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渡り鳥といえば、外国から渡ってくる鳥のことを連想する。 しかし、金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)から聞いた話では、「渡り鳥」 は、もっと広く定義されているという。 平面的な移動だけでなく、低地から高地へという、垂直方向の移動についても、「渡り」 という。 特定の季節にしか観ることが出来ない鳥は、北へ行こうが、南へ行こうが、山へ行こうが、海へ行こうが、全て渡っていくのであるから、渡り鳥だ。 肝心なのは、この渡りには、繁殖をより安全なところに、という種の保存の原理原則が働いていることだ。 飲み屋を渡り歩くような移動については、論外である。 「季節を感じさせてくれる鳥のこと」 野鳥は季節の移ろいと共に、囀り (さえずり) 始めたりするものや、渡りを始めたりするものなど、ある決まった行動をするものである。 また逆に、ウグイスが囀り始めたことを知ると、春が来たことを実感する。 そのように、いろいろな野鳥の動向を観ていれば、季節を感じさせてくれるものである。 <補足> 季節を感じさせてくれる鳥の代表的なもの 「ある地域で繁殖し、越冬もする鳥。 一年中見られる。」 *2 <補足> 「日本国内で、季節によって移動している鳥。 日本全体で考えれば、留鳥ともいえる。」 *2 <補足> 「ある地域で春夏に繁殖し、秋に渡去する鳥」 *2 <補足> 「ある地域より北で繁殖し、秋に渡来して越冬する鳥」 *2 <補足> 「ある地域より北で繁殖し、南で越冬する鳥」 *2 <補足> 「本来の棲息地や渡りのコースからはずれて、偶発的に出現する鳥」 *7 <補足> |
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普通、鳥類の足指は前に3本、後に一本である。 これに対して、対趾足 (たいしそく) というのは、足指が前に2本、後に2本 (見えないが想像してください) となっている。 フクロウ類は獲物を足で捉まえるため、力の配分が均等になるように、このような形というか、配列になったと考えられている。 【引用】 *13 カモ科など一部の種の雄に見られる、夏羽 (生殖羽)から 換羽 したあとの 羽衣 のことである。 言い換えれば 冬羽 のことになる。 ただ、冬に、日本に渡来してくる頃は、冬羽として固定した色模様をしているのではなく、徐々に、夏羽に向けて換羽を続けている頃である。 だから、換羽途中の、様々な色模様のものが混在することになる。 そして、エクリプスは、全体的に雌に似た、地味な羽衣であるから、若鳥や雌雄の判別など、同定を困難にする原因にもなっている。 それでも、嘴 くちばし の色や翼上面の模様までは変わらないという。 このエクリプスも、冬至を過ぎる頃から、日が少しずつ長くなるにつれ、春の近づきを感じてか、衣替えが顕著になるという。 それもこれも、少しでも雌の気を引かなくては、他の雄に奪われてしまうからである。 羽衣 (うい) *13 エクリプス eclipse 《英語の意味》 多くの動物は、鼻や音を頼りに餌を探したりする。 例えば、犬は嗅覚が鋭いし、蝙蝠 こうもり は超音波を利用するという。 ところが、鳥や人間は眼が重要な役割を果たしているという。 だからと言う訳ではないが、鳥の眼 (眼球) も、人間のものと基本的には同じ構造をしている。 というより、動物の眼球は、性能は違うにしても、その構造は似たり寄ったりであろう。 《瞳孔 どうこう》 《虹彩 こうさい》 《タカの頭部の名称》
左の写真のツミのように、虹彩が金色のものは、鳥の仲間では、結構、数多くいる。 キンクロハジロ もそうである。 そして、正確を期すばあい、単に、眼が金色というのではなく、虹彩が金色、という。 また、不思議なことに、ダイサギ などは、繁殖期には、虹彩の色まで変わるという。 そして、虹彩も瞳孔もレンズも眼球の構造体である。 眼球が動けば一緒に動くものである。 《アイリング》 このアイリングが目立つ鳥も、数多くいる。 この写真の ツミ もそうだが、ケリ もそうだろう。 ケリは、赤い虹彩に金色のアイリングがあるというから、派手といっても良い。 私は、アイリングの色が、金色以外に、どのようなものがあるのかよく知らないが、着飾ることに関しては、鳥に勝るものはないだろう。 だから、アイシャドウも、黒ばかりではなく、金色や赤色もよいのではないか。 アイシャドー eye shadow 「生殖羽のこと 生殖に関係のある羽色」 *2 または、「繁殖羽」 ともいう。 *8 生殖羽 (繁殖羽) 「生殖に関係のある羽色」 *2 <補足1> <補足2> 婚姻色 「繁殖に関係のない 成鳥 の羽色。 夏羽 と同じ羽色の種もある。」 *2 または、「非繁殖羽」 ともいう。 *8 <補足> 過眼線は、目先の前方、嘴 くちばし の近くから始まり、目先 および眼を通過して、目尻 から更に後方へと伸びる、線状または帯状の模様のこと。 *2 ハクセキレイ や モズ (♂)の写真を見れば、一目瞭然である。 追記 2006/01/20 目先から前方に伸びる過眼線のことを目先線と呼び、目尻から後方に延びる過眼線のことを、単に、過眼線と呼んでいるものもある。 *13 それを言うなら、この場合の過眼線は、目尻線とすべきところであると、私は思う。 従って、この中では、以後、以下のように定義する 過眼線: 従来どおりの定義 目先線: 目先より前方に伸びる線状または帯状の模様 目尻線: 目尻より後方に伸びる線状または帯状の模様 眉のように見える、線状または帯状、の模様のこと。 オオタカ や モズ (♂)の写真を見れば、一目瞭然である。 また、何故か、白眉のものしか私は知らない。 白眉 はくび と言えば、老人の象徴なのにね。 「冠状に長く伸びた頭部の羽毛」 *2 冠羽の形はいろいろある。 ・ゴイサギ、コサギ の冠羽は、束帯 につける「冠の纓 えい」 に似ている。 ・カシラダカ の冠羽は、いわゆる 「ベッカム刈り」 のようである。 【補注】 ベッカム David Robert Joseph Beckham : サッカーのW杯 (2002 FIFA World Cup KOREA/JAPAN) で日本に来たとき、モヒカン刈りのような髪型で人気者だった、イギリスのスター選手のこと。 広辞苑には、「鳥の羽毛が抜けかわること」 とある。 <補足1> <補足2> 産毛(うぶげ)に対する言葉として、私が勝手につけたもの。 幼鳥 の羽毛を指す。 羽毛というと、ダウンのような、ヒヨコのような 産羽 を想像するが、産羽であろうが、立派に生長した羽であろうが、鳥類の体表をおおうものは、皆、羽毛である。 耳穴を覆う羽毛のこと。 鳥は目の後方に耳穴があり、耳たぶは私の知る限りない。 その代わり、耳穴周辺は羽毛で覆われており、ゴミが入るのを防いでいる。 また、羽毛の生え方が少し違うのは、耳たぶのような集音機能も果たしているのかも知れないが、これについての研究資料は、未だ観たことがないので、卒論対象ぐらいで、研究して欲しいものだ。 ヘタに耳たぶを持つと、風切り音がして、五月蝿いし、飛行にも邪魔であろう。 鳥は羽毛のコントロールが自由に出来るので、必要な時に、角度を微妙に変えて、集音もできる様になっていると、私は推測する。 「孵化後、羽毛 が生えそろってから、一回目の 換羽 までの時期」 *2 <補足> 「一回目の 換羽 以後、成鳥羽になるまでの時期の鳥」 *2 <補足> 「成長により羽色に変化の起こらない年齢に達した鳥」 *2 <補足> 敵の眼を眩まし隠すために、姿かたちや体色や模様が、周囲の景観に溶け込むような色合いになっていること。 これを保護色という人も多いが、金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)は、決して使わない。 "保護" と言う語感が、自然を保護するとか、傷ついた鳥を保護するとか、本来、人間が関与した行動に使われる言葉だからであろう。 鳥が敵の目から身を隠すのは、何も人様に頼ってのことでは無い。 自らの意思で、身を守りたいという気持ちがあったからこそ、長い進化の過程で、身を隠す (隠蔽する) 術を、体現できた結果であろう。 また、保護には、ヘルメット helmet やプロテクタ protector などのように、自分の身を守るという意味もある、と反論する人もあろう。 しかし、これとて、物理的に身を守ることであって、「隠れ蓑 かくれみの」 とは程遠いことを、付け加えておく。
カモ類のように足指と足指の間に幕がある、水掻きのようにはなっていないが、同様の効果を発揮する。 木の葉状のものが、足を前に引くときは、すぼまり、後に蹴り出す時は、開いて、各足指の間の隙間を小さくする、まるで、弁が閉じたり開いたりするように、動作するところから付いたものと思われる。 cf. 「旅先の鳥」 オオバン 写真① cf. 「旅先の鳥」 オオバンの泳ぎ方
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鳩やニワトリが歩くとき、何故に頸を振るか、という研究成果をテレビで観たので紹介する。
カワセミが小魚を丸呑みするが、骨や鱗まで消化できるものではない。 モズをはじめ猛禽類も、小鳥や小動物を捕食するが、同様に、羽毛や骨を消化できるものではない。 彼らは、これら消化できなかった物を溜めて置いて、後から吐き出すという芸当ができる。 この吐き出したものをペリットという。 鳥の研究者にとっては、このペリットを調べることにより、その鳥がどのようなものを食べて生活しているか、知ることができるというもの。 大切な研究試料にもなっている。 ペリット pellet 【補注】 繁殖期につがいの形成や縄張りの宣言をするための鳴き声。 主に雄が囀るが、雌だけや雌雄とも囀る種もある。 *8 「囀り」 を更に、三つに分類している *11
地鳴き (じなき) これまで、スズメ の仲間に、ニュウナイスズメ と イエスズメ (フランス/スペインの鳥で紹介済み)が登場した。 このスズメの中間達の話を紹介します。 金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)から聞いたものです。 スズメの場合 イエスズメの場合 そうなれば、今いるニュウナイスズメを追っ払った スズメ も、今度は、イエスズメに追われる立場になるそうだ。 写真を見てもらえば直ぐ分かると思うが、身体も少し大きいし、何より、顔で負けそうだ。 強さの順位は イエスズメ > スズメ > ニュウナイスズメ という。 スズメ は、ニュウナイスズメより強いからといって、彼らの棲みかを奪ったとしても、人里はなれた処では生活できないと聞くから、心配だ。 イエスズメには、来て欲しくない。 ヨーロッパの人達は、野鳥を大事にするから、イエスズメも人を恐れず、足元まできて、餌をねだる。 などという日本人がいる。 とんでもない、彼らの野鳥料理の歴史は、日本のそれどころではない。 ツグミのパイ包み 《日本人は何歳?》 イエスズメが人懐っこそうとは、私には見えない。 人を恐れないのと、人懐っこいのとは、明らかに別物だ。 人を馬鹿にして、「とろい奴がおるから、餌を奪ってやろやないか」 と思っているかも知れない。 何もイエスズメを悪く言うつもりは無い。 コンラート・ローレンツが 「ソロモンの指輪」 で指摘しているように、相手に致命傷を与えられるような武器を持たない動物は、本来、そういうもので、弱いものには、自制・抑制の効かない、徹底的な攻撃をする。 謝っても、許すということは、彼らの辞書には無い。 そもそも、謝るというサイン自体が存在しないのだ。 唯一の選択は、大した傷は受けないから、逃げるしか道は無いのである。 また、それが出来る。 そして、コンラート・ローレンツは言う。 人間は生物学的には、武器を持たない動物なのに、武器を持ってしまったと。 その結果は、今も、昔も、世界のあちこちで起きている紛争を見れば、分かる。 一方、狼のように、相手に致命傷を与えられる武器(狼の場合、牙)を持った動物は、「謝る」 というサインを共有しており、彼らの辞書には 「謝るものを、殺してはならない」 と書いてある。 ただ、犬が、熊に対して、そのサインを送っても通じないだろう。 サインが熊に理解されないかも知れないからだ。 それぞれの種によって、サインが異なるからだろう。 要するに、種の保存のための本能で、他の種には通用し難い分けで、人が寝た振りをしても、熊には通用しないのは、当然のことなのだ。 ここで、もう一つ、付け足しておかなければならない。 よく、「心を鬼にして」 と言うことを聞くことがあるが、もったいぶる事はない。 鬼が気を悪くする。 人間は最早、十分に、鬼を越えている。 また、鬼の話は昔からよく聴くが、人間の悪行と比べたら、可愛いもんだらう。 反例があれば教えて欲しい、といつも思うが、いかがでしょう。 犬を見ていると、言葉はしゃべれなくても、「謝りのサイン」 は我々が見てもわかる。 私のチュン を観ていると、それがまったく無い。 いろいろ試してみたのだが分らなかった。 昔、家内の方の九州のおばあちゃんから、「スズメは五穀を食べてもいい」 という話を聞いたが、その時、なるほどと納得したものだった。 それを紹介しようと思っていたら、どうしても思い出せないでいた。 確か、お釈迦様が出てきたようにも思っていたが、ネットで調べると、どうも違うようだ。 もちろん、昔話だから、話は、いろいろ展開してもいい。 最近、娘がその話を少し知っていたので、先に紹介する。 第1話 第2話 私は、第1話の方が好きだ。 おばあちゃんから聞いたとか、スズメを飼っているからではなく、スズメとツバメを対比させたところが、いかにも昔話らしいではないか。 鳥が餌を探すときに、落ち葉をひっくり返し、隠れている昆虫や木の実を採る動作のこと。 「木の葉返し」 と言うこともある。 落ち葉をひっくり返す方法として、 ① 嘴 くちばし でくわえてする ② 足でかき回す ③ 頭を使って重たいものを動かす (ここで、「頭を使う」 は、「考えて」 という意味ではない) などが考えられる。 ①は、シロハラ の場合であろうか。 バサバサと音が聞こえたら、注意して周りを見渡そう。 きっと、シロハラに違いない。 かなり大きな枝つきの枯葉も、ひっくり返している。 ②は、ニワトリが典型的だ。 ニワトリは、野鳥ではないが、ニワトリのような足指をした鳥と思う。 コジュケイやヤマドリは、このタイプではないか思うが、未だ観たことがない、 ③は、鳥がそんなこと、するか? ・・・ と思うかも知れないが、本当だ。 正確には、頭=嘴 であるが、「私のチュン」 が、私が握っている手の中から抜け出すときの力は、かなりのものがある。 四つ折りの朝刊ぐらいは、押しのけるだろう。 かと言って、スズメが餌を探すのに、頭を使うことはないだろう。 ちなみに、スズメは、足も使わない。 嘴 くちばし で勢い良く、ピッ、ピッと左右に弾き飛ばす。 <推測> 潜水型か非潜水型かどうかの見分け方を、金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)から聞いたことがある。 潜水型の カワアイサ と非潜水型の マガモ を見比べると、違いがハッキリする。 私は、ハシビロガモ が潜ったところを目撃したし、証拠写真もある。 ハシビロガモは、誰が見ても非潜水型のカモだろう。 多分、餌を探すというよりも、水浴びのつもりかも知れない。 それに比べ、カルガモ などは、浮き輪を付けて潜ろうとしているかのように、逆立ちになって餌を探している。 どうあがいても、潜れないはずだ。 ①尾羽が水面から高い位置にある。 浮力が大きい構造のため、身体の沈み込みが少ないから、その分、尾羽も高い位置にあることが分かるだろう。 また、身体の沈み込みが少ないから、助走無しで、すぐさま、水面から飛び立てることができる。 危険を察知したら、直ぐに逃げられるということだ。 一方、浮力が大きいと潜れなくなるから、逆立ちをして、首を伸ばして届く範囲でしか、採餌できない。 採餌範囲や餌の種類が、極めて制限されることになる。 食料調達の可能性を犠牲にして、素早い危険回避を優先した戦略である。 ②嘴 くちばし が靴べら形 潜水できないから、初めから魚を捕る気はない。 木の実を拾ったり、浮遊物をすくって食べやすい嘴 くちばし の構造になった。 こういう食事の場合、箸よりスプーンの方が有利であることは確かだ。 ①尾羽が水面に接しているか、水面から低い位置にある。 潜水できるように、浮力を少なくした構造のため、身体の沈み込みが大きい。 その分、尾羽も低い位置にあることが分かるだろう。 人間も潜水して漁をする時、腰に何キロもの錘を着ける。 金槌の人は、気が知れないと思うかも知れないが本当だ。 その代わりに、身体の沈み込みが大きい分、助走しなければ、水面から飛び立てない。 危険を察知しても、直ぐには逃げられないということだ。 一方、潜水できるということは、採餌範囲が広がるだけでなく、餌の種類も広がり、何より、高蛋白質の魚が手に入ることだろう。 素早い危険回避より、食料調達の可能性を優先した戦略である。 ②嘴 くちばし が鉤 かぎ 形 魚を捕らえたら、暴れても逃げられないように、嘴 くちばし は鉤形になっている。 細く尖っている。 この方が、魚を挟む圧力が高くなるというのが物理の原則である。 物理は知らない、嫌いだという人は、一度、ハイヒールの踵で踏んでもらったらよい。 出きれば、同じ人に、運動靴でも踏んでもらって、比較検討するのが良い。 同じ人に踏んでもらっているにもかかわらず、痛さが違う筈だから、容易に理解できる。 これでも理解できないという人がいたら、どうしたらいいんだろう。 先に、病院で診て貰った方が良いかも知れない。 ハト(鳩)は植物の種子を主食とするが、雛には直接には食べさせない。 親が嗉嚢 そのう で柔らかいチーズ状のものに作り変える。 これを口移しで雛に与える。 だから、親と切り離して、人工的に、鳩の雛を育てるのは、かなりの苦労がいるらしい。 *11 嗉嚢 そのう ( 広辞苑から引用) 砂嚢 さのう ( 広辞苑から引用) <補足1> <補足2> 托卵とは (広辞苑から引用) この広辞苑で、托卵される側の鳥 (仮親) に、オオヨシキリのことが記されていないが、私はテレビで観た。 また、ウグイス達も、黙って托卵されているわけではない。 常に警戒して、ときには、先制攻撃もしたりする。 だから、托卵する側のカッコウ達も、別の相手を探して、未だ経験の少ない、オオヨシキリにも目をつけたのであろう。 カッコウの托卵 托卵する理由 |
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「鳥の囀り (さえずり) を人の言葉に置き換えたもの」 *8 鳥の 囀り は、結構長い。 それをカタカナ語で綴っても、発音やアクセントが上手く伝わらないものだ。 英語の発音でもそうらしい。 有名な話がある。 米国の 「フィラデルフィア」 という町へ行きたくて、道を聞くのだが、いかように発音してみても、一向に伝わらない。 それを 「古豆腐屋」 と言えば直ぐ伝わったという。 そんなものだ。
「フィールドマークは、鳥の識別に役立つ、野外で目立つ特徴のこと」 *2 <補足1> <補足2> 愛好家が多い、チドリ目の シギ科 と チドリ科 の鳥のこと。 業界用語というか、シギチ好きの仲間用語であろう。 シギチという鳥が居るわけではない。 《ベテラン好み》 シラサギという言葉を、よく聞いたり、口にしたりするが、シラサギという名前の鳥はいない、ということを、バードウォッチングに初めて参加したとき、金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)から聞いた。 コサギやチュウサギ や ダイサギ 等の総称ということだ。 どれも色が白いし、サギ科である。 今までは、シラサギで、何の不便も感じなかったが、これからは、そうも行くまい。 北海道には生息していないと言われている コサギ を発見して、「北海道でシラサギを観た」 といっても、特別、驚きもしないだろう。 鳥好きには、何処かの伝統芸能にある 「白鷺踊り」 でも観てきたのかと勘違いされるだけかも知れない。 bird (鳥) に -er (動詞と名詞から、動作者名詞を造る接尾語: Microsoft Bookshelf による) 「野鳥大好き、バードウォッチンッグ大好き、自然大好きという人」 で、最近、インターネットを見ていると良くこの言葉見かける。 ナイターのように、日本人の好き勝手につけたものでもなさそうだ。 向こうの雑誌の名前になっている様だから、それを、日本の鳥好きが、使っているのかも知れない。 しかし、愛玩用の鳥から、野鳥はもちろん、商売用の繁殖に関することまで、鳥の全般をカバーした言葉のようである。 「趣味・娯楽・楽しみ・暇つぶしの中の一つの分野で、野鳥を、興味をもって観る・聴くこと」 バードウォッチング する人のことを、バードウォッチャー (birdwatcher) と呼ぶこともある。 *2 birdwatcher <補足1> "birdwatching" は、"bird" (鳥)と "watching" の合成語である。 そして、watching は、watch (「見る」 ではなく、「観る」 の方である)の動名詞でしょう。 それに、"birdwatching" は、言外に、listening (「聞く」 ではなく、「聴く」 の方)の意味も込めていると考えられる。 bird-wating & listening では、使いたくても使えないですよね。 ごろが悪いし、長すぎる。 ピアノも最初は、「弱い音から強い音まで出せる楽器」 ということで、ピアノ・フォルテと呼ばれていたらしいから。 また、実際に、バードリスニング (bird-listening) という言葉も使われている。 *7 そこでは、バードウォッチングが市民権を得て、広く知られているけれど、バードリスニングも楽しいですよ、と勧めている。 しかし、私は単独の言葉として使うのは、どうかと思う。 前述のように、バードウォッチングには、バードリスニングの意味が込められている、と解釈したい。 何故なら、両者は、ピアノ・フォルテと同じように、切り離せないものだから。 <補足2> よく見かける、スズメ や キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ などのこと。 日本野鳥の会では、これらを 「ものさし鳥」 と名づけて、大きさの判定基準にしている、とのこと。 *7 ムクドリを見かけないところでは、ヒヨドリで問題ない。 見かけない鳥では "ものさし鳥" にならないからである。 これらの特徴を覚えておくと、バードウォッチング の際、見つけた鳥と、この基本種を比較することにより、違いが分かり易くなる。 色模様や大きさと云った大雑把な外観だけでいうと、スズメ に似た鳥は沢山いる。 それらを識別するには、どれか基本とするものを持ち、それと比較すれば、違いを見つけ易い。 どの分野においても、行き詰ったときの取るべき手段である。 基本に戻るのに何年もかかるようでは、その基本が間違っているといわざるを得ない。 だから誰でも、このスズメなどの基本種をしっかり識別することからスタートするそうだ。 そうすると他の良く似た鳥との違いが見えてくるようになる、というのが理屈である。 スズメ のようでスズメでないと気付くようになると、しめたもので、新発見でもしたかのような気分になる。 私は、何度も心躍る思いをした。 そこにしかいない種のことを 「固有種」 という。 そして、日本にしかいない種のことを 「日本の固有種」 という。 また、日本鳥類目録(第6版)では、日本の固有種は、今のところ 10種しか記載されていない。 セグロセキレイの場合、この日本の固有種には該当しないが、繁殖期に限れば日本にしかいない 「固有繁殖種」 と呼ばれるものに相当する鳥で、今のところ 6種しか記載されていない。
(注1) 日本鳥類目録(第6版 2000年 9月15日 発行)は、日本鳥学会が正式に発表している日本産鳥類の目録のこと ・肉又は毛皮の利用、生活環境、農林水産業又は生態系に係る被害を防止すること等を目的として指定。 直近の追加・削除は平成6年に実施し、ウミアイサ、ムササビ等5種を削除するとともに害性の高いヒヨドリ、アライグマ等5種を追加。 現行法では鳥類29種、獣類18種の計47種を指定。 国際希少種: 種の保存法第4条に基づき政令に定める種のこと 天然記念物 (Natural monument) と呼ばれるものには、国が指定したものと、また、国とは関係なく地方自治体が指定したものと、このニ種類が混在する。 ここでは国の指定したものに限るものとする。 国が指定する天然記念物は、文化財保護法 (1950年) に基づき、文部科学大臣が指定するものである。 所管は文化庁 (文化財部 記念物課、文化財鑑査官) 国の天然記念物 酔っ払いが、あっちに傾き、また立ち直って、こっちに傾きしながら、ふらふらと危なっかしくジグザグに歩く姿を、よく、千鳥足という。 何故に、そのようにいわれるのか、以下に証明する。 証明 ドバトは、希少価値が少ないからか、世のバーダー達からは相手にされないでいる。 野鳥として、観察記録にカウントすべきだ、という人は少数派だろう。 野鳥でなかったら、どのように扱うのか教えて欲しいものである。 私は、ドバト の 「ド」 は、土人とか、土着民とか、果ては、ど阿保の 「ど」 を連想させる、馬鹿にした呼称と思っていた。 ところが、五木寛之の 「ミミズクの夜メール」 という朝日新聞連載のコラムのなかで、室町時代の文献か何か忘れたが、「堂下鳩」 から変化したものだ、と弁護されていた。 お寺のお堂をねぐらにしていたからである。 堂下バト → 堂バト → ドバト になったという。 なるほどね、と思ったものだ。 ところが、ところが、私が勝手に師と仰ぐ、金田敦男氏(日本鳥類保護連盟)から、あれは間違いだろう、と言う話を聞いた。 現在、ドバト と言われている ハトは、伝書鳩として利用するために、明治以降に大量に輸入され、飼育されてきたものが、野生化したものらしい。 そういえば、これぐらい身近な鳥であれば、昔の人も、都鳥のように、歌の一つや二つに詠まれていて当然であろう。 ところが、私は、それを未だに、聞いたことがない。 やはり、ドバト には悪いが、日本人の悪い癖で、よそ者を馬鹿にした言葉というところだろうか。 五木寛之の説は、無理があるだろうが、嬉しいのは、ドバト という、蔑称を弁護されていることだ。 使えるだけ使っておいて、もう、いらなくなったからと馬鹿呼ばわりする馬鹿がいる。 そういう人間が多い世の中、救われる思いがする。 【補追】 2007/03/03 《参考》 モリバト |
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京都では、わざわざ 「京都御所」 とは言わずに、単に、「御所」 と言う。 また、"新宿御苑" とか、色々と呼称があるだろうが、それに習えば、正しくは、"京都御苑" の中に、それぞれ、京都御所、大宮御所、仙洞御所がある。 そのことをわかっていても、京都人は、京都御苑とか、京都御所とは言わずに、単に 「御所」 というようだ。 何しろ本家本元であるから、わざわざ "京都" といった冠は付ける必要がないのである。 広辞苑によれば、「冠の付属具」 で、冠の後ろに、垂れ下がっている飾りもの、を纓 えい という。 逆に、この纓が付いた冠を被っている装束が、束帯ともいえるので、映画やテレビで、よく見かけることがあると思う。 cf. 『装束の持ち具』 §4 束帯 そくたい は、広辞苑によれば、「天皇以下文武百官が朝廷の公事に着用する正服」 のことですから、最高の正装のことでしょう。 この束帯には、冠が欠かせない。 広辞苑には、 ①同一であることを見きわめること。 ②生物の分類上の所属を決定すること。 とある。 科学、特に自然科学では、この同定 identification ということばがよく出てくる。 広辞苑はさすがに分かりやすく、説明してくれている。 私が、初めて同定という言葉に出会ったのは、「ニュートンは、リンゴが木から落ちるのを観て、それが万有引力によるものと同定した、そこが偉い」 とか、いうものだった。 私は小鳥が見返り美人のようなポーズ取るところが気に入っている。 特に、モズ や ルリビタキ や ジョウビタキ などは絵になる。 見返り美人といっても、知らない人も多いと思うが、 1948年発行の大型の記念切手の図柄のことである。 赤い着物に長い黒髪姿の美女が後ろを振り返った構図が新鮮で、当時の切手収集ブームの中、話題になったものだ。 浮世絵の祖といわれている菱川師宣作ということは、今、初めて知った。 見返りのポーズ cf. 『菱川師宣記念館』 §5 心的外傷 (しんてき-がいしょう) 個人にとって心理的に大きな打撃を与え、その影響が長く残るような体験。 精神的外傷。 外傷体験。 トラウマ。
<補足> |
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