
皆さん,ペットを飼うと,エサをやるね.犬には犬のえさをやる.猫には猫用のえさを与える.インコにはインコに適したエサ与える. 昆虫にはたくさんの種類がいる,みなその食べ物は違うでしょう.モンシロチョウの幼虫はキャベツを食べる.アゲハチョウの幼虫はみかんの葉を食べるでしょう.牛や馬のような草食性の動物は草や木の葉をたべる.昆虫に似ているかも知れないが,そうした遺伝的に動かしがたい特徴がある.ライオンやヒョウのような肉食動物は生きている.わたしたち人間はどうかというと,肉も食べるし,植物も食べる.何でも食べる雑食性である. このように生きとし生けるもの,すべて何らかの食べものを得て生きている.しかも,重要なことはその種類にふさわしい食べものを食べて生きているということである. 腸内細菌にしても同じである.細菌も生きている.生きるということは細菌だって食事をとるということだ.腸内細菌の種類が100種類あるとしたら,100種類の好みがあるということを意味する.病原菌はびょ気を引き起こすということに関心があり,そのことで細菌は生きているように思うかもしれないが,病原菌にしても,生きるためにそれぞれ好みの食べ物をとって生活しているのだ. 腸内細菌は腸内が生活の場であるがために,主人である人間(あるいは動物)の好みに追随せざるおえない.宿命である.だから,人間さまが偏食をしていると,腸内で活発になる細菌の種類(菌種)にも偏りが生まれるのも必定というものだ.これは限られた菌種にえこひいきをしていることを意味する. ご主人様がことのほか肉料理が好みであると,消化吸収で余るたんぱく質(あるいはその消化産物)が大腸において,それを好む菌種のエサとなり,その勢力範囲を展ばすことになるだろう.このような状態が長く続くと,ご主人の健康に弊害が起こることもあるのだ.結腸がんはその好例である.細菌は自分の生活の排泄物を腸内に出す.その排泄物が有害であることが往々にしてある.たんぱく質に場合,特にそうなのだ. 腸内細菌はペットに似ているが,かわいがっているペットにかまれることがないように,適度に食事の節制には気をつけなければならない.バランスのとれた食事をとって,特殊な菌種にえこひいきをしないようにしよう. |
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