最終更新日 2002/11/17

有 事 立 法

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街頭演説 02年05月23日
有楽町のマリオン前での街頭演説
左は吉武輝子さん、舟橋邦子さん
マイクを持っているのは私

民間防衛組織設置へ、国民保護法制素案固まる

(読売2002年10月06日10:58)

18日に召集される予定の臨時国会で政府が示す「国民の保護のための法制」概要の素案が5日、明らかになった。

有事の際、被災者救援や被害復旧などのために一般国民が参加する民間防衛組織の設置に向けて「国民の協力」を明記し、禁止事項や行政命令などに従わない場合の罰則も盛り込んでいるのが特徴だ。政府は近く首相官邸で開かれる全国知事会で、自治体側と意見交換を行ったうえで、概要を正式決定する方針だ。

国民保護法制は、有事が起きた際の住民の避難誘導や被災者支援、被害復旧などについて、国、地方自治体、国民の役割分担や権限を明確にするもの。先の通常国会で継続審議となった有事関連3法案に盛り込まれていなかったため、与野党から早期に概要を示すよう求められていた。

概要の素案によると、同法制は〈1〉総則的部分〈2〉避難の措置〈3〉被害を最小にするための措置〈4〉その他――で構成。総則的部分では、民間防衛組織の設置を念頭に「国民の協力」「国民の保護に関する組織整備及び訓練」を明記した。具体的な協力の内容は調整中で、住民の避難や被災者搬送の際に「法律上の義務を生じるものではないが、自発的な協力を求める」などの表現が検討されている。また、平時の訓練のあり方なども定める見通しだ。

同法制で定めた禁止事項や行政命令などに従わない場合には一定の罰則を設ける。具体的な内容は現在調整しているが、住民を対象とした罰則は見送られる模様だ。


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米国:
カリフォルニア州市議会がイラク攻撃反対決議 地方議会で初の採択
[毎日新聞02年09月26日] ( 2002-09-26-18:51 )

【ロサンゼルス佐藤由紀】米カルフォルニア州サンタクルーズ(人口5万3200人)市議会は24日、米国によるイラク攻撃に反対する決議を全会一致(6人)で採択した。決議はクリストファー・クローン市長に米大統領あての書簡を送るよう求めている。米国の地方議会がイラク攻撃反対決議を採択するのは初めて。

決議は「米国による一方的攻撃には国際的支持がなく、戦争によって中東地域を不安定にするばかりか、米国や世界の経済を損ね、環境を破壊し、罪のない人々を傷つける可能性がある」などと懸念を表明した。さらに市長に対し「市議会はブッシュ大統領が戦争を急ぐことに反対すべきだ」と述べた。

同市長は採択後「市民の働きかけで決議採択にこぎつけた。戦争に行くのは市民であり、ある者は帰ってこないかもしれない」と述べ、戦争は市民生活に大きな影響を与える身近な問題であることを強調した。

サンタクルーズ市はサンフランシスコの南約60キロにある観光とハイテク産業の街で、リベラルな気風で知られる。


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防衛庁の「背広組」が「武力事態法」でQ&Aを作成
(02年09月20日)Aさんのメールから
防衛庁「事態法」Q&A

全文は、
   http://www.jda.go.jp/j/library/law/kaisei2/q-a.htm  で読んでください。

一回も吹き出さずに最後まで読めたらエライ。ここでは「罰則」関係の一部だけ抜粋しておきます。 戦争に国民が協力するのは、「能動的かつ主体的に行って頂くものであり、我が国が武力攻撃を受けているような事態においては、自発的かつ積極的に協力して頂けるものと考えております」、だって。その理屈なら自衛隊法に罰則がある方がおかしいことになる。

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質問 5  
業務従事命令により業務従事者が行う業務にはどのようなものが考えられますか。また、どのような場所で行うことになるのですか。また、命令違反をした者に罰則を科していないのは何故ですか。

(答)
1  御質問の業務従事者の方に行って頂く業務は、医療、土木建築工事又は輸送を業とする者が、保有する資格又は専門的技能を有効に活用することができる業務で、通常行っている業務と同様のものを考えています。また、業務従事命令は自衛隊の行動にかかる地域以外の地域で内閣総理大臣が告示して定める地域において命ぜられるものであり、当該地域は、自衛隊の行動に係る地域に近接している、あるいは、周辺の地域であることから、例えば、外国で実施するような業務従事命令はもとより想定されません。

2  業務従事命令により実施していただく業務は、業務従事者の専門的な知識・経験や能力を用い、能動的かつ主体的に行って頂くものであり、我が国が武力攻撃を受けているような事態においては、自発的かつ積極的に協力して頂けるものと考えており、仮に、罰則をもって強制的に業務に従事させたとしても、十分な命令の効果が期待できず、場合によっては自衛隊の任務遂行に支障を及ぼしかねないと考えていることから、命令に違反した者に罰則を科することは考えてはいません。


質問10  保管命令に罰則を科すことは、戦争への協力を拒否する者を犯罪者にするものであり、憲法が保障する思想及び良心の自由を侵すことになるのではありませんか。

(答) 今回の法改正による罰則は、例えば、保管命令に違反して当該保管物資を隠匿、毀棄(きき)又は搬出するように、実際に外部に現れた行為を処罰するためのものであり、個々人の内心の自由に制約を加えるものではなく、憲法第19条の規定により保障されている「思想及び良心の自由」に違反するものではないと考えています。


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有事法案の臨時国会成立、政府・与党が断念
(読売2002年09月19日03:14)

政府・与党は18日、先の通常国会で継続審議となった有事関連3法案について、秋の臨時国会での成立を断念し、来年の通常国会で成立を期す方針を固めた。臨時国会を10月中旬に召集し、2か月程度の会期を確保しても、10月27日の衆参統一補選前は実質的な審議に入れないため、与党の参院執行部が「十分な審議時間を確保できない」と主張しているためだ。
 また、与党は、民主党に同法案の修正協議を呼びかける方針だが、民主党代表選の4候補全員が協議に慎重姿勢を示し、早期に合意できる状況にはない。
 政府・与党は修正協議に備え、武力攻撃事態対処法案の武力攻撃の段階を3分類から2分類に簡素化する修正案の骨格をまとめたが、与党内には、修正案にも「まだ分かりにくい」との指摘が出ている。
 自民党の森喜朗・前首相は18日、沖縄県名護市内のホテルで講演し、「個人情報保護法案や有事法案は、衆院での審議時間を参院でも確保するということになれば、2か月では足りない」と述べた。



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ついにやりました。政府は有事立法の成立を今国会は断念しました。でも、野党がいい加減な妥協をして、継続審議にすれば、次期国会で成立の危険性があります。野党よ、しっかりしなきゃ、国民はそっぽ向きますよ。
(2002年06月14日)
 
今回の有事立法断念は、もちろん防衛庁の情報公開者のリスト作成問題が発覚して、プライバシーの侵害が堂々と、組織的に、現行法律違反を承知の上でやられていたことが明らかになって、追い込まれた政府がほうほうの体で政権維持を図るしかないところに追い込まれたからでしょう。

でも、それだけではありません。日本にはまだまだ「市民の平和力」があります。自治体の首長や、議会のがんばりもありました。とにもかくにも断念させた市民の力を喜びたいですね。

でも、油断はできません。次の国会で出てきたら厳しいですよ。野党、特に民主党は有事立法が必用だという若手議員が多いですからね。自民党内部の調整がうまくいって、民主党が寝返れば、この法案はすんなりと通り兼ねません。

売上税を廃案にしたものの、消費税がとおってしまった時のように、1度は廃案にできても2度めは成立する可能性が高いですから、私たちも平和を守るための粘り強い運動を続けなければなりません。とにかく油断せず、平和を守り続ける市民の平和力、自治体の平和力を育て続けましょう。

私も6月議会の一般質問でこの問題を取り上げます。定例会の報告のページをご覧ください。住民基本台帳ネットワークシステムの問題も質問します。お忙しいとは存じますが、お近くの方は、ぜひ傍聴をお願いします。



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有事立法反対で、国会へ行って来ました(2002年05月22〜23日)

20日以降、有事立法反対行動として、毎朝駅前で街頭演説をしています。


 ★国会の中を駆けめぐってできる限りの努力をしてきました。(概要)

5月22日、有事立法に反対する地方議員の院内集会が開かれました。私は朝7時半から8時40分までの駅頭演説を終えて、すぐに東京に出発しました。着いた時間が集会までまだ時間があったので、2時から始まった武力攻撃事態対処特別委員会の傍聴をさせていただきました。その後4時からの集会に参加し、集会で決議された「有事立法関連法案に反対する地方議員の共同アピール」文を小泉首相宛に出しにいきました。

翌日23日は朝から国会のなかでのロビー活動に取りくみました。国会議員さんの控室を訪れて、地方議員共同アピール文の主旨を説明し、地方議員として、今回の有事立法には納得できませんということを伝えて廻りました。

23日に要請した議員さんは約30名。自民党や民主党、社民党など超党派の議員さんたちの部屋を訪れて要請して廻りました。また空いた時間を利用して、財政金融委員会、内閣委員会など3つの委員会を傍聴させていただきました。とにかくできる限り有効に時間を使って、見るところは見せていただき、議論できる議員さんたちとは議論してきました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−以下は詳細報告
 ★22日 武力攻撃事態対処特別委員会を傍聴

武力攻撃事態対処特別委員会が2時から開かれているというので、特別委員会の傍聴に入りましたが、野党が欠席して、与党だけが審議中。3時半の会議招集時間まで傍聴しました。中身は秋山まさひろ参考人質疑で、アメリカのハーバード大学で研究をしていたというが、台湾から10万ドル金が出ていたのはどういう事情か、という問題の質疑でした。

 自民党の久間議員、公明党の白保議員、保守党の井上きいち議員の3人が質疑しましたが、中身はとても追及と言えるものではなく、最後の委員長の締めくくりの言葉は「お忙しい中ご出席いただいて、厚くお礼申し上げます。」というていねいなお礼を述べて終わりました。野党抜きの参考人質疑の中身のなさはひどいものでした。全く迫力のない、時間つぶしのお芝居を見ているようでした。

 ★国民の請願風景に出くわして
傍聴を終えて、外に出ると、ちょうど野党の国会議員さんたちが、全国から集まった「人権擁護法案に反対する請願行動」を受けるところに出くわしました。30人くらいの議員が議場の前の階段に4段くらいに並び、請願を受ける体制を作って待っているところへ、200人くらいの請願者たちの隊列がその前の道路に集まって、請願文を読み上げました。初めて見る請願風景でした。

 ★有事立法反対の院内集会
その後4時からは、全国各地から集まった50人くらいの地方自治体議員とマスコミ関係者などが出席して院内集会が開かれました。中村敦夫衆議院議員、川田悦子衆議院議員が国会議員からの報告をした後、横須賀市で市民平和運動をしている新倉さんのお話しがありました。たとえ法案がとおっても、自治体の平和力をいかにつけていくか、これからはとにかく自治体レベルで抵抗していく、粘り強い、あきらめない、したたかな運動が必用だという言葉と、具体的な話の中身に多いに共感しました。社民党の中川智子議員、阿部ともこ議員も駆けつけてくださいました。

02年05月22日 国会で開かれた「有事立法反対院内集会」に出席

 ★アピール文を持って内閣へ

集会が終わって、小泉首相に共同アピールを出すので、内閣官房副長官補、内閣府大臣官房総務課課長補佐など3人に、代表者8人が面談できるというので、遠方から来た人優先にしていただいて面談しました。私たちのアピール文の主旨を説明したのち、一人ひとりが自分の思いをせいいっぱい訴えました。

小泉首相宛のアピール文を、内閣官房副長官補等に提出

 ★23日は勉強会、要請行動など

翌日23日は、朝8時から、民主党の山井かずのりさんたちが「介護保険の勉強会」をするというので、箕面市の牧野直子さんと一緒に同席させてもらいました。石毛えいこさんも来られていて、NPOのケアマネージャーの運営の難しさの具体例をいろいろ聞かせていただきました。介護保険の見直しについての意見聴取的な形の勉強会でした。 参加人数はあまり多くなくて、介護保険を熱心に勉強している議員さんは民主党でも少数派なのだと思いました。でも中身は大変良く、多いに参考になりました。まじめな国会議員さんたちの努力に敬意を表します。

9時半から12時半くらいまで3時間ほどは牧野直子さんと2人で、議員さんたちに、ロビー活動に行きました。寝屋川市出身のたるとこ伸二議員にも、お忙しい中時間を取っていただきました。彼は有事立法は必用だが、今回の法律は不備であるという持論を展開し、私は聞き役に廻りました。
 
若い世代の議員さんたちの中にある、軍隊の暴走を止める歯止めを失った場合の怖さ、言論の自由、報道の自由、市民的自由の規制、管理社会における情報操作などに全く危惧を抱かない理論展開を聞かせていただきました。これだけ情報化社会が進んで、情報があふれている時代に戦前のような情報操作はできないから、吉本さんのような考えは時代遅れだというのが、彼の捉え方でした。十分な時間がなくて、ゆっくり議論できなかったのが残念でした。

でも、私は思います。便利なパソコンを使っていてさえ、どんなにウィルス対策をしても、新しいウィルスが次々と送り込まれてくるように、戦争や情報操作も時代に合わせて、新手の手法と理屈が国民に押しつけられます。戦争に関する情報のみでなく、特に日本では海外情報といえばアメリカからの情報に極端に偏っています。これは致命的な欠陥です。

現に、アフガニスタンの戦争の情報がどれだけ独自取材できたでしょうか。アメリカから配信される情報、しかも毎日、毎日、同じ画面ばかり垂れ流される情報を信じこまされていることが、どれだけ私たちの判断を歪めていることでしょうか。そうした危惧を抱かないのはなぜなのか、時代遅れで片づけてしまう危険性を気付いてほしいと願います。

午後は、小泉さん、野中さん、亀井さん、中曽根さんなども含めて、できるかぎり精力的に廻りました。もちろん、ご本人たちは部屋にほとんどいないので、秘書さんに渡しました。私たちの切なる気持ちと、地方の主権を侵害するものであり、地方議員として認められないこと、慎重に審議すべきであることなどを訴えて廻りました。午後からは私1人で、アピール文を持って主に武力攻撃事態対処特別委員会の理事を中心に廻りました。

 ★2つの委員会を傍聴

午後4時半からは円よりこさんと懇談する約束がとれたので、3時から4時半まで空いた時間に、財政金融委員会と、内閣委員会の2つを傍聴しました。内閣委員会ではちょうど田嶋陽子さんと、新潟県補欠選挙で当選した議員が質問していました。とても面白かったですよ。初めての質問なのか、他の先輩議員から、「がんばれ!」と声援が送られていました。

なんといっても驚いたのは、傍聴席が政府答弁者、つまり大臣のすぐ後ろの右横にあって、あの塩じいこと、塩川正十郎さんと石原伸晃さんが目と鼻の先にいて答弁するのです。市議会では議員の後ろに傍聴席がありますが、国会の傍聴席は大臣席の結構すぐ側にありました。しかも傍聴者はごく少ないので驚きました。

2つの傍聴が終わって円よりこ参議院議員と懇談していたら、有楽町のマリオン前で、「戦争への道を許さない女たちの会」の吉武輝子さんたちが有事立法反対演説をやっているというので、さっそくに駆けつけました。ちょうど車の上で福島瑞穂さんが演説していたので、私も車の上に上がり、地方議員の立場から演説させてもらいました。6時半の新幹線で帰って来ましたが、本当に目いっぱい走り回って、非常に収穫の多い2日間でした。


★とにかく有事立法、反対。こんな危険な法案は絶対に通したくない。
できる限りの努力をしましょう。


★大勢の方にお世話になりました。

今回の国会での吉本の活動に、気持ちよく協力してくださったのは、北川れんこさん(社民党)の秘書さん、阿部ともこ議員(社民党)の秘書さん、田嶋陽子さんの秘書さん、山井かずのりさん(民主党)、円よりこさん(民主党)、でした。傍聴券の手配、配付資料の作成、荷物預かりなど、さまざまな協力と応援を惜しみなくしていただきました。とても感謝しています。

その他、会って話を聞いてくださったのは衆議院議員の樽床伸二さん、大谷信盛さん、岩国哲人さん、石毛えいこさん、川田悦子さんでした。岩国さんは、私たちが秘書さんに話をしていたら、奥からわざわざ出てきて、非常に誠実に話を聞いてくれました。また自分のニュースや資料を持ってきて、大変にていねいな方でした。今回は有事立法に反対してくれている共産党や社民党の議員さんと公明党の部屋は廻る余裕がなく、自民党や民主党の方中心に廻りました。

自民党の野中ひろむさんの秘書さんは年配の男性でしたが、すごく誠実で優しい応対をしていただきました。さすが野中さん、秘書を大事にして非常にアットホームな事務所なんだそうです。(これは第3者から聞きました)。自民党議員の秘書の中には、2人ほど義務的に嫌な感じで聞いている方もおられましたが、総じて、国会議員の秘書さんたちは大変に折り目正しく、誠実に話を聞いてくださいました。


 

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