注意;以下の方法で必ずうまくいくとは限りません。  特に夏場の暑い時期は雑菌混入により失敗する確率が高くなります。 又、添加剤を多くいれすぎても良いビンはできません。 色々工夫してみてオリジナルな菌糸ビンをつくってみましょう。






注文していた菌床ブロックが届きました。

右図は3.5リットルのヒラタケの菌床です。このままビン詰めしても良いのですが、 水分調整を兼ねて加工してみます。皮は雑菌混入の原因となりやすいのできれいに取り除きましょう。 又、一種のなま物ですから届いたら出来るだけ早く処理しましょう。
















用意するもの
・シャベル(砕いた菌床をビンに移す)
・金属棒その1(菌床を細かくしたり、ビンに詰める)
・金属棒その2(菌糸ビンの真ん中に穴をあける)
・れんげ (砕いた菌床をすくって、ビンに詰める)
・エタノール(噴射式のビンに入れます)


すべて熱湯やエタノールで消毒します。
エタノールは菌糸にも有害ですので、できるだけ熱湯処理します。

                                      









菌床とは別にミキサーを使ってオガコを砕きます。オガコは生が よいのですが入手できない場合はホダ木を砕いたものを代用します。写真手前は砕いたばかりのクヌギ生オガコです。 この作業は騒音がひどく、木屑が散らかるので必ず外で行いましょう。ミキサーは連続使用するとすぐにだめになります。 ミキサーとミキサーの土台をガムテープなどで固定し、本体そのものをシェイカーのごとく上下左右に振ります。
(結構体力がいります)

すでに?台のミキサーを廃棄処分しました・・・・(^^;;
                                      












上記のクヌギ生オガコに小麦粉をよく混ぜ、電子レンジでチンします。(小麦粉のほかにふすまなども使います。)

チンするときはボールをラップにくるみ爪楊枝などで小さな穴をあけ、さらにビニール袋でくるみます。
オガこの量;3リットル
小麦粉の量;150cc
水分の量;700-1000cc
レンジの強さ;「強」にして10分
加熱後、 しばらくそのままにします。(蒸焼きにします。)














今回、生チップが入手できました。(左図)
これもチンして加えてみます。
チップを加えると菌糸のまわりが速くなりますよ〜♪














・まず、部屋を締め切り、エタノールを空中散布します。
・使用器具を熱湯消毒し、手や腕をエタノール消毒します。
・袋から菌床ブロックを取り出し、(このとき素手が触れないように注意してください。)
ナイフで表面の白い皮を取り除き、ボールに移して細かく砕きます。
手前の大きなボールは砕いた菌床、奥の白いボールは小麦粉を添加していないクヌギ生オガコです。













金属棒やれんげを使い消毒したビンに詰めていきます。一度にたくさん移さずに少しずつ詰めます。 (今回はれんげで2杯の菌床をすくい、1杯の割合でオガコやチップを混ぜてよく攪拌し、金属棒でかたく詰めていきました。)
詰め終わったら最後に金属棒(直径1―1.5センチ)を真ん中から突っ込み穴をあけます。 (この穴は菌糸のまわりを良くするための穴です。1リットルを超えるビンに詰めるときは必ずかならず開けて下さい。 なお金属棒を引き抜くときは菌床が崩れやすいので注意してください。最後はふたをして完了です。
注意;ふたに必ず複数穴をあけてクラフト紙などをはさんでください。穴をあけるのは菌糸も呼吸しているからです。 クラフト紙をはさむのは雑菌の進入を遅らせるためです。









【ワンポイントアドバイス】
ビン詰めする前に、「お香」を焚くと雑菌混入防止に効果があるようです。








詰めた直後のレアな菌糸ビンです。両端は生オガコを混ぜたもの、中央は何も混ぜないでそのまま詰めたビンです。23度前後で培養します。ビンが菌糸で真っ白になったら低温で暗い場所に保管します。
900ccビン(左、中央)だと気温23度前後で10日間、1800ccビン(右)だと最低でも2週間は熟成させます。















今回使用した添加物はクヌギ生オガコ、クヌギ生チップおよび小麦粉です。前述した通り、ふすまも使えるようですし、 ホダ木を粉砕したものでも添加剤次第で何とかなりそうです。いずれの場合も電子レンジでチンして殺菌し、水分調整しましょう。

♪このページのおさらい♪
・菌床ブロックはなま物。出来るだけ早くビンに詰めるようにする。
・ビンに詰めるときは素手で触らないようにする。
・使用する器具は消毒する。


おまけ;大きな声では言えませんが…(^^;;
1〜2令幼虫では…
オスメスとも200cc程度のビンやカップで摂氏25〜27度
3令以降では…
オスは上記より水分少なめの1〜2リットルの菌糸ビンで23〜26度
メスは上記より水分少なめの0.5〜1リットルの菌糸ビンで23〜26度
で飼育すると大きな成虫が期待できますよ〜♪






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