私の授業日誌
楽器作りの合同ホームルームから

10月7日

高等部普通科では週に1回「合同HR」という時間があり、普通科全体でのHRをやります。(HR=ホームルームです。)

今年度は私が担当していて、2学期は生徒と相談の上楽器づくりをしようということになりました。

2学期の最初は特別に「プール」だったのですが、生徒と相談して「水中運動会」なるものをやりました。

まず、プールのなかでやる水中綱引き、これは腰が浮いて通常の作戦が通用せずおもしろかったです。ロープはもちろん通常の綱引きのものではなく、体育科でもっていたタイガーロープという赤と黄色のビニール製のものです。

そのあと、水中水入れ競争というのをやりました。
これは、赤白二人の先生がばけつを頭にもってたっていてそれに紙コップで水を入れてたくさんはいったほうが勝ちというものです。バケツをもつ方はとても大変です。
おもいし、息ができない・・・
こちらの方はあるレクリエーション指導者の方に教えていただいたものです。

そのあとの日にやった楽器づくり第一段は、ある本にのっていたもので、ハンガーにゴムバンドをかけてスズランテープのひもでぶんまわすというものです。これは「ぶーん、ぶーん」という不思議な音がしました。

明日の楽器づくり第2段は、昨日生徒と予備実験をした紙コップの後ろに穴をあけて糸をとおし、なかでようじなどでとめ、その糸をぬれたハンカチでこするというものをやることにしました。これも妙なおとがします。
昨日は小さな段ボール箱に同様に凧糸をつけてやってみました。
どちらもややキタナイものを連想させる音でした。

明日はできれば大きな段ボールにロープをつけて、なかに人がはいり、ならしてみようと思います。

これらのアイデアは理科の先生がもっていた教材づくりの本にありました。


10月8日

生徒たちは数日前の打合せにしたがって、あきかんや紙コップ、割りばしなどをもって
きてくれていました。

作業は音楽室でおこないました。技術室や美術室は狭くて普通科全体とその担任がはい
ることができないからです。

はじめに、用意するものを相談させて、分担してとりにいくことにしました。
空き缶を加工する電動ドリル(これはペットボトルにもつかえました)
鍋のふた
床に敷く古新聞紙
などです。

空き缶班、ペットボトル班、鍋の蓋班、コップ班にわかれて作業しました。
教員に手伝ってもらいながら電動工具や、きりなどの道具であなをあけたり、かなのこ
でペットボトルを切ったりしていました。

しばらくすると「ぶおー」というおとが響いてきました。

朝、書きましたがこの楽器は、紙コップであればまず、その底に小さな糸をとおすあな
をあけてこれに糸を通し、コップの中側の糸に結び目をつけたり、割り箸を小さく折っ
たものをゆわいつけてコップの底の外の糸を引っ張っても抜けないようにします。

紙コップを左手でもって右手で糸をぬれたハンカチでつまんでこすります。

こすると鳴るのです。

空き缶のはたこ糸を使いました。

私はみんなが作業しているときに音楽室を抜け出してパソコンの入っていた大きな段ボ
ールの箱をもってきてそれにロープをつけて濡れぞうきんでこすってみることをしまし
た。
箱のなかには生徒にはいってもらっておもしになってもらいました。

おおきな音がでましたよ。

最後にそれぞれの班で発表をしてもらい終わりました。
たこ糸をつけた空き缶がいい音を出していました。

朝書きましたようにこの「楽器」は同僚のもっているある理科教材の本に紹介されてあ
ったものです。
本は今手元にありませんので、後日紹介します。

10月22日

紙コップの底に穴をあけて、そこにたこ糸を通し中で紐を結ぶなどして、外からひっ
ぱってもぬけないようにします。

両手でコップと糸をもって、糸のほうをぬれた布でこすると音がでる、というのを作っ
てきました。

合同ホームルームのある、先週の木曜日は私が進路の関係で出張でしたので、他の先生
に担当を頼みました。

朝日新聞の17日の夕刊に、絹糸と紙コップの楽器の紹介が写真入りででていました。
私たちのつくっていたものに、外見がにていましたので興味をもち、類似のものをつ
くってみようという企画になりました。

今朝ふと思って、その新聞記事にでている楽器創作者で演奏者である水嶋一江さんの名
前をgooで検索しました。すると楽器の作り方まで紹介されているホームページがで
てきました。

楽器の名称はストリングラフィです。

http://www02.so-net.ne.jp/~steve/

演奏を少しきくこともできます。

11月4日


先日朝日新聞の記事に、紙コップと絹糸でつくった「ストリングラフィ」というものを制作し演奏している水嶋一江さんという方が紹介されていました。

私たちの試作している楽器もたまたま紙コップと糸を使っていましたので、興味がわきました。

先日書きましたように、検索エンジンgooでしらべると水嶋さんのホームページがあり活動などが紹介されていました。

そこで、思い切ってメールを出しました。

お返事をいただき、なんとビデオを送ってくださるとのことでした。

今週の合同ホームルームで使わせていただこうと思います。

今日の昼休みに打ち合わせをかねて生徒たちに水嶋さんのホームページをみせてあげようと思いす。

11月5日

今日の合同ホームルームは、ストリングラフィを演奏している水嶋一江さんのHPを生徒たちとみて、そのあと試作するということをしました。

生徒たちが用意した絹糸や針金、紙コップでつくり、さらに松ヤニを糸にぬってハンカチでこすると、バイオリンのような音がしました。

インターネットでは、gooを使って、水嶋さんのホームページを検索するところも実演します。

11月12日

糸電話の楽器の演奏者である、水嶋一江さんから演奏や楽器の説明についてのビデオが届きました。
木曜日の午後生徒とみました。

水嶋さんからの電子メールも読んであげました。

生徒たちはビデオをみたあと、見える生徒から説明をしてもらい、また見ていました。

次回はいろいろな行事の関係で数週間語となりますが、どこかの教室に楽器を設置し、演奏する様子をビデオにとって水嶋さんにおくろうということになりました。

12月10日
午前中の授業のない時間に音楽室に小型のストリングラフィーのまねっこしたものを設置しました。本当は教室に大きくはるとか、体育館に設置を考えたのですが、授業の関係でボツになりました。

合同ホームルームではできあがった楽器を学年ごとに試演してみました。

演奏するたびに弦がきれて最後にはなくなったしまいました。

演奏している様子をビデオにとって家でみてみると、生徒たちはずいぶんいい顔をしていました。

このビデオは生徒たちと相談して水嶋さんのところにおくることになりました。

12月26日


「スタジオ・イヴ‘98締めくくりパーティ」というものに招待していただきました。
また後日ここに書き足します。

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