| 「資源ごみの選別委託料、公募型入札導入で下落…大阪市」という記事を新聞で読んだ。まぁ、評判の悪い大阪市役所のことだから、この「資源ごみ選別」という委託仕事にも談合の臭いがする。
これまで永きにわたって4業者が独占してきた「指名競争入札」を「公募型入札」に改め、新規に2業者加わった結果、なんと委託費用が3割も減った。約1億7800万円のコスト減になるという。
大阪市の環境事業局は、「談合が行われてきたとは考えていない」とコメントしている。談合事件を立証することは難しいのだろうけど、だけど、「指名競争入札」とはいえ、入札に参加する業者を固定、特定業者による独占状態を許していたのでは、コストが高止まりするのは当たり前だし、事実上、談合の胴元が行政自身だっていうことになるんじゃないかと思う。和歌山県の談合事件が世の中を騒がせているけれども、特定の業者に便宜を図るという点では、この選別作業は、ず〜と長年にわたって便宜を図り続けているわけで、累積損失という意味では単発ものの工事発注にかかわる事件よりも罪深いと思うのだけど、どうだろう?
さて、愛する寝屋川市にはこういうことはないのだろうか? ごみ・環境のお仕事、委託に同じ業者の名前がずっと並んでいるのなら、大阪市と本質は変わらない。議事録検索を探してみた。お〜とっ、「随意契約」なる用語を発見。プラスチックごみの委託仕事をめぐって、業者はいっつも名前の出てくる「東部リサイクル」。「指名競争入札」は、入札参加業者を役所が指名して入札することだけど、「随意契約」はこの競争も入札もなくて、役所が契約相手を最初から決めて、当の業者と契約額を相談の上で決める制度ということなんだろうか?こんな便利な便宜供与の方法が合法なんだったら、和歌山も寝屋川に学べば、事件にならなかったし、知事も辞めずにすんだ
のに…。出納長は知らなかったのだろうか?
議事録を読むと、随意契約を合法的に行うにはそれなりの理由が必要で、このケースは正当であるとのもっともらしい理由を言ってる。だけど、これだけだろうか、ごみに関しては同じような業者ばかりが独占し続けているのは事実なんだろうし、その他にも「随意契約」はないのか、あったとして、その適用理由はまっとうなものなのかを検討する必要があるんじゃないだろうか。すこしでもおかしなことがあったら、市民としては便宜供与、不正な税金の支出として訴えなくてはならないのではないかしら?
事実は行政が胴元の談合、としか思えない。資源ごみの選別委託料、公募型入札導入で下落…大阪市(読売11/10)
各家庭から分別収集する資源ごみの選別・引き取り業務を巡り、大阪市が9日実施した来年度分の入札5件で、落札額が大幅に下落、市から業者に支払われる委託料(落札額)が例年より平均約3割下回った。今回、初めて公募型の入札を導入、これまで独占受注していた指名4業者に加え、別の2業者が新規参入していた。選別業者が転売するペットボトルなどはここ数年、原油高などで高騰。逆に業者側に代金を支払わせて買い取らせる自治体も増えており、リサイクル業界の一部には、大阪市が業者に支払ってきた委託料を「割高」と指摘する声もある。
市環境事業局によると、ペットボトル、空き缶、空き瓶を「資源ごみ」として、一般ごみ、容器包装プラスチックと区別して分別収集しており、市内5か所の集積場所ごとに、資源ごみを引き取って選別し、再資源化事業者に売却する「選別業者」を2001年度分から指名競争入札で選定していた。 今年度分まで、指名4業者が5件のいずれかを落札。市が支払う委託料は予定価格(発注上限額)と同額の1トンあたり2万円のケースがほとんどだった。
ところが、初の公募型の入札として、新規2業者が加わり、9日に行われた来年度分の入札5件では、平均の年間委託料が、例年の67%にあたる1トンあたり1万3410円に下落。新規の1業者も落札した。来年度の予定数量は約2万6600トンで、1トンあたり2万円の委託料と比較すると、市にとって約1億7800万円のコスト減となった。 公募型の入札での落札額の大幅下落について、落札業者の一つは「今回も、これまでも、業者間で自由競争した結果」とし、市環境事業局も「談合が行われてきたとは考えていない」としている。
環境省によると、全国の市町村が分別収集する資源ごみの年間総量は約260万トン。再資源化事業者に引き渡される価格は1990年代後半以降、上昇傾向にあるという。
自治体からの委託で資源ごみを再資源化事業者に引き渡している財団法人「日本容器包装リサイクル協会」(東京)によると、97年度には協会から事業者に1トンあたり平均約7万7000円を支払って引き取ってもらっていたペットボトルが今年度は、業者側から同約1万7000円が支払われる形に転じた。 原油高のほか、経済成長を続ける中国への輸出が急増し、価格を押し上げているという。
また、スチール缶も近畿では、昨年より1トンあたり約1000円高い約1万4400円(スチール缶リサイクル協会調べ)で取引されているという。
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