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1日目
1. 東京23区の1つ、多摩川清掃工場について
大田区矢口特別出張所、小出和男所長からビデオ視聴の後、説明を受け、施設内を見学する。
説明内容
@ 東京都のごみ処理体制について
ごみ処理体制が3つの行政区がそれぞれに役割分担しており、収集運搬は各区が担当、焼却等の中間処理は23区で22ヶ所の清掃一部事務組合を設置して実施。埋め立ては都が担っている。
A焼却炉について
ここでのごみ処理は、ストーカー式焼却炉で、150トン炉を2基設置している。サーマルリサイクルで熱回収をやっている。ここの焼却炉は3代目で、建物は50年持つので、建物は古いものを使い、増築部分は新築、炉は25年を耐用年数としているので、全面入れ替えを行った。
Bサーマルリサイクルについて
1時間当たり6400kW発電し、施設内と隣接の施設で温水プール等に使い、余剰分は売電している。売電の売り上げは年5000万円ほどある。
C灰の処理は灰溶融炉を別途設置
焼却炉とは別に、灰溶融炉を設置しており、1日30トンの灰を溶融処理する。灰溶融炉は石川島播磨重工業に約3億円(28人が交代制)で業務委託している。灰溶融炉から出たスラグはトン当たり120円で売れる。年間5000トンできる。東京ガス等の需要は大口で1000t等あったり、駅前の埋め立て土として無償で提供している。
2.循環型社会づくりの対応について
@東京都では廃プラ、革、ゴム等は、現在不燃物として週1回集めており、燃やしていない。可燃ごみは週2回収集。今、廃プラはごみ重量の6%くらいだが、今後も増える傾向にあり14%くらいになるだろう。そうするとサーマルリサイクルをして燃やして減量しないと埋め立て地が確保できなくなる恐れがある。新たな埋め立て地が見つからないので、延命しないといけない事情がある。そこであと2年後、20年からは廃プラは可燃ごみとして出すようにキャンペーン中である。
Aこの施設は、排水、大気、スラグ等の検査室を持っており、東京23区全ての検査試料を委託で検査してもらっている。その監督を職員1人でやっている。
2日目 11月8日(水) 午前9時〜11時
視察先 町田市 コールセンター
説明者 広報担当 加藤さん
運営は年4800万円で全面委託。常時最大5席体制でやっている。15人くらいが交替制でやっている。体制はスパーバイザー1人(超ベテラン)、ベテラン社員1人〜2人、残り派遣・パート等で対応している。導入までの準備として、各課で業務案内のマニュアル作りにかなりの力を投入したようで、わかりやすい言葉や、差別につながらないか等のチェックを入念にしたとのこと。
視察先 町田市子どもセンター「ばあん」
説明者 奥津林蔵 館長 (児童青少年課主幹)
★運営方針は「子どもの意見は子どもの口から」
小学4年生から高校生まで対象として、子ども委員会を組織して、子どもたちの意見を中心に運営している。中高生委員会もある。初めて子どもセンターを作る時に、とにかく「子どもの意見は子どもの口から聴こう」ということで、できる限り子どもの意見を反映させて運営してきた。そうは言っても、子どもたちは、最初は信じなかったが、「ばあん」という名称が子どもの意見として提案され、教育委員会の職員からは酷評されたが、市長が最終的に決定した時、「本気で言っていったら、大人も子どもの意見を聞いてくれるかもしれない」という自信を持ったようだ。オープニングのお祭りを、全て子どもの発案で準備して、お化け屋敷をしたり、自分たちでやりきった。
子どもの権利条約を生かして、子どもたちの力で「子ども憲章」を作り、子どもセンターも子どもたちで作るなど実践をしてきた。「けがと弁当自分持ち」という紙が貼られている。集まってくる子どもたちは、口コミで友達を増やしている。
★開館時間は夜9時まで。
最初は6時で終わろうと思っていたが、高校生は6時だとまだ学校にいるから、高校生になると「ばあん」が使えなくなるなあと、子どもがつぶやいたことから考え直した。職員は6時までが勤務だから、「中高生の自治」を信じるから、お前たちだけでやれと言ったら、「やる」と言う。最終的には市長がOKしたので、決まった。しかし、3月の議会で、議員全員の付帯決議付で、非常勤でよいから大人をつけなさいということで、可決された。オープンの翌々月から2人体制で9時まで開館となった。子どもたちは「言って見るもんだなあ」と自信を持ったようだ。
★ 地域とのつながりの中で
いまは、春、夏、冬と年3回のお祭りを子どもセンターでしているが、夏は地域の商店街の人が、冬は郵便局の職員の人が協力してくれている。2号館は鶴川にできた。3館目は相原に公園の一角を借りてつくる。2007年着工、8年にオープンする予定。4館目ももうすぐ始める。旧の5日町村に1館作ろうということで始めた。
★ 設立の経過
昭和41年、青少年健全育成宣言をし、市長部局直轄で青少年施設「ひなた村」を作った。市長部局に子ども 生活部を作って、教育と福祉を一本化した。奥津館長はひなた村を作るときに、市長に呼ばれてきた経緯がある。というのも、「町田のまちづくり」という長期計画懇談会に出席した時に、音楽を通じてトロンボーン奏者や、芝居をしたり、ミュージカルをしたり、子どもたちを育成しようという「音楽センター構想」を提言していたため。
感想 奥津館長の個性と、子どもを信じてやらせようという信念が実っていることを強く感じた。子どもセンターの館内を見ると、子ども連れの母親たちでにぎわっていたし、職場体験の高校生が来ていたりで各部屋とも活用されていた。今は4代目市長に変わったが、「人を育てる」という町田市の政治理念に変わりはないということで、うらやましい限りだ。まちは、人が作るものであり、人づくりに始まって人づくりに終わると私も思う。
8日(水)午後1時30分〜4時 視察先 小金井市
内容 1.議会改革について
2.武蔵小金井駅南口の再開発について
★ 議会の現状
人口11万1516人 議員定数が24人、女性議員が9人で37.5%を占める。(寝屋川市は32人中7人、21.9%)
昨年までは12会派あったし、少数与党だった。そのため、改選前までは毎年当初予算は否決され、9月までずっと暫定予算だった。再開発予算に対して否決していたが、16年に市長が任期途中で辞職して、7月市長選で再開発推進を掲げて当選をした。その後、17年3月に市議選があり、改選後6会派になって、市長与党が多数会派となったので、今年やっと当初予算が可決されたというような状態。
日曜議会 年1回 16年度に開始した時は80人ほど傍聴あり、今年は35人で減ってきた。議場の中継は年1回やっている。録画をして1週間後くらいからケーブルテレビで流す。なぜ年1回かというと、1回で100万円必要。外部委託しているので予算の関係で1回となっている。内容は、1回目は施政方針をやったが、2回目以降は一般質問をしている。
★ 予算・決算特別委員会
全議員が委員で、4日間取っている。全体の質疑は5区分に分けている。歳出は3区分に分けている。
@歳入の一括質問、A歳出 議会費〜民生費 B衛生費〜土木費 C教育費 D総括質疑
1つの区分で12人程度質問する。主質問と関連質問があり、1区分で1回主質問ができるので、1人が5回質疑できる。最後に特別会計がある。
★ 一般質問
毎回20人〜21人、ほとんど全員が行う。日程は3〜4日間とる。
★ 議会だよりのすぐれている点
質問した議員全員の顔写真と名前を掲載して、平等紙面割りで、質問を掲載している。
請願、決議、意見書に対する討論内容、議案に対する賛否を会派ごとに○×で一覧表で掲載している。
★ 議会改革に関する諸問題の調査報告書を、平成15年3月25日と、17年3月2日の2回にわたって、議会運営委員会でまとめている。
1回目の報告は、13回の審査を経て、35ページに及ぶ報告をまとめている。
2回目の報告は、19回の審査を経て、16ページにまとめている。その他資料として、128ページにわたってまとめている。
2回目の報告には、各委員が4年にわたって取り組んできた感想をそれぞれに書いている。
私の感想
真摯に前に向いて議論し、改革に取り組んできたことが推察される。議会が組織として、調査した仕事を冊子にまとめ、市民に向けて自らの調査内容、合意事項を明らかに説明していることが素晴らしい。他市の議員にも参考となる資料を作成してくれていることに感謝したい。資料を詳しく読みこなして参考にしたい。
●視察項目2 武蔵小金井駅南口の駅前再開発について
武蔵小金井の商店街の再開発については、衰退していない商店街を再開発へと誘導する難しさがあった。
推進力はJR中央本線の中央立体化を、都と国の補助を受けて行う時期にうまく合わせて再開発へとつなげられたことにあった。課題としてはまだ一部地権者の合意形成ができてないということ。
★市民への説明はどのようにしているか?
「市長と語る会」を、誰でも参加してよい形式で、再開発事業に絞って実施している。20人くらい参加してくれている。また出前講座として、市民から要請があれば30人〜40人集まった会で、パワーポイントを使った資料を持って出かけて説明する。こうした会をもう5〜6回開いた。
★ 駅前の駐輪対策は?
これは十分とは言えない。頭が痛い問題で、鉄道と、商業にこられる自転車は、それぞれの責任者にお願いしようと思っている。
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