SS900の思い出
1998年末、851(改888)を乗っていた私は、公道で速くなりたい!という不純な動機で”サンデーレース”に出たいとDESMOの社長に相談する。
しかし、私の851は半年間で18000kmも走っていて、とてもレースに出れる状況ではなく、さらにその頃のモトルネで851が出れるクラスはMT−1でとても予選通過が出来ないクラスだった・・・。
そこでDESMO社長より提案されたことは下記の3つだった。
1. 851をオーバーホールする。
2. 851コルサのエンジンを買う。(泥沼になるので一番に没!!)
3. 違うマシンを買う
で、ちょうど良いところにその当時みんなが”格好悪い”と評判の悪かったSS900IEという車種があり、私的にはそんなに格好悪いと思わず、さらにSHOPとしてもSS900IEを触ってみたいという話もあったのでSS900IEを購入しました。
最初の印象としては、曲がるには曲がるがなんだか後のサスが動いていない気がする・・・と言った印象で特に不満なく走っていました。

サーキットでいよいよ走るようになり、どうにも滑るような気がしてならないことを相談すると、RサスとFサスが動いてない!!という事がわかり、両方プリロードを抜いて走っていました。

初レースで転倒してショックだったのですが、ここで運良く(?)もらい事故をして大幅改造となり、世界で1台の緑色のSS900IEが誕生したのです。

レースが1シーズン終了して、やはりサスは動きが悪いのでFフォークのOHを自分でして、RサスはWPに交換しました。
Rサスは非常に交換した甲斐があり、アクセルがガンガン開けれるようになり今でもあの感動が忘れられません。
ついでに、もっとINに速くつきたい!の理由と実験をかねてFの突き出し量を増やすと、これがGOODな感じでフロント周りから来る情報量が非常に増え安心して走れるようになりました。
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今考えると、SS900OIEはバイクの色々なことを教えてくれパワーに頼らない走りで速くなれるということを教えてくれました。
本当は748Rを購入の際にSS900IEも手元に残しておきたかったのですが、金銭的なことでどうにも出来なくなるよりは748R、1本に絞ろうと考え下取りにしました。
このSS900IEのパーツはDESMOのデモ車や、私の748Rに引き継がれ、思い出の左の手巻きのアルミのテルミニョーニだけが部屋の片隅に置いてあります。

タイヤの選択ミスでレインタイヤでドライを走る図