出て…。
 留学生同士の絆が深まると同時に、町内の方々との交流の輪も広がった楽しい一日でした。


はっぴ姿が決まっています

 講師のためのゼミナール(2003.4.22) 

 会館で行う各種講座の留学生講師希望者向けに、講座全体では初めて行った研修です。市の国際理解教室担当のダニエル・ウッズ氏を講師に迎え、実際に教える場合のヒントなどを具体的に話していただきました。ゲストには、経験豊かな留学生講師であるスリランカのトゥシャリ・グナラットナさんにモデル授業をしていただきました。いろいろなグッズを準備して、視覚的に授業を進めていくやり方は、参考になったようです。当日は、8か国18人が熱心に講師やゲストを質問攻めにして、予定時間をオーバーしてもなかなか終わらない状態でした。
 会館の文化・出前・語学などや、講師依頼をしてきた所の各種講座で活躍してくれそうで、これからが楽しみです。


スリランカの制服を着てみましょう!

 ふれあい感謝祭(2003.4.20) 

  子どもの日が待ち遠しい日に、かしわ餅作り体験を中心に実施しました。潮田交流プラザ(学生会館、潮田地域ケアプラザ、潮田地区センターの総称)各施設と地域の理解が深まるようにと、企画から実施までそれぞれの代表が集まって準備をすすめました。
 一緒にかしわ餅を作ったり、その後の交流会に参加したりと、留学生にとっても楽しいふれあいが生まれた一日でした。
 「つきたてのお餅ってあたたかくてやわらかい!」。最初、お母さん方や職員に手伝ってもらっていた子どもたちや留学生たちも、かしわ餅作りが次第に上手になりました。2時間で作ったかしわ餅は500個あまり。周囲はかしわの葉のいい香りに包まれました。


留学生が葉を巻いて完成!

 熟年ダンディズムの会」との共催講座(2003.4.16)

 この会は、戸塚区生涯学習講座から始まり、自主講座を運営するようになって3年目。熟年の男性を中心に女性も含め会員数53名の、"熟年人生をダンディに過ごすこと"を目指している、アクティブな方々の集まりです。当日は、戸塚地区センターにて、アジュデル テオドルさんが、母国「モルドヴァ共和国の文化と歴史」について、自作のパソコン映像を駆使して、ヴィジュアルに母国の紹介をしていきました。モルドヴァ出身者は首都圏にも3-4人しかいないそうです。有史以前からの歴史を持つ東欧の国の紹介が進むにつれ、会場では一気に関心が高まっていくのが感じられました。終了後に総会を控え、時間もなかったのですが質問が相次ぎ、講師も嬉しい悲鳴で、母国へのツアーを企画しないといけないかと思ったほどでした。
 このような形で、母国の紹介が出来るチャンスをいただき、キャンパスでは出会えないような方々と直接交流できるのは、講師にとっても大変嬉しいことです。運営委員の久保田さんには大変お世話になりました。


熱心な質問に答えて



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