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1)トラブル

●作業中にフリーズしてしまったようなので、一度コンセントを抜いてから再起動してみた。

今販売されている「Power Mac G4 (FW 800)」などは、リセットボタン〈再起動ボタン〉が 見あたりませんね。短気なユーザはコンセントを抜いてしまう荒技にでますが、このことで最悪の事態に陥る場合も…。

[心得その1]

フリーズした場合の対処方法
まずマウスを動かしてみてポインタが動くかどうか確かめよう。 ポインタが動かなければ〈Finder〉もフリーズしているのが判りますね。 〈Finder〉が損傷している場合も考えられます。[対策-1]
さらに、コマンド+オプション+esc を3つ一度に押して、 アプリケーションを強制終了出来ないか試す。 [強制終了]出来ない場合に、初めて再起動操作に入ります。
それまで操作していたアプリケーションの確認[対策-2]をしてから、“リセットボタン”または “本体のパワースイッチを長押し”して再起動します。

 

●外付けのHD(OS9.2)から起動し、大きなファイルをコピー中にフリーズ、再起動後そのHDが認識されなくなってしまいました。Mac本体のHDから起動すると、そのHDを初期化するか聞いてきます。

「外付けのHD(OS9.2)から起動し、大きなファイルをコピー」したことが問題のひとつ。
外付け起動ディスク〈OS 9〉を使うことは便利なんですが、「システム」を外付けにすることはそれだけ読み書きに時間がかかりハードディスクへの負担が大きくなります。
また「大きなファイル」をコピーしたことでハードディスクの“断片化”が進んだことも考えられます。
「外付けハードディスク」を使う場合、HD容量に応じたパーてーションを切り、システムは書き換えの影響を受けないようにするのが必要でしょう。 “そのHDを初期化するか”と聞かれても、すぐさま「初期化」する必要はありません。 多くの場合「ディレクトリの破損」が考えられます。

[心得その2]

あわてず騒がずMac本体から起動して、「ユーティリティ」フォルダにある「Disk First Aid」を起動してください。
起動後問題の「外付けのHD」が見えるかどうかを“確認”します。
“HDが見えた場合”そのまま[修復]しましょう。
“HDが見えない場合”や“修復が出来なかった場合”には、「Norton SystemWorks」もしくは「ディスクウォーリア」を用意します。「Norton SystemWorks」には「ディスクウォーリアRE」が付属していますので、どちらかのソフトで「ディレクトリの破損の修復」を試みる必要があります。

[心得その3]

Macを検査できるソフトは
「Norton Utilities」「ディスクウォーリア」「DRIVE10」「TechTool」が代表格ですが、どのソフトが最適かは一長一短があります。 大切なことは日々の「メンテナンス」と「バックアップ」→[対策-3]で、決してこのようなソフトに頼ることではありません。さらには、“トラブルが発生してからでは100%元に戻る保証はない”といえます。

 

2)システムフォルダ

●買ってきた当時のまま、今も何もしないで使い続けている。

3年・4年と使い続けていても、トラブルにあわず問題なく使用しているユーザもいらっしゃいますね。 軽度のトラブルであれば「Disk First Aid」が自動で修復してくれますから、 大きなトラブルに逢わない限り使い続けているわけです。

[心得その4]

メンテナンスは半年に一度は必要。
何も問題が起きていないから良いのではなく、問題を起こさないように心がけておくことが必要。 メンテナンスの仕方をしっかりと覚えておきましょう。
参考→〈デスクトップの再構築〉〈Disk First Aidを使う〉〈PRAMのリセット〉

●システムフォルダにあるファイルやフォルダはゴミ箱へ捨ててはいけない。

[心得その5]

〈システムフォルダ〉内のファイルやフォルダは、ゴミ箱へ捨ててはいけません。
必ず〈機能拡張マネージャー〉で使用・不使用を決めてください。
特にOS X をインストールしている“最近の機種”の場合には特に“注意”が必要です。
参考→システムダイエット

 

3)アプリケーション

●使い慣れたソフトを新しいMacへコピーしたけど、うまく動かない。

[心得その6]

ソフト本体だけをコピーしただけでは動かない場合が多々あります。
〈初期設定ファイル〉〈機能拡張ファイル〉が必要になるからで、少し上級者向けの操作であることを認識してください。そのソフトをインストールする際に出来る〈ログファイル〉を見れば、インストールされた書類を確認できますから見ておきましょう。またコピーしたことでシリアルナンバーが無くなってしまう場合もありますから事前に控えておくこともポイントです。
OSが違う世代へのコピー、たとえばOS 8.1で使っていたソフトをOS 9.2 のMacへコピーすることはあまりお奨めできません。〈機能拡張ファイル〉が合わないための“トラブルを起こす可能性が高い”のが理由です。 このため、新規インストールがお奨めですが、事前に“対応ドライバー”や“アップデート”を探しておくことは最低限の必要条件です。

 

4)インストール

●フリーウエアのソフトを見つけたので、ダウンロードして“すぐにインストール”した。

[心得その7]

ダウンロードしたソフトに付いてくる〈リードミー/読んでください〉には、必ず目を通そう。 インストール方法・対応OS ・使い方が書かれていますので熟読することがポイントです。 次にインストール方法については、幾つかの方法がありますので確認します。
●圧縮ファイルを解凍するだけでいいもの
●圧縮ファイルを解凍してからコピーペーストするもの
●インストーラを使ってインストールするもの
などがありますが、3番目の“インストーラを使ってインストールする”には手順があります。
まずインストール前に〈Norton AntiVirus〉などのウイルス対策ソフトを停止させておく。
〈Finder〉以外のアプリケーションをすべて停止する。
〈インストーラー〉を起動してインストールする。
終了後、再起動する。
の4段階のプロセスを必ず実行します。

 

5)インターネット

●Internet Explorerのバージョンが古いまま使い続けている。

[心得その8]

「Internet Explorer」「Netscape Communicator」などのブラウザーは、 最新バージョンを使うことを心がけましょう。
最近のブロードバンド化に伴い「脆弱性」と呼ばれる弱点がいくつも見つかる時代ですから、 必要最低限の対抗策でもあるあけです。

 

6)デスクトップ

●アイコンを変えたんですがOS X で起動したら違ったアイコンになっています。

[心得その9]

OS X をインストールしている“最近の機種”の場合には、OS 9 で設定したアイコンがOS X では正しく反映されない場合があります。またOS X で使えるアイコンはOS 9 では見ることが出来ません。
これはアイコンの仕様の違いですから、フォルダを整理するときに注意が必要です。→[対策-4]

●デスクトップに作業中ファイルを置いている。

ソフトで作っている途中の“作業中ファイル”をデスクトップに出していることは、目で見て確認できるので いろいろなファイルをデスクストップ上に並べているユーザも多いことと思いますが、大切なファイルになればなるほどフォルダに収納する“癖”をつけておきましょう。

[心得その10]

トラブル時に破損などの影響を受けやすだけでなく、デスクトップにあると言うことは「起動ディスク」に保存されているということでもあります。システムの入った「起動ディスク」は出来るだけ書き換えを少なくできれば「断片化」のトラブルからも逃げることが出来ます。
まずは作業ファイルを収納するフォルダと、システムの入った「起動ディスク」が別になるようにしましょう。


 
 

[対策-1]

〈Finder〉の交換
あらかじめ作っておいた“バックアップ”から〈Finder〉をコピーペーストする。

[対策-2]

起動中のアプリケーションは確認しておく。
つねに起動中のアプリケーションを把握しておくことは、
1)必要以上のアプリケーションを起動しない→メモリの浪費を防ぐ。
2)フリーズした際の再起動による障害を最小限にするため、作業中のアプリケーションは必ず保存しておき、 さらには書類を閉じておく心がけを身につける。

[対策-3]

バックアップを作る
新規インストールした時に作っておくのが一番ですが、〈Finder〉などの〈システムフォルダ〉であれば、 OS 9 のインストールディスクからコピーすることが出来ます。

[対策-4]

カスタムアイコンを使う。
OS X 用のアイコンの中にはOS 9 でも見ることが出来る仕様のものがありますから調べてみましょう。

 
 

 
 

Norton Utilitiesの使い方

トラプルが起きたらとにかくNortonと覚えてしまった方も多いのではないかと思いますが、逆に事態を悪化させることもあり得るので注意が必要です。また対応OSにより使えるバージョンがありますから気をつけましょう。万が一使用するとハードディスク情報を壊してしまいます。

 
 

●Disk Doctor(ディスクドクター)

ディスクの診断と修復してくれます。
「Disk First Aid」で修復できないディレクトリ情報のトラブルに見舞われたときに使用します。矛盾や欠損を生じているディレクトリに“パッチ”を当て、元通りのかたちに修復してくれます。
メディア〈HDやMO〉やファイル情報の不具合を検出し、修復してくれる。 しかしながら、修復を頻繁に繰り返しているとディレクトリー情報がつぎはぎ状態になってしまう欠点もある。

●Speed Disk(スピードディスク)

ディスクの断片化の解消と最適化をおこなう。
データはディスク上の“空き領域”に順番に書き込まれるが、ひとつのまとまった領域ではなく、開いている領域を“片っ端”から埋めていくため、Macを長い間使用しているとデータが分散して保存される「断片化」を起こしてしまう。断片化が生じると、ファイルを読み書きするのに時間がかかるようになる。
Speed Diskを使用する際にはバックアップをした後にするように心がけよう。

●Unerase(アンイレーズ)

ファイル復元用アプリケーション
誤ってファイルを、削除したり、ファイルが消失した際にUneraseを使います。 File Saveが記録した情報を元にファイル復元を試みてくれますが、古いものになるほど復元できる確率は低くなります。

●Volume Recover(ボリュームリカバー)

ボリューム復元用アプリケーション
ディレクトリ情報のトラブルから見えなくなってしまったハードディスクを復元することが出来る。 File Saveが記録した情報を元に最新の記録日時へ復元を試みますが、File Saveを常時使用していない場合は復元できる確率〈作業ファイルまでは復元できない〉が低い。

●File Saver(ファイルセーバー)

ディスク情報の管理ユーティリティー
File Saverは、ディスク上のデータの動きの情報を独自に保持しておくことで、「Unerase」や「Volume Recover」の復元の効率を高めてくれます。常時機能させておくことで正しく使えますので、終了時などに「File Saver」が起動することが嫌いなユーザには必要のないものでもある。 一部のソフトとはコンフリクトを生じる可能性もあるので注意しよう。



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