流星電波観測
「流れ星を、耳で観測!?」


これならば、雲があっても、目が見えなくても流れ星がわかります。

 流れ星が流れると、上空にプラズマの雲ができます。すると、いつもは受信
できない遠くの放送局の電波が、そのプラズマの雲で反射(散乱)されて受信
できるようになります。流星エコーとも呼ばれ、通信(流星バースト通信)に
使われることもあります。
 みさと天文台では、曇っていても流れ星がどれくらい流れているかを観察す
るためにこの電波を受信しています。その音声をそのままリアルオーディオで
みさと天文台から生中継します。
pnm://lsw3.l.u-tokyo.ac.jp/leo_echo.rm
しし座流星群での実験放送は、11月17日夜9時から、18日朝9時頃を予
定しています。(設定変更や機材移動の時には放送がとぎれることがあります。
ご了承ください。)

左チャンネル: 時報
右チャンネル: 流星電波観測音声
観測音だけを聞く場合は、スピーカーを右だけにするか、音声のバランスを右
寄りに調整してください。
水の流れる音のようなノイズの中の「コーン」とか「コーーーーー」という感
じの音が流星に対応していると考えられる音です。

 技術的には、鯖江市の前川さんの発信している53.7500MHzのCW
波を、53.7496MHzのUSBで受信して、リアルオーディオの20K
bpsのステレオでインターネット中継しています。(中継協力:東京大学越
塚先生)

 注意!:これは、流れ星の音を直接聞いているわけではありません! また、
流星そのものの電波でもありません。(流星に起因することが多いと考えられ
る電波の伝搬状況の変化を、定常的に送信されている電波を利用して観察して
いるだけですので、必ずしも肉眼で観察している流星には対応しません。)

 基本的に上記のアマチュア無線の電波を使用しますが、状況によりMUレー
ダーまたはFMラジオ放送(89.1MHz)電波に切り替えることがありま
す。
MUレーダーの場合は、流星に対応した音が「ブー」と鳴ります。
FMラジオ放送の場合は、流星に対応してラジオ放送の内容の一部が聞こえま
す。

 詳しくは、みさと天文台、雑誌(月刊天文11月号など)や流星電波観測関
係のホームページをご覧下さい。


          1998.11.17 みさと天文台

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