

「System」はCPU、メモリー、ファイルシステムといったハードの制御を始め、 ソフトやドライバーなどの動作を管理する複数のファイルが収納されている。 「Finder」とともに、システムフォルダーの中にあるアイテムやフォルダーを マックOSに正しく認識させる役割を持っている。 フォルダの中に見えるのはキーボード配列や警告音だけで、それ以外は[不可視ファイル]として組み込まれている。
>>このフォルダはバックアップしておくと良い。

「Finder」には、システムフォルダ内のフォルダやアイテムをマックOSに正しく認識させることと、 デスクトップ上に表示されるファイルの移動やコピーを見たままに出来る〈WYSIWYG〉環境を提供する、 といった二つの重要な働きがある。Macがマックと言われる由縁がWYSWYGです。 また、アップルスクリプトによってソフトの起動や書類の印刷、マックの起動や終了など、 デスクトップメニューで実行出来る操作を自動化できる機能を持っている。 このフォルダは損傷する機会が一番多くバックアップしておくと良い。>エラータイプ41

OS9から加わったファイル。 マルチユーザ機能をサポートするほか、デスクトップメニューから実行される「情報を見る」や 「Finderの設定」など、各種ダイアログの表示に必要なリソースデータが格納される。 このファイルはマルチユーザ環境の実現を目的とした「Finder」の拡張部分として重要なファイル。

「ToolBox」〈マックOSの基本命令〉が保存されている。 「ROM in RAM」という技術によって、最小限だけの物を「BOOT ROM」として マザーボード上に収納、それ以外の部分を「Mac OS ROM」としてファイル化している。 転送速度の速いメインメモリーに組み込まれるため、処理速度の向上に寄与している。 このフォルダは中を見たり、変更することは出来ない。
>>このフォルダはバックアップしておくと良い。

「System Resources」はOSが使用するシステム関連のリソースデータが 保存されている。 32ビットアイコンイメージ、システムが使用する名称情報、ナビゲーションサービスの ダイアログ表示などが収納され、OSの最新機能を補完する重要なファイル。 このフォルダを開こうとすると、 「このファイルはシステムソフトウェアが使用します。これを開くことは出来ません。」 とコメントされる。
>>このフォルダはバックアップしておくと良い。

OS X のクラシック環境をサポートするファイル。 クラシック環境起動時に自動的に生成される。

OS9から加わったファイル。 一台のマックを複数のユーザで利用できるよう“マルチユーザ機能”や“AppleShareサーバ”などを 利用する際に必要な、システム関連の機能を提供するファイル。ユーザの認証機能やユーザごとに 利用可能なフォルダーやソフトを決定するアクセス権を管理いている。

「初期設定」フォルダはソフトやコントロールパネル書類などでユーザがカスタマイズした 設定内容や、ソフトの動作に必要な情報を記録する初期設定ファイルと、日本語変換用ツールの 専用辞書が保管される。また、スティッキーズやインターネットエクスプローラーなどの、 書類の保管場所に使われる場合もある。お試し版のソフトなどを使用すると初期設定ファイルだけが 残る場合がでてくるので、このホルダーはこまめに管理する必要がある。 また、ソフトの動作がおかしな場合に、この初期設定書類を捨てることで改善されるトラブルが多い。

マックOSの基本部分に機能を追加する[機能拡張ファイル]、[ライブラリー]、[ドライバーソフト]、[日本語変換ソフトの変換機能]などが保管されるホルダー。 マックを日頃管理する上で、もっとも重要な部分で、マックを起動する際に読み込まれていく。 システムを軽快にトラブルなく使っていくためには、この「機能拡張」を把握することがポイントとなる。

マックの様々な機能をカスタマイズするための“コントロールパネル書類”が保管されるホルダー。 機能拡張と同様にマックを起動する際に読み込まれる、このためコントロールパネルの変更は、 機能拡張マネジャーから変更することになる。また、ユーザの使用するソフトによって追加される コントロールパネルがあるため、コントロールパネルフォルダーの中はユーザの管理が必須となる。 >>>コントロールパネル

ツールバー一番左の「アップルメニュー」に表示される項目を保存するためのフォルダー。 ここを効率よく管理できれば、ランチャーソフトなどを使わずにソフトの起動などが出来る。 画面サイズの小さな場合や、ツールの多いソフトを使う場合には効果を発揮します。もっと詳しく>>>

フォントを格納しておくフォルダー。 マックで使用できるフォントの種類としては、TrueTypeフォントとPostscriptフォントがある。 また、その中にもスクリーンフォントの名称で、ビットマップフォント、アウトラインフォントと 言われるフォントがある。フォントの扱いのついてはユーザの環境に依って使い分けが必要となる。 >>フォントについて

ネットワーク上のサーバを参照する際に、URLからIPアドレスに変換するプログラムが格納されている。 マックOS9互換のソフトでは同ファイルを参照する機会が少ないと考えられるが、トラブルを避ける 意味から、そのまま残しておく方がよいと言われている。

いろいろなソフトで編集メニューの“コピー”をしたデータ〈テキスト形式やピクチャー形式など〉 が収納される。ただし、新規の“コピー”が行われた際には前のデータが消去され、 常に一つのデータしか収納されていない。これに対して「スクラップブックファイル」はいくつもの ファイルを収納できるの使い分けがポイント。

ピクチャー形式の画像データ、テキスト、QuicTimeムービー、QuicTime3Dオブジェクト、サウンドと いった素材データをページ単位に収納できる。特定のソフトに依存しないため使い方しだいで、 その機能を発揮できる。

コントロールパネル書類「アピアランス」で使う“テーマファイル”“デスクトップピクチャー” “サウンド”の各ファイルが格納されている。 コントロールパネルの〈アピアランス〉でユーザがマックのカスタマイズをした場合、 そのデータが書き込まれる。 システムを安定して使うポイントのひとつに、設定が終わったら機能拡張マネージャーで “アピアランス”は使用停止にしておくと良い。 >>>コントロールパネル

デスクトップ上で利用できるコントロールバー専用モジュールを収納する。 モジュールはマックOS以外にもサードパーティ製が数多くあるので、これらを使用する場合は システムホルダーにドラッグ&ドロップするか、直接コントロールバーにドラッグ&ドロップ出来る。

マックの起動直後に開きたい“ソフト”や“書類”、また“エイリアス”を保存する。 常時起動させておきたいソフト・ソフトのエイリアスをこの起動項目に入れておくと、 いちいち起動作業することなく使用できる。 例えば、電話回線が常時接続できる環境なら“メールソフト”“インターネット閲覧ソフト”を 起動しておける。

「起動項目」とは反対にマックを終了させる際に起動させる“ソフト”を保存するフォルダー。 あまり利用価値のないフォルダーに思われるが、Norton SystemWorksなどディスクメンテナンス ツールなどをフルインストールした場合、システム終了時に自動起動させる様に設定される。

マックではなじみの薄いコンテクストメニューは、ウィンドウズでの“右ボタン”マウスクリックに 当たる。操作方法は“コントロールキー”を押しながらマウスクリックをすると現れるメニュー。 Adobe Illustratorなどのグラフィックソフトではよく使うメニューなので、 ユーザがカスタマイズをしていけば利用価値のあるメニューともいえる。

OS8.5以降に登場したフォルダー。 ユーザが管理できないフォルダーのひとつ。 “マルチユーザ”環境下では、従来「初期設定」や「ソフト内フォルダー」で管理していた設定情報が、 ユーザ一人一人の設定に対応できないなどの不具合を解消するために登場してきた。このフォルダーは ユーザのアクセス権に左右されず、バージョンアップの際にも情報管理が便利などメリットがあるため、 最近のソフトはこのフォルダーを利用している。

アップルが提供する「ColorSync」は、スキャナー、モニター、プリンターといった、 入力から出力までの出力装置のカラー環境を、画像データが持つ本来の“色”に近づけるため、 提供されるファイルを管理している。標準ではアップル純正の製品を中心に定義ファイルが保管され ているが、「ColorSync」対応の機器を購入した場合製品独自の定義ファイルが付属する。 カラー環境の設定を行う“カラーマッチング”は専門知識や機材を必要とされるため、なかなか 難しい問題とされるが、“色”を問題にするデザイナーには必要な知識とされる。

「Sherlock2」で検索をする際に利用するインターネット検索用プラグインとローカルディスクの ファイル検索に利用する情報ファイルが保存されている。 「Sherlock2」で効果的な検索をしたい場合、インターネット検索用プラグインを強化していこう。 インターネット上には、こうした検索用プラグインが各種公開されている。

マックの操作を自動化できる「アップルスクリプト」のスクリプトファイルを保存するフォルダー。 標準ではフォルダーアクション用に10種類のスクリプトが収録されている。 現在アップルスクリプトに対応しているソフトもあり、いろいろと作業を自動化できるなど、 各種解説本もあるのでマックユーザなら挑戦してみる価値はある。

システムレベルのアップルスクリプト命令を実行する際に必要となるスクリプト機能拡張ファイルが 保存されているフォルダー。“URL Access Scripting”“キーチェーンスクリプト” “キーボード追加”“デスクトップ・プリンタ制御”“ネットワーク設定スクリプト” “ファイル共有命令”“モニタ階調設定”“リモートアクセス命令”“標準機能追加” が含まれている。

MacOSや対応ソフトのヘルプシステムが使用するデータが格納されている。 “Apple DVD Player Help”“Apple Help Viewer”“AppleScript Help” “Kotoeri Help”“Mac Help”“QuickTime Help”“ヘルプセンター”が含まれる。

コンピュータにAppleShare またはファイル共有でボリューム(ハードディスク・コンピュータ・サーバ)を、自動的にマウントする(接続する)ようにする設定が、Mac OS 9では可能になっています。これらボリュームのエイリアスをこのサーバフォルダーに保存し、起動時に自動的に接続されるようになるわけです。

普段使われていないような気になるフォルダだが、文字情報を含むデータをインターネットで 受け取った場合にユーザのマックでわかる日本語に表現してくれます。 このフォルダは削除してはいけない。

“ランチャー”あらかじめ登録しておいたアプリケーションや書類を、ボタンやクリックして直接 起動する機能。ボタン化したいファイルを“ランチャー項目”に入れると、 専用パレットに表示される。コントロールパネル内の“一般設定”で表示・非表示を選べる。 また、“ランチャー”をカスタマイズするには、 IMを“ことえり”にして、名前を〈オプション+Sをタイプ〉すると「◆」が打たれる。 この◆で始まる名前のフォルダを“ランチャー項目”内に作ると、この名前の付いた パネルが追加表示されるようになる。

プリントをする際に“セレクタ”で“バックグランドプリント”を選択していると、 プリンタドライバは“プリントモニタ書類フォルダ”に印刷内容を保存してから 少しずつデータをプリンタに転送する。このためユーザはプリント作業から解放され、 次の作業に移れるというメリットが生まれる。

〈control〉+マウスクリックで表示される“コンテクストメニュー”の“よく使う項目”に アプリケーションや書類のエイリアスを登録できるが、そのエイリアスが保存される。

キーボードのスクリプトのほかMacOS9に付属するランゲージキットを使用するための データを保管している。 “Chinese”“Danish”“Dutch”“English”“Finnish” “French”“German”“Italian”“ Japanese” “Korean”“Norwegian”“Spanish”“Swedish”の各ファイルが保管されている。

「Internet Explorer 5」や「Outilook Exoress 5」をはじめとするMicrosoft社ソフトの 初期設定ファイルが収納される。

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