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2.破産しても関係ない!と脅されて、、、 |
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高木さん(仮名)は、2度にわたる交通事故と事故による後遺症により、勤務先の運送会社を退職せざるを得なくなってしまいました。 事故の責任は、けして高木さん1人のものではなかったのですが、1ヶ月の間、入院生活を余儀なくされてしまい、その間の生活費をサラ金業者からの借入金によって補うようになっていました。 妻はパートに出ていたのですが、二人の子供が中学生と高校生であったこともあり、とても妻のパート収入だけでは生活していくことができなかったのです。 |
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高木さん夫婦は、家族で何とか力を合せてこの危機を乗り越えようと頑張りました。 しかしながら、大黒柱である夫が突然無収入になったことによる打撃は想像以上に大きく、高校生の子供が通っていた塾も止めてもらい、食費なども切り詰めるだけ切り詰めて家計をやりくりしていたのですが、高金利による借入金は減っていくどころか、返済のために自転車操業に陥ってしまう始末でした。 そんな状況の中、すがるような思いでドアを叩いたサラ金業者「ヘイキン」の担当者は、派手なスーツを身に纏っており、一目で普通の業者ではないと感じたのですが、お金を貸してくれるということで、もう後には引けなくなってしまったのです。 そして、契約書に署名を終え、20万円を受け取った後、その担当者は、「破産しても関係ないからな。」とすごみのある表情で高木さんに念を押したのです。 高木さんは、心の底から恐怖心を覚え、借り受けたお金を小脇に抱えて足早にそのビルから去りました。 |
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高木さん一家の家計はもう限界でした。 滞納していた家賃も払わなくては、アパートも追い出されてしまいます。サラ金業者への返済期日も迫ってきます。 そして、とうとう、どこの業者へ行っても、これ以上は貸すことは出来ないと、断られてしまうようになってしまったのです。 高木さんは、いよいよ「ヘイキン」への支払いも遅れがちになってしまうようになりました。 案の定、例の担当者から、ものすごい剣幕で電話がかかってきました。 「慈善事業じゃないんだ!」「貸したものは返してもらうからな!」「破産したって無駄だぞ!」 高木さんは、恐怖で夜も満足に寝ることができません。仕事をしていても、いつ取立の電話がかかってくるか、生きた心地がしませんでした。 |
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高木さんは、すがるような思いで、司法書士事務所へ訪れました。いつかテレビのニュースで取り上げていたクレジット・サラ金110番を思い出したのです。 破産の申立をする直前まで続いた「ヘイキン」の担当者からの厳しい取立ても、破産申立をしてからはぴたりと止まり、ようやく、高木さんの平穏な生活が戻ってきました。 司法書士の事務所には何度か問い合わせの電話があり、迷惑をかけてしまったようですが、破産手続に入った以上、業者の個別取立は禁止されるということを、しっかり伝えてくれたため、渋々引き下がったようです。 破産宣告もおり、現在は、免責の手続中ですが、家族で一からやり直そうと全員で話し合い、協力し合って生活の建て直しをしているところです。 |