自己破産なんでもQ&A




Q. 自己破産ってどういうこと?
A. そもそも、自己破産とはどういうものなのでしょうか。

 破産というものは、多額の負債を抱え、その負債を払うことが出来なくなってしまった人や会社の最終的な清算手続です。

 仮に、多額の借金を支払うことが出来なくなってしまった人や会社に対し、お金を貸した一部の者が抜駆け的に貸金の回収を計ってしまったとしたらどうでしょう?
 早期に債権者(お金を貸した人)間の利害を調整して、債権者らの協力を得ての再建計画を立てれば事業の継続も可能な場合もあるでしょうし、また、抜駆け行為を行なった者のおかげで泣き寝入りをさせられる債権者が出ないよう、債権者間の不公平を阻止する必要も出てきます。
 さらに、破産した者が会社ではなく、個人であるような場合には、その者が一生多額の負債を抱えて生きることのないよう、生活の再建をはかるための手続も必要です。

 つまり、多額の借金を抱えてしまい、支払う事が出来なくなってしまった人の財産に関し、債権者間の平等な清算を遂行し、なおかつ、債務者本人に経済的な更生の機会を与える手続、が破産手続であると言えるでしょう。

 そして、その破産の中で、特に債務者(負債を抱えた人)自ら申し立てる破産を自己破産と呼んでいるのです。

 もちろん、あくまで最終的な手段でありますから、安易な借金からの解放でないか、隠している財産はないか、など、裁判所による厳格な審理が行われます。

 さて、ご存知のように、ここ数年前から、爆発的な勢いでこの自己破産の件数が全国的規模で増えています。
 なぜでしょうか。

 ひとつの大きな原因には、いわゆる消費者金融業者の台頭が考えられると思います。

 これまでのイメージを一新させるようなソフトなネーミングを持つ無人契約機の設置を、人気タレントを起用したCMで朝昼晩とテレビで流しつづけている業者は、今や、借金をキャッシングというおしゃれなものに変えてしまった、と言っても言い過ぎではないのかも知れません。

 しかし、忘れてはいけないことがあります。
 業者は、そのソフトなイメージの後ろで、利息制限法という法律をはるかに上回った高金利をとっており、また、支払義務のない親族への支払いを強要し、さらに、ダイレクトメールなどあらゆる手段を使って、貸付高を増やすため過剰な融資を行っているのです。

 ところが、大手の業者になりますと、現在、都市銀行などより多額の利益を産んでおり、日本を代表する大企業の道を着々と歩んでおります。

 そして、一方、自己破産の件数は年々増え続け、近年では、毎年、過去最高の更新し続ける状況になっているのです。




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