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本の記録:呼吸器(肺)・外科
Books Log:ブ[ック]ログ

 呼吸器(肺)・外科の部の書籍についてご紹介と感想をまとめます。また番外ですが、病院評価の部をおきます。

2009年10月10日

8月6日

 直後に書評(yomiuri)出る。

2007年2006年2月4日

 幕末・維新史の部を独立させました。

呼吸器(肺)・外科の部

タイトル 著者 初版日 出版社 感想
医療崩壊の真実 勝又健一 著 2009年10月10日 アスキー新書  医療コンサルタントが捉えた医療現場。多くの医師は金銭目的でないが、認められないと燃え尽きるとは、その通りか。
病院はもうご臨終です 仁科 桜子 著 2009年01月16日 ソフトバンク新書  大学病院外科の女医(抵抗あるも使用)の奮戦記。
モンスター・ペイシェント 崩壊する医療現場 南俊秀 2008年11月10日 角川SSC新書  63-64ページ、胸腔鏡下右肺上葉切除で肺動脈損傷の業務上過失致死例、上・中葉の分離中に刃付き(刃無しもあり)自動縫合器でか。
医療崩壊はこうすれば防げる! 本田宏・編著 2008年7月22日 洋泉社  8章にわかれ、各医師の提言。平成の医療「建白書」ともいえる。
医療格差の時代 米山 公啓 著 2008年7月10日 ちくま新書  帯に「患者の知らない医療者の惨状」。格差とは患者にとって、そして医療者にとって両方ある。
医療再生は可能か 川渕 孝一 著 2008年4月10日 ちくま新書  副題に「いったい、医療にいくら払えばいいのか」。210ページ「アウトカム情報の公開」で医療機関も透明性と説明責任が求められると。まだ馴染みのうすい臨床指標(クリニカルインジケータ)ではある。
病院に行っても病気が治らない日 著者: 岡部正 2008年3月20日 講談社α新書  医療崩壊に対応する新書。86ページに新幹線内で急変した乳児を社内放送で外科医が治療したが、虚しく、訴訟に。どうしたらいい?
『見習いドクター、患者に学ぶ』 ―ロンドン医学校の日々 林 大地 2008年2月20日 集英社新書  帯に「病気を診ずして病人を診よ!」。呼称で38ページ、英国ではプロフェッサー・・、米国ではドクター・・は、英国で外科医がDrよりMrを好む事と合う。第6章で1106年創立の聖トーマス病院が歩んだ波乱万丈の歴史は、日本の武家社会より長い。
『死をおそれないで生きる』がんになったホスピス医の人生論ノート 細井順 ヴォーリズ記念病院ホスピス長/著 2007年7月30日 いのちのことば社  がんになった医師の本は幾多あるが、ホスピス前は外科医だった著者で編者とほぼ同年代。身につまされる。
医療の限界 小松秀樹/著 2007年6月20日 新潮社  有名になった「医療崩壊(立ち去り方サボタージュ)とは何か」の著者。帯に「病院から医者が消える。・・不老不死という幻想」、共感する部分多い。
癌はもう痛くない / ペイン・クリニックはここまできた 花岡一雄(祥伝社) 2007年6月5日 (祥伝社新書)  帯に「モルヒネが自宅で投与できる」、たしかに癌除痛のWHO(世界保健機関)方式(140ページ)が普及してなかった。
Si新書『がんの仕組みを読み解く がんにも個性があった』 多田光弘(ソフトバンク新書) 2007年4月24日 ソフトバンク  一般書といえで内容は高度で参考文献(204ページ)に下段(2006年10月20日刊行)の専門書が引用されている。
「がんとどう向き合うか」 額田 勲 2007年5月22日 (岩波)  49ページに76歳のBさん、肺がん手術後に痛みで痰が出せず気管支鏡で吸引など苦痛と。大開胸と思われる。
患者さんにはちょっと言えない 医者の世界の「お約束」 富家 孝 監修 2007年2月10日 (青春出版)  承服できない点(201ページ、欧米に院内感染ない)あるが、共感する点(136ページ、名刺をくれない外科医の手術は危ない?;209ページ、サードオピニオンを聞こう!)もある。
新臨床腫瘍学 臨床腫瘍学会 編 2006年10月20日 南江堂  はじめて日本で大成された最新の臨床腫瘍学ともいえる。
論文捏造 村松秀 著 2006年9月10日 中央公論新社  帯に「ノーベル賞目前のスター学者。不正は・・」とあり、国内でも問題の捏造に迫る。
薬剤性肺障害の評価,治療についてのガイドライン 日本呼吸器学会 2006年4月1日 メディカルレビュ−社(紀伊国屋)  ガイドラインがそろう。
機長が語るヒューマン・エラーの真実 杉江弘 2006年3月25日 ソフトバンク新書  帯に「鉄道事故、医療ミス、株の誤発注・・・人は失敗を避けられないのか?」。1977年の航空史上最悪のカナリア諸島の事故で管制官の「オーケー」が問題、肯定も否定もあり事後禁止用語に。医療にも当てはまる。
大学病院でなぜ心臓は止まったのか 読売新聞社 2006年1月10日 中公新書ラクレ(紀伊国屋) 帯に「白い巨頭の蹉跌」。2004年まで東京医大 心臓外科で術後死亡4人あり、読売が特別チームで取材。医療者は必読。
EBMの手法による 肺癌 診療ガイドライン 2005年版 日本肺癌学会/編 後援 日本呼吸器学会/日本呼吸器外科学会/日本外科学会/日本胸部外科学会/日本癌治療学会/日本医学放射線学会/日本呼吸器内視鏡学会 2005年11月 金原出版  EBMとは根拠に基づいた医療、保険行政も推奨。抗癌剤が少し変更となった。
改訂 ドレッシング 新しい創傷管理 穴澤貞夫 監修 2005年8月25日 第2版 へるす出版  1995年の初版後、日本創傷治癒学会・日本褥瘡学会ができた。看護師などの勉学意欲に眼を見張るという。第3章は「今や閉塞性ドレッシングが標準ドレッシング」と題されている。カラー図版が多くて9800円は貴重。
肺癌治療二頁の秘訣 藤村重文 編集 2004年10月25日 金原出版  「はじめに」で肺癌診療ガイドラインが出たが、根拠が明確でない部分も残され、これらを補足する意味で編纂とされる。見開きで各界の重鎮が意見やコツを述べており、役に立つ。ただし手術関係で切離(division)を切断(amputation)と混同している記述が散見される。
特発性間質性肺炎診断と治療の手引き 日本呼吸器学会 2004年9月 南江堂(紀伊国屋)  同学会のガイドライン作成委員会が編集。用語を含めて整理された。
多職種チームのための周術期マニュアル1 肺癌 近藤晴彦 編集 2004年 メヂカルフレンド社  編集者は静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科チーフで運営者も築地のがんセンターで師事した。医師・看護師・技師など横断的に使える本。お勧めの1冊。
外科病棟・手術室のリスクマネジメント 松野正紀、押田茂實、根岸七雄、編著 2004年2月5日 中外医学社  第1章.総論、5.手術と病院のリスクマネジメント、d.総合病院、D.院内感染、そして第2章 各領域のおけるリスクマネジメント、12.術後感染とリスクマネジメント、において外科感染対策がリスクマネジメントとして扱われており、珍しい。運営者が「手術部位感染の医療経済とリスクマネジメント」の依頼原稿で参考となる。
医療再生―ドキュメント「危機」の現場― 日本経済新聞社 編 2003年1月23日 日本経済新聞社(BookDirect)  2001-02年の日経新聞連載の単行本。74−75ページで運営者が「手術前日のカミソリでの剃毛」(バリカンの除毛と区別するため取材で答えた)を「大学で習ったやり方にこだわる」として掲載された。光栄にも第3章「良医を育てる」の中。
医療危機管理 安達秀雄 2001年5月30日 メディカル・サイエンス・インターナショナル  著者は自治医大の心臓血管外科助教授。医療危機管理学の必要性で医療危機の管理と、医学・医療の危機管理の統合を訴える。一読に価。
上手な情報検索のためのPubMed活用マニュアル     編著 縣俊彦 2000年9月25日 南江堂  PubMedとは米国国立医学図書館が提供する検索サイト。運営者も30年前の検索は電話帳のようなMEDLINEと格闘していたので隔世の感。採用分は発表のページでも活用。2005年でも役立つ。
肺がんカウセリング 浅村尚生 2000年10月15日 南江堂  2000年発刊時に読んだが、2005年には胸腔鏡手術でやや情勢が異なる。むしろ患者さんが読んでためになる。
医者のためのロジスチック・Cox回帰入門 高橋善弥太 1995年7月9日 日本医学館(楽天)  カバー裏に「カイ自乗検定、t−検定、U−検定、カプライン・マイヤー法などの単変量解析を用いているが、これだけでは誤った結論を生む危険性がおおいにある。わが国の医学会の後進性ともいえる。」とあり、運営者も同感。2004年報道関係の調査でもカプラン・マイヤー法を指示するが、同様の危険あると思う。
ふく


病院評価の部

タイトル 著者 初版日 出版社 感想
特集:医療破壊 東洋経済 2008年11月1日特大号 東洋経済  医療崩壊でなく医療破壊。医師酷使社会の語も。
hospital-navi.com hospital-navi.com 2008年5月現在 中四国(hospital-navi)  リンクの山口県に下関市立中央病院あり。
病院選びに迷うとき 良医と出会うコツ 長田昭二 著 2007年11月10日号 NHK出版  著者は「夕刊フジ」等に執筆。外科医が抗がん剤処方に疑問だが、呼吸器外科医は例外(19頁)と。「手術中の突発・・」(172−3頁)は現場取材のできごと。
いい病院2006(週刊朝日、別冊) 朝日新聞社 2006年2月5日号 いい病院2006(朝日) 平成18年度から手術例数による診療報酬上の手術料の差別化が撤廃されるが、触れられず。米国では有意な結果だったが、国内ではエビデンス出ず。
病院機能評価受審領域別ハンドブック 佐合茂樹ほか共著、産労総合研究所 編 2005年11月7日 新訂 経営書院  日本医療機能評価機構Version 5に対応。感染対策、針刺し(職業感染)対策、抗菌薬ガイドライン等、受審しなくても重要な課題あり。
最新 全国病院<実力度>ランキング 別冊宝島 宝島社 編 2005年7月20日発売 宝島社  2005年10月8日:肺がん部門、中国・四国9県でSCHは9位。山口県では2位。評価項目は治療力、緊急対応力、チーム医療の充実度、ケア力、リハビリ力、説明と同意力、および情報収集&公開力からなる。
リピーター医師 なぜミスを繰り返すのか? 貞友義典 2005年6月20日 光文社新書  著者はリピーター医師放置国家賠償請求訴訟の弁護士。事故後ムンテラしてごまかすことになる(本書94ページ)一方、251ページでインフォームドコンセント(説明と同意)が弁護と同じく重要という。ムンテラ(口頭治療をさす隠語)は時代錯誤?
手術数でわかる いい病院 全国ランキング2005 朝日新聞社 編 2005年2月25日発売 週刊朝日[臨時増刊](3/10号)  国に届けられた2003年1−12月の手術数の一覧。山口県の肺癌等ではSCHは執刀医は単一だが、山口大学に匹敵。
全国優良病院ランキング 日本BP社 編 2004年10月4日 日本BP  帯に「町のお医者さんが信頼する3161病院を一挙掲載!」とある。知らぬ間のアンケートだったが、勤務先も運営者も肺癌の部で掲載、感謝の限りです。
日経 病院ランキング 日本経済新聞社 編 2004年6月25日 日本経済新聞社  帯に「医療事故や院内感染が相次ぐ中、安全管理は欠かせません。」とある。日経新聞の調査・記事の単行本。勤務先は安全重視の調査で全国47位だった。
初公開!データでみる「良い病院」 サンデー毎日 編、福島安紀 著 2002年12月15日 毎日新聞社(amazon)  タイトル冒頭にあるように当時、見新しい病院一覧で「おわりに」でもアンケートで医師から反撃にあい、気が滅入ったという。セカンドオピニョンの受け方もあり、その後は耳慣れるようになった。

ふく

幕末・維新史の部

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