司法制度改革の時代を司法書士として生きる!
〜全青司活動現場からのレポート〜




当番司法書士制度(仮称)構築に向けて(平成17年5月10日)

 1.当番司法書士制度(仮称)構築に向けて

 平成17年4月23日(土)、24日(日)に神戸の兵庫県司法書士会館で行われた今年度第一回目の代表者会議では、当番司法書士制度(仮称)について、代表者の皆様と議論することができました。参加していただいた全国の代表者の皆様、二日間にわたりお疲れ様でした。

(1)全青司では、昨年から、当番司法書士制度(仮称)の構築について議論してまいりましたが、先般の宮崎大会においても、執行部がどのようなスタンスであるかをお話させていただきました。そして、今般の代表者会議においても、再度確認をさせていただいております。
 すなわち、「司法支援センター構想に対する積極的な協力はもちろんであるが、それだけに留まらず、この構想でさえ埋めることのできない司法過疎に対する対応こそ、全青司で補うべきであると考えるものである。」というのが基本理念であり、具体的には、@いわゆるゼロワン地域の事件、A全国の簡易裁判所に膨大に提起されている、原告を消費者金融業者・信販業者等とする、いわゆる業者事件の被告事件、B極めて訴額の少ない事件の3つにこそ、当番司法書士制度(仮称)の需要がある、というものです。一言で言えば、能動的に取り組もう!ということです。司法制度改革の時代を司法書士として生きる!35参照。

(2)今般の代表者会議においては、このスタンスを今一度確認させていただいたうえで、既に当番司法書士制度を稼動している、リーガルエイド島根の余村会員、東京青司協の菊地会員に活動実績等について詳細な報告をしていただきました。この二つの単位会の活動の詳細については、是非ともお二人に直接お聞きになっていただきたいわけですが、それぞれ、地域の実情に合わせたシステムによって、まさに全青司が考える理念に沿って具体的な活動をされていることが確認できました。本当に力強い限りであります。

(3)上記の二つの実践例に、多くの代表者の皆様は良い刺激を受けたようで、実に多くの質疑応答がなされました。そして、複数の単位会が、導入を前向きに検討するという回答をしてくれました。執行部としては、本当に嬉しいことです。一つでも多くの単位会が制度導入をご検討くださるよう、重ねてお願い申し上げます。必要な資料等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

(4)さて、今後の具体的な予定ですが、全青司としては、各単位会の実情に合わせた当番司法書士制度について、必要に応じて援助ができる基金を設置したいと考えています。次回の富山における総会において、皆様のご承認をいただけるよう、基金規則案の策定にとりかかる予定です。そして、その策定にあたっては、今般の代表者会議における議論をふまえ、また、今後の執行部の議論についても、できる限り皆様に情報開示し、ご意見を反映させていただきたいと考えておりますことを申し添えておきます。
 次回代表者会議のメインテーマは、ADRです。ご期待ください。




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