可接触許?                           ――触れてもいい?


 

・・気持ち良くなって欲しいな。そういう気持ち良さがカルノは好きではないみたいだけど。慣れない、よね、君。

けっこう快楽主義者?本能に忠実(主に食べ物について、だけど)でも、性的にだとかなりストイック。女好き、だったりしたらちょっといやかなりショックかも、だったけど。

 

 

「っばか!おまえ!あっ・・」

ヤバイヤバイヤバイ・・。閉じよう、と必死で堪える。ってか、でもムリ。ふつうはがちがちに閉じてんの。別にいつだって開けようとなんかしてねーって。ほんと。バカブキは俺が拒まないから弄れるんだ、なんつー恥ずかしいことを口にしやがるけど。いつでもきっちり閉じきってて、一度も自分から開こう、なんてしたことはないから、逆にいま、ひらいてる・・ってわかっててもどうすりゃそれを自分で閉じるかなんてわかんねぇーっ!

 バカバカ、ばかイブキ。反則だってのっ。

 ・・からだを開かれるのは本当は嫌いなはず。触れるのはコワイはず・・。それがここち良いのはイブキだからだ。

 だからこんなんされても、拒否れない、ひらききってるココロにカラダが引っ張られて、ひらく。

 上手くいかなくて傷ついた、奥の痛みがじわりとあったかいチカラで癒される。痛みはすうっと撫でられるように引いて、熱く気持ち良くて・・良すぎる。

 イブキのが中に挿入るとき切れた奥を気遣ってエーテル使ったのは、わかる。そこまでなら、イイけどな。

『・・気持ち良くなって欲しいな』

 思いっきり神霊眼使いながらそういうこと思うの、ありか?おまえが女と経験あるとかないとか知らないけど・・。ぜったい、思った<イメージした>だろ、なあ!?

 奥がありえないほど開く。柔らかく、いつもの軋むような感触じゃなくて、ぐちゅって、・・って濡れて。

 切り替わる感覚に、おののく。

 ヤバイ、ヤバイって・・。

 いつもだったら、どんなにゆっくりされてもナカで動かれるのはツライ、イタイ。肉体的な痛みなんか正直どうでも良いほど慣れ切って気にならないから、ふわりと全身をなでられるみたいな心地よさの方が俺には新鮮で強くて、気持ちがいい。だからかやってる最中に寝入ってしまうことも多くて、イブキがなぜか知らないが落ち込むのでなるべく寝入らないようにしてやってるけど。

「くっあっ・・」

「カルノ・・?」

 柔らかすぎてツライ。ゆっくり過ぎる動きはとどかないもどかしさで熱を掻きたてる。焦らされているみたいで癪に障る。

「ふっざけんな・・っ」

「カ、カルノ・・?」

「うっ・・う、うぅ・・」

「・・うって?痛いの、治らない?やめた方がいい?」

「ふざけんなっての!う、動け!いいからちゃきちゃき動けぇっ」

「・・・えっと・・快いのかな・・?」

こくこくと頷く。

奥に入れたまま、イブキは驚いたように硬直している。じりじりする。ほんと、ふざけんな。責任とれ。止めんな。

腰がゆれる。めちゃくちゃに揺さぶる。自分から動くことなんかないからどうやったらイイかなんてわかんねぇけど、イブキが動かないなら俺が動くしかないし!

 イブキは息を詰めて、あろうことか退く。

 強請るように揺れて、追いかける俺の腰を捕まえてあくまで引き離そうとする。

「ばっ、か」

手を伸ばして抱きついた。手足も痺れている。イブキに触れると根源に影響されるのかもう俺のはずなのに、イブキを通した構成要素がざわざわ騒ぐような気がする。気のせい、かもだけど。

ざわめく手足をイブキに絡めて引き寄せようと入らない力を込める。魔法ってやろうか、と危険な思考が頭を掠めさえするけど、・・そんなんできるわきゃねーし、イブキに、ってか自分に。

「カルノ・・!」

かすれた声でイブキが呼び、身をすくめるのと同時に、期待したとおりっていうか、やっと、ようやく、焦らしやがって変態かよってか・・。もういいけど。

気持ち良すぎてどうでも良くて、怒りも吹っ飛んで、声抑えるのも忘れて、ただ気持ち良さに眩んだ。

 

 

 


 唐突に少年魔法士ラブ!!12巻を読んで萌えあがったココロを汲んで下さい。続いちゃったりしてます。この五分後が次の話し。あー・・勇吹君壊れてるし!!ショウモナー(笑)