まりメラを語る・21


マリーン


特別に彼女に対して思い入れがあるわけではないのですが、さすがに放映も
残すところあと一回で、果たして彼女を描き込んでくれるかどうか、それが
もう望み薄なので、少々彼女についての私なりの考察なんぞを。
生まれはブリガドーン。自称50歳。クレイス。それはわかる。
では彼女の自意識は、どんななのか。
まず生まれてすぐ(転生間もなく)赤ん坊のままでアンプルに入っていた状態で、
ワワの手によりポイクン、ロロ、メランに託され、明治維新でひっくり返ってい
る日本へと逃れます。
そして彼女の「あたし、こうみえても50歳」、ということは終戦間近の1945年
頃までにはすでに50年の間、日本で暮らしていたという事実があるということ。
けれど、まりんと出会ってのメランの台詞「君は何も知らなくていい」、だとか
まりんの「あたしはモノマキアなの?」という問いに「それは・・・」と口ごも
るメランの態度から、まりんが本物であったとしても、彼女に自分の正体を知る
機会はこれまでの100年間にはなかったであろうと。・・・思う訳なんですが。
だいたいメランとエリュンを見て「仮装大会?」などとほざいたお人ですから。

それで、現在。ひっくり返っているブリガドーンへ「戻った」ことになるとはいえ、
彼女自身記憶のあるはずもない、全然知らない場所なブリガドーンなのにまりんから
「あなたブリガドーンで生まれたんだよね」などと諭されても、ちっともそのセリフ
に重みを感じない。
確かにマリーンはブリガドーン生まれではあるのだけど、そんなの覚えてないでしょう。
滅びようとする二つの世界を救うために動く、それは理解できるんだけれど。
私としてはこの25話を二回に分けて、マリーンの内面をもっと深く描いた上で、まりん
との言葉 のやりとりをさせてほしかった。・・・
もしかしたら最終話でそのへんを描いてくれるのかも知れないのだけれど・・・
それでは遅きに失して、まりんのセリフが生きてこない・・・
ずばり、彼女としては「普通とは違う50歳の日本人」なのか「ブリガドーンのクレイス」
なのか。
またどうとも思っていないのか・・・・
25話での、まりんに同意するまでの彼女の行動を見ると、ブリガドーンに対しても地球
に対しても「どうなったって知らないよ〜」くらいの意識しか持っていない。
クレイスの個性なのか(笑)、たんにそんなことまで考えて無かったのか。50歳にして。
とりあえず、そこんところ最終回でせめて語っていただけたらと。
望んだところで、そんなんムリですが・・・・・(涙)



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