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食物繊維と便秘

アイコン大腸をきれいに,清潔に保つことは大腸の健康とからだの健康にはかかせないことだ.大腸は大便ができるところで,もともと汚いところだから清潔にするのは無駄骨,骨折り損のくたびれもうけのようである.そんなの意味がわからないという人がいるかもしれない.

アイコンしかし,ブタや馬や牛などの家畜を飼育していると,畜舎は当然汚れる.そこを清掃するのは無駄骨ではないと考えるのが普通の考えだ.大腸も同じことなのだ.

アイコンでは大腸の清掃用具には何を使うのか.それが食物繊維である.動力は腸管運動である.動力であるところの腸運動の力,頻度が弱ることも便秘の元になるが,ここでは食物繊維(「食繊」)の話を紹介したい.

アイコン「食繊」には大小さまざまなものがある.それだけでなくて,水に溶けるもの(水溶性という),水に溶けないもの(不溶性),などさまざまだ.種類によってその働きも違う.

その機能(働き)を大きく分けると,直接的な働きと間接的な働きが考えられる.

アイコン直接的な働きとは掃除用具のような働きである.つもり,「食繊」はモップのような働きをする.モップは水分をすいとり,汚れも吸い付ける.余分の水分は腸によって体内に吸収され,大便として排泄されると考える.

アイコン便秘との関係で,もう少し説明しよう.大腸は水分を吸収するが,それが過度に便の水分が少なくなって,便秘になるという理屈だ.ところが,さまざまな「食繊」が大腸内に入ってくると,「食繊」のあるものは水に溶けて,水分が大腸で吸収されるのを妨げる.それによって不溶性の「食繊」により多くの水分が与えられることになるわけだ.

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