DGG(グランデス)のページ




★☆★DGGの魅力にせまってみました★☆★

●ここでの記載につきましてはあくまでも個人的な見解ですから、くれぐれも誤解のないようご注意ください●



1、♂の個体変異について

2000年の春、羽化したWF1個体ですがいままでよっしんのイメージしているDGGとはちょっと違っていました。
DGGの♂の特徴といえば…

1、大顎は完全な中歯型で内歯の先がまっすぐ横に出る。
2、前胸板側縁が直線的に切れ込む。
3、眼上突起は大きく突き出し、口のほうに寄ってくる。
4、大顎の先のかえしが飛び出さず、大顎にのっているような感じになる。
5、口はクルビデンス系に比べ、まっすぐになる。

等があげられると思います。







左図の個体は4,5の条件を満たしているものの1,2の条件には当てはまらず、(左方前胸板側縁は2の条件を満たしている)3の条件も完全に満たしているとは思えず、思い悩んだ末にある著名な標本収集家に鑑定を依頼しました。すると90%の確率でDGGだが問題は兄弟がどのような個体か見る必要有とのことでした。
















右図は上の兄弟の画像です。

上記の5つの条件のうち、1以外はすべて満たしています。













この個体も兄弟です。 上記5つの条件のうち2以外はすべて満たしています。
右方前胸板側縁は頭部との付け根がちょっと飛び出しています。こうしてみると同じ兄弟であってもかなりの個体差があります。

以上3頭の共通点は…
・大顎のかえしが大顎の上にのっているように見える。
・眼上突起が大きく鋭く突き出している。
・口が直線的である。
・中歯型である。

他では大顎の形状でしょうか…サイズは3頭とも74〜5ミリです。

冒頭の1〜5の条件をすべて満たしている個体はこの系統では確認できていません。ワイルドの子、いわゆるこの業界で言うF1であるために個体差が大きいのか、それとも何か別の理由があるのでしょうか…








【ワンポイントチェック】

DGGの内歯は大顎に「とってつけた」あるいは、大顎との一体感がないイメージでしょうか…
他のクルビデンス等に比べ形がいびつのような気がします。









我が家では唯一のワイルド個体です。(2000年 11月死亡)
ラオス、シェンクアン産71ミリ;1999年の夏、入手した個体です。

余談ですがシェンクアンは伐採が進みしばらくは入荷しないだろうと言われています。










先日、クワ友から「おかしなDGGを所有しています。」をいうので見せてもらいました。
ある昆虫フェアで「DGGとして入手した♀が産んだ幼虫が羽化した個体」とのことです。(下の写真です)





DGGの特徴をもう一度整理してみますと…

1、大顎は完全な中歯型で内歯の先がまっすぐ横に出る。
2、前胸板側縁が直線的に切れ込む。
3、眼上突起は大きく鋭く突き出し、口のほうに寄ってくる。
4、大顎の先のかえしが飛び出さず、大顎にのっているような感じになる。
5、口はクルビデンス系に比べ、まっすぐになる。
この個体で上記の条件を満たすのは5のみです。ご紹介した他の個体と特に相違しているのは…

・大顎の先の返しが飛び出ている。
・眼上突起が小さく、眼のほう(外側)によっている。



サイズは75ミリ、極太の非常に魅力的な個体ですがDGGでなければ意味がありません。いろいろな方に見てもらったところ、
「おそらく台湾オオクワ、もしくは台湾オオクワとDGGのハイブリッド(雑種)個体ではないか」との結論でした。










右の画像は2000年10月初旬羽化、10月15日菌糸ビンから取り出したWF1個体です。冒頭の3頭と同血統です。サイズは70ミリと小型ですが前胸板側縁はわずかにS字を描いていますが上記黄色の4つの特徴は備えています。








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次回はブリードについて意見を述べたいと思います。


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