テニスの王子様  不二周助×菊丸英二×越前リョーマです。ご注意!18禁です。私よるのと、友人めいとがリレー形式で共著してます。

許可を得まして再UP。めいさんはいまのとこサイトは再開されてません。そろそろネットにもどってこないかい?とこんなとこで呼びかけ(笑)どっちがどこを書いたかはもはや不明です。本人たちもおぼえちゃいません!

 


 

CAT’S SEX

めい & よるの


「ふぅ」

肩から力が抜けて知らず知らずのうちに声が漏れる。部活の後の入浴は全身の疲れをどろりと溶かして出してくれる。温泉とはいいものだな、と無表情に考えた。

ドアを空けたときはそんな油断したときだった。

「おかえり、リョーマくん」

涼やかな声は聞きなれたものだった。――けれど、ここで聞くべきではない声。

「……どうして、いるんすか」

リョーマ達、青春学園テニス部レギュラーは現在短期合宿に来ていた。今日も激しい強化練習を終了し、温泉につかり、後は寝るだけとなったはずだったのだが.……。リョーマが部屋に帰るといたのは不二だった。

部員はそれぞれ二人ずつ部屋を割り振られている。

リョーマの同室は菊丸だったはずだったのに。

「菊丸先輩は?」

リョーマが聞くと、不二はちょいちょいとベッドを指差した。そこにはつぶれるようにベッドに伏す菊丸がいた。

横には転がる空き缶が……。

「見つかったらやばいんじゃ……」

リョーマが見とめた缶はビールの空き缶だった。

「大丈夫。ちゃんと捨てておけば叱られないから」

「……」

不二のマイペースさにリョーマは何も言えない。

「英二が飲んだのは、スペシャルブレンドだけどね」

「え?」

「リョーマくんも飲もうよ」

不二がリョーマを招き寄せる。リョーマは無視して自分のベッドに向かった。

「オレ、もう寝ますから」

 どうぞ、ご自由に――。あっさり背を向けるリョーマの肩に不二が手をかける。

「邪魔者もいないことだし、しない?」

 何を?――と聞くほどリョーマも鈍くない。

「起きたらどうするんすか」

「大丈夫。当分起きないから」

「……何飲ませたんすか」

「内緒」

不二は楽しそうにくすくす笑う。深く追求するのはやめようとリョーマの動物的勘がささやく。

「オレ、疲れてるんですけど」

「もうちょっと運動すればもっとよく眠れるよ」

「もうちょっと?」

リョーマは頬をひきつらせる。

「そう」

微笑む不二はすでにリョーマを押し倒していた。

わめくわけにもいかないから、なんとか静かに押しのけようとじたばたもがくリョーマだったが、とても不二の手には抗いきれない。

ガードのゆるいパジャマのズボンはたやすく不二の手の侵入をゆるしてしまう。不二の指は冷たい。それで、細くて固い。その指にリョーマは弱い。だいたい手も指もスポーツをやっている男とは信じられないくらい綺麗でそのうえ、上手い。

そんな気持ちでは全然なかったのに、直接に触られて・・身体に火がつくのが悔しい。

「やだ・・」

言う声は上ずっていてちっともいやそうじゃなかった。そんなのは自分にだってわかる。不二の指の動きが、イメージされてしまう。すごくよくて、そして足りない。

「不二先輩・・」

「声、押さえてね」

勝手なことをさらりといい、リョーマの目の前でくすりと笑うと不二は自分の指を舐めた。何をされるか予想がついてしまって、ぴくんとリョーマは身体をふるわせる。それをさらに笑われた気がして、リョーマは不二から顔を背けた。

不二の手が腿に触れる。内股をなぜられて、リョーマは下半身から甘く力が抜けていくのを自覚した。ちくしょ、と、唇を噛む。もったいぶって、そろそろ撫で上げるの、ほんと止めて欲しい、といつも思うのだが、それを抗議する事はしたくないのだ。

負けたくなくてちょっとだけ力のこもったリョーマを咎めるように不二の眼が見る。

「っ、は・・っ」

不二の濡れた指がそこを掻き分けるのがわかる。ちょっと撫でられただけで背中に走るこのぞくぞくはなんだろう?

もう一度、不二が自分の唇に、リョーマに見せ付けるようにその指を運んで、その不二のあまりに猥らなしぐさに頭の奥が燃えそうになる。刺激つよすぎ・・アンタって。とそう言っても不二は笑うだけで取り合わなかったのだ。

「アッ」

不二の指が中に挿入ってきた。触れられてもいないのに連動してリョーマのものまで震える。そこから、走り抜ける快感に、思わずのけぞったら、ぐっと抑えられて上からキスが落ちた。

不二の頭はリョーマに抱え込まれて、胸のあたりにあった。どうして上からキスが降ってくるのか。最初は気持ちよさに目を閉じてしまったが、慌ててリョーマは目を開く。ぱちぱちとやって、認識する。

ベッドから、生え出した手と顔がリョーマを捉えていた。

「も〜我慢の限界にゃー!おちびちゃん、かわいすぎっ、おれもまぜて?」

最後の問いは不二に向けてのものだった。

 

「菊丸、せんぱ…」

驚いたリョーマは目を丸くする。

すると、不二がリョーマの内で指をぐいと曲げる。

「ンああ」

不二の頭をさぐってぎゅっと抱く。

そんなとき、不二は不満げな声をあげた。

「英二、早いよ。おとなしくしてるって約束だったでしょ?」

「怒ったってだめだよーん。不二、おチビちゃんを独占してるってずるいよ!」

「今キスしたじゃない」

へへへ、と笑う菊丸と、心なしか不機嫌な不二に状況が把握できない。

「シュウスケ、もしかしてオレをだました?」

「あ〜〜! 周助だって! オレも英二って呼んで!!」

「菊丸先輩、黙って」

リョーマは横目で菊丸を睨むが、内部を軽く掻き回されてくぐもった声をあげた。

「しゅう、……! ねぇ」

うらみがましく睨みながら不二を見上げる。それが余計に人を誘うことをリョーマは知らない。

「英二がね、僕らのしてるところみたいって言うんだ」

はぐらかすつもりだった不二も思わず本音を漏らす。本当の事を聞いたリョーマの怒る顔を見たかったのかもしれない。

「!」

反射的に菊丸を見ると、好奇心いっぱいの猫みたいな目をしてリョーマを見据えていた。

「見世物じゃないっす」

ぶっきらぼうに呟くと、そうだよねぇ、と呟きながら不二が内部をまたかき混ぜた。

声を上げそうになるのを必死に飲みこむ。

歯をくいしばって不二を睨んだ。

「どういうつもり……?!」

「見せびらかすのは悪くないなって。リョーマくん、色っぽいんだもん。僕だけが見てるってもったいないくらい」

「そうそう。こんなおチビを独り占めしてるなんて犯罪だよ?」

ちゅっと菊丸がリョーマの額にキスする。

「やっ」

リョーマは腕でブロックするが、菊丸はそれも楽しむように、腕でブロックされてない部分をちゅ、ちゅとキスを降らす。

「かわいいにゃ〜〜」

「英二、キスしすぎ」

「許してェ〜」

菊丸はにこっと笑って不二の頬にキスした。

リョーマは驚いて目を見開く。

「しょうがないな、英二は」

不二は何気ない様子で菊丸にキスを返す。頬にキスした後、唇に長く触れる。ぺちゃぺちゃと舌を絡め合わせる音が響く。

「くふぅ」

菊丸がもらす吐息にリョーマは顔を赤くする。

不二にキスされてるとき、自分もこんな、なのだろうか。笑顔の不二は余裕ありげでしゃくに障る。

菊丸の潤んだ目とか、濡れた唇もとても綺麗で、見てしまうとリョーマはどきどきして、不二はズルイ、と抗議したくなった。

だから、リョーマの不満顔に菊丸がにこっと笑って顔を近づけてきたのに自分からその唇を迎えに行った。

不二の視線を意識して薄目を開けていると、同じく菊丸の大きな目が細められているのにぶつかる。目を合わせて二人は笑いながらキスを深くした。

「アッ――んんっ!」

不二の指がリョーマの中を開いた。首筋にも、不二のキスが落ちてくる。気持ちよさに夢中になって、リョーマは目の前のいつもとは違う身体に抱きついていた。

「ね、不二、触ってもいいかにゃ?」

「ま、リョーマくんもいいみたいだし。どうぞ?」

「あっ、あ、ちょっと、ナニ勝手にッ」

我に返って菊丸の身体を離してリョーマはもがいたが、不二の手が柔らかく抱きとめていて身動きもままならない。菊丸の両手がするりとリョーマの反応を示している部分に触れた。

「アッ、やだって、ば、やだ・・」

息を詰めて、リョーマは弄られる感触に耐えている。

菊丸の手は不二のよりも大きい。その感触の差が違う人間二人に触れられていることを意識させる。それがおのずとリョーマを興奮させる。

「うあ、ア…..」

菊丸の手が器用に動いてリョーマを翻弄する。その感覚に酔い出すと、今度は不二が内部を探る。内と外の両方から攻められる感覚にリョーマの身体は甘くしびれていく。

「せん、ぱ…い!」

「ん?なぁに?リョーマくん。どっちのこと?」

不二はリョーマの状態にはお構いなしのしれっとした声で答える。答えながら、ぐるんと指を動かすものだから、リョーマは身体が跳ねるのを押さえられない。

「も、おかし、…くな……っ」

頭はぼうとなってきて、目は熱くなっていた。もう理性とかプライドとかそうしたものがどうでもよくなっていく。全身を駆け巡る感覚のやり場を求めて、気が狂いそうになる。

「なんとかして、ぇ……!」

せっぱ詰まってもらした声は信じられないほど甘く切なく響いた。

リョーマにはそれを気にする余裕もないが――菊丸は唾をのみこみ、不二はふぅと溜息をついた。

「ひどいことするにゃー、不二は」

「英二も共犯でしょ」

見つめあって言葉を交わす二人。しばし手がとまったのでリョーマは浅く息を繰り返す。

「英二、口でしてあげてよ」

「いいの?」

「僕は濡らしてあげないとね」

落ちついたと思ったのもつかの間、さらにとんでもないことを言う。

「ちょっ、ちょっと!」

リョーマの抗議なんてお構いなしに不二はリョーマの足を押し広げる。

菊丸はベッドサイドから身体を寄せて、リョーマの身体に逆向きに乗りかかるようにしながら、リョーマのそれに唇を沿わせた。

「一度イけば、楽になるよ」

不二が薄く笑いながら言った。

リョーマの先端はぬるりとしたものに包まれた。そのねっとりとした質感ものがぺロリ、ぺろりといたずらっぽく舐め上げてくる。

それでなくてもついさっき自分と重ね合わさったあの濡れた唇に触れられていると思うとくらくらした。

心臓が破裂しそうなほど、どきどきする。もうすっかり菊丸の口の中に取り込まれ、吸い上げられて、耐えているのは、こんな状況への困惑がリョーマにストップをかけているからだ。

そんな、リョーマの小さな抵抗すら取り上げてしまうような感触が降ってきた。知らない感触にリョーマの身体が硬直する。

「しゅうすけ・・っ」

熱い感触。熱が全身に回る。さっきまで不二の指を呑みこまされていたそこに舌が這わされているのが分る。

「それっっ、やっ、あっ!」

奥まで、ねじ込んでくる。ぬめった、熱い舌。生き物みたいにぐねぐねとなかへ這いこんできて動いた。

全身を焼く羞恥にリョーマの身体は強張っている。

「周助、っ、それ、……や、めて・・っ、もう、シテイイからっ」

「そう?へいき、リョーマくん」

「いいからっ、・・いれろってばッ」

掠れた声で訴えるリョーマのいうとおりに不二はした。いったん菊丸からリョーマを抱えとって、自分の上に抱きかかえる。挿入は優しかった。ゆっくりと収めて、そのまま動かない。

「おチビちゃん・・」

菊丸がリョーマの顔をうかがった。そっと不二の腕の中で、苦しげに息をもらすリョーマになだめるようなキスをくれる。リョーマが恥ずかしさに泣き顔をそむけると、頬に伝う涙を吸い取った。

どっどっどっと叩く自分の鼓動に隠れて、不二がリョーマの内で脈打っている。それに目を瞑って感じる。不二は熱さに、リョーマは安心する。

「いいよ、先輩」

リョーマは横目で菊丸を射た。

「え?」

「見たければ見れば?」

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