2001年、映画館で観たのはこれだけ(笑)


「ロック・スター」('01 アメリカ)

監督:スティーブン・ヘレク
出演:マーク・ウォルバーグ、ジェニファー・アニストン他

カリスマ的バンドのスティールドラゴンの大ファンで、
彼らのトリビュートバンドを結成し精力的に活動するクリス(ウォルバーグ)は、
ある日、そのバンドを追い出されてしまう。
そんな彼に、憧れのスティールドラゴンのリーダーから一本の電話が・・・
ボーカリストをクビにした彼らは、クリスをその後釜に選んだのだった!

華やかな80年代メタルシーンを舞台に、
一夜にしてスターとなり、自分を見失ってしまう若者の物語、なんだけど・・・
(元ネタは、ジューダス・プリーストのボーカリスト交代劇)
個人的には、
キレイなお顔のブラス・エリアスが見られて幸せ。
ザック・ワイルドは、やっぱお髭がない方がいいわ。
意外に演技派のジェイソン・ボーナム。
そして、小芝居してる(笑)ジェフ・ピルソン。
といった具合に、「ミュージシャンが見られて嬉しい」映画。
だって、今でもメタルを愛する身としては、この映画の結末は、ちょっと複雑な気分になってしまうのよね。
あ、それから、「フレンズ」でお馴染みのジェニファーが可愛かった〜。
あんな髪型して、あんな服が着た〜い。
つーか、あの顔とスタイルが欲しいけど(爆)。


「猿の惑星」('01 アメリカ)

監督:ティム・バートン
出演:マーク・ウォルバーグ、ティム・ロス他

2029年、調査の為チンパンジーを乗せて宇宙ステーションから飛び立ったポッドが行方不明になる。
それを追って飛び立ったレオ(ウォルバーグ)のポッドもまた
宇宙空間の異常に巻き込まれ、未知の惑星に不時着する。
そこは、猿が人間を支配している惑星だった。

「オリジナル版と比べてはいけない。まったく別もの」とは、
公開前から頻繁に耳にしていたが、本当にそうだった。
オリジナル版は、人間への痛烈な批判がこめられたものだったように思うが、
これは、もっと娯楽作品よりの映画。
一応、猿社会の描き方が、人間社会の風刺になってたりするが、それだけ。
つーか、コメディではないか、とまで思ったりするんだけど(笑)。
だって、猿の将軍役のティム・ロス、面白すぎ。
しまいには、大真面目に振舞ってるM・ウォルバーグがまた、面白くなってきたりして。
ストーリー展開的には、目新しくもないし、ラストのどんでん返しもまー予想可能。
だからこれは、言ってみれば、「ティム・バートン印の作品」って感じでしょうか。
猿役の俳優さんたちの動きは、歩き方から細かい仕草まで、まさに「猿」だし、
CGよりも実写にこだわった戦闘シーンは、迫力充分。
(おかしなCGキャラ作って喜んでたルーカスに見せてやりたい)←暴言?(笑)
こういう「こだわり」が、個人的には嬉しくて、楽しめたのでした。
ところで、セード将軍の父親のお猿さんって、チャールトン・ヘストンだったのね。
観た後に、関連サイト巡りしてて、知りました。全然わかんないもの・・・


「恋戦。OKINAWA Rendez-vous」('00 香港)

監督:ゴードン・チャン
出演:レスリー・チャン、フェイ・ウォン、レオン・カーファイ、加藤雅也他

大泥棒のジミー(レスリー)は、日本のヤクザ、サトウ(加藤)との取引の為、真夏の沖縄にやって来る。
そこで出会ったジェニー(フェイ)に心惹かれるが、
彼女はサトウの愛人で、ジミーが受け取るはずだった金を持ち逃げしていた。
一方、同じ沖縄で、さえない内勤警官ロー(レオン)は恋人とバカンス中。
ジミーを見つけたローは、手柄をたてようと、ジミーをつけまわす。

と書くと、まるでアクションもののようだが、実際は恋のさやあて系のコメディ。
三枚目的な演技は、主にレオンが引き受けているのだが。
まー、お気軽に見られるまさに香港映画って感じ。
しかし、レスリーもレオンももう40歳を過ぎてるおじさんだというのに、とても元気だ。
レスリーは、見た目的にちょっと老けたかな、という気はするけど、
レオンは、もともと老け顔だったので(爆)あんまり変わってないような。
(言っておくけど、私はレオン・カーファイのファンである)
ちなみに、この作品、フェイ・ウォン6年ぶりの映画だそうで。


「ハイ・フィデリティ」('00 アメリカ)

監督:スティーブン・フリアーズ
出演:ジョン・キューザック、イーベン・ヤイレ、ジャック・ブラック他

シカゴで、小さな中古レコード屋を経営しているロブ(J・キューザック)。
2人の従業員は、音楽の知識は豊富だが、かなり変わったキャラクター。
ある日、同棲していた恋人のローラ(I・ヤイレ)に出て行かれ、落ち込んだロブは、
自分の失恋癖の原因を探るため、過去に別れた女性たちと連絡をとるのだが・・・

「ロック知識のない奴お断り」といった店のオーナーがハマりすぎのジョン・キューザック。
さすが、演技が上手い。
と思ったら、脚本だけじゃなくて、音楽の監修までしていた本物の音楽好きだったようだ。
とにかく、大人になりきれない自己中心的な男を見事に表現している。
いち音楽ファンとして、「いるいる、こういう奴!わかりわかる!」と、ロブにも感情移入できるのだが、
そんなロブに愛想をつかして出て行くローラの気持ちもわかる。女性として。
見終わった後、何となくスッキリしない気持ちになったのは、
最後、ロブがちょっぴり大人になったのが寂しかったからでしょうか。
少年のようなロック・ファンでいることと、地に足をつけた大人になることの両立。
あぁ、永遠の課題だわな・・・


「リトル・ダンサー」('00 イギリス)

監督:スティーブン・ダルドリー
出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲアリー・ルイス他

イングランド北部の炭坑町に住む11歳のビリー(J・ベル)は、地元のホールでボクシングを習っていたが、
隣でレッスンをしているバレエ教室が気になり、成り行きで飛び入り参加。
彼のダンサーとしての素質を見抜いたバレエ教師(J・ウォルターズ)は、
家族に黙ってボクシングの替わりにバレエを習い始めたビリーを熱心に指導する。
そして、「ロイヤル・バレエ学校のオーディションを受けてみないか」と・・・

さすがイギリス映画。出てくる人、出てくる人、みんな頑固でクセがある。
「男は男らしく!」とバレエに反対する労働者の父親(G・ルイス)が、泣かせるのだ!
最初は反対してたけど、ビリーの必死の気持ち(これを踊りで表現するのだ、この子は)を理解し、
父は、オーディションへ行くためのお金を稼ぐため、仲間を裏切りスト破りをする。
それを止める同じ炭坑で働く息子(ビリーの兄)と抱き合って泣くシーンは、号泣もの。
「あの子には未来があるんだ!!」って。
ロンドンへ旅立つビリーと、ずっと炭坑で働きつづける父と兄、という落差に悲しくなるんだけど、
最後は、幸せな気分にさせてくれます。