エスパ全店カタログ
先ず最初に、エスパとはなんぞや・・・。
昭和59年にエスパ昭島店がオープン。
これは既存のヨーカドー昭島店ではニーズに応えられないと判断し「アップグレードGMS」としてヨーカドーが開発した業態。
つまり昭島には元々IY昭島店があったが商圏内の顧客は(特に休日)立川や八王子、東京に流出していた。
そこで
既存店(IY昭島店)=日々の買物に適した店舗。(食品と肌着などの生活必需品を品揃え)
新店舗(エスパ昭島店)=アップグレードの食品&従来のIYより一段上の衣料、専門店街。
とIYとエスパとの顧客を明確に分け、同じ商圏でもすみわけが可能なようにした。
暫く昭島だけだったが続いて琴似、我孫子、福住、松本、川崎とオープンした。
(ここからは私の考えですが)
しかしヨーカドー自体がダイエーやジャスコなどとは違い、価格競争に走らず、「価値感」を出してきたあたりからおかしくなってきた。
要するにヨーカドーとエスパの「差」が無くなってきたのではないか?。最近のエスパはヨーカドーとの区別が付かないほど。
そして今回ヨーカドーに転換する琴似、福住はIYの既存店が無い・・・。(元々琴似には既存店が無い。福住には閉店した月寒があった)
さらに松本、川崎はヨーカドーとエスパの距離が離れ商圏が余り重ならない。
ましてや昭島以外のエスパはヨーカドーと商品やテナント構成が余り変わらない・・・。
このような事が重なって今回の「エスパのIYへの転換」となったと考えられます。
因みに我孫子は実質エスパの一人勝ちと言う事もあり、ヨーカドーへ転換した時点で既存店は閉店と言う事も考えられます。
(あくまでも私の考えですが、IY我孫子店は売上BEST100にはいっていない)

↑エスパ福住店(札幌市豊平区福住2条1-2-5 1995/11開店)
競合相手だったヨーカドー月寒店は既に閉店。地下鉄&バスターミナルに直結し利便性が高い。
しかしエスパとしての特徴は余り無く?そのためか琴似と共に10月1日でヨーカドーへ。

↑エスパ琴似店(札幌市西区琴似2条1-4-1 1993/10開店)
ここは元々ヨーカドー琴似店としてオープン。1993年に隣接地にエスパを開店。
旧店舗は専門店館として1993年12月にリフレッシュオープン。
余りグレードが高くても札幌駅まで2駅と言う事もあってか10月1日にヨーカドーへ。

↑エスパ松本店(松本市深志1-2-30 1996/10開店)
唯一ヨーカドーからの転換店舗(その他は新店舗)。
ヨーカドー南松本店は賑わっているがここは・・・。(詳しくは訪問記参照)
ヨーカドーへの転換が実現すれば2回目の業態転換となる。

↑エスパ昭島店(昭島市田中町562-1 1984/04開店)
エスパ1号店。エスパ+専門店街+仲見世館(外売場)+ラオックス(外売場)の4館構成。(最近西館も出来5館構成)
他のエスパとは明らかに違いグレードの高いエスパ+グレードの高い専門店街の出来は今でも魅力は衰えない。
他のエスパとは出来が違いすぎる。言うなればヨーカドーの中のLIVIN。本当に転換するのであろうか?。
元々は昭和飛行機の工場跡地。近くには新幹線車両を使った図書館も。

↑エスパ川崎店(川崎市川崎区小田栄2-2-1 2000/06開店)
エスパ最新店。ハッキリ言ってヨーカドーとの差別化(これがエスパの特徴!)が余り無い。
一応コムサ、パーソンズなどが入っているが最近はヨーカドーに入っていても珍しくない。
ま、客数は多く賑わっているが。目隠しして連れて来られてもヨーカドーと区別が付かない。

エスパ我孫子店(我孫子市我孫子142-1 1994/10開店)
ここもハッキリ言ってヨーカドーと変わらない。食品は直営+エブリディ(ヨーカドーがやっている一見テナント風食品売場)。
直営+エブリディのパターンは松戸や古淵などでも見られる。
線路も挟んでいるしヨーカドーへ転換しても余り影響なさそう。
結論:昭島以外はヨーカドーと変わらん!
よって転換は妥当。
しかし、昭島は本当に転換するのであろうか?