
ある土曜日の昼下がり・・・携帯電話が鳴り響く。「明日は3時集合!え〜か! 遅れるなよ。。。ガチャンッ」
わずか数秒の出来事だが、この一言で明日の日曜日は佐賀関の釣行が決まってしまう。
電話の主は大口得意先の社長;懐の深いワンマン経営で一代で財を築き、今では悠々自適の生活を
送っておられるのだが、どうみてもどこかの親分さんにしか見えない(^^;;
ダルマのようなごついガタイに頭は角刈りに刈って普段は青い事務服を着ておられるが、
どうひいきめに見ても「特攻服」に見えてしまう。そー言えばアニマル某に似ているような気がする(笑
集合は社長の自宅前。8人での釣行であるが10分前の段階で1人来ていない。
「遅いのー!なしか!!!(なぜだ)」を連発する。(社長は気が短いのである。)
頃合いよく全員が集まり、佐賀関に向けて出発。当然σ(^^)は運転手を務める。
社長は今年で64歳であるがいたって元気印。 車中では某国の旅行にバイアグラを
持参し、この世の天国?紀行をまくしたてていた。(元気じゃのう…)
今日はイサキ釣り。1キロ近い大物が結構釣れるらしい。船に乗り込んで、出発〜!
ポイントに到着すると仕掛けを投入する。・・・おっ!1投目からガツンと心地よいアタリ♪
40センチ近い大物を難なく取り込んだ。シメシメ してやったり・・・と顔はほころんだが、
内心は穏やかではない。社長が隣りで釣っているためだ。
「おうっ一発目から調子がえ〜のぅ・・・ よっしゃ頑張るぞ♪」社長は気合を入れて釣り始める。
しかし、アタリがない。こっちは2投目もすぐにアタリがあり、また、型の良いのがあがってきた。
「また、おまえか!・・・」まずい・・・社長がいらだってきた。
3投目ではなんとダブルでイサキが上がってきた(@@;; 社長は何も言わない。冷汗が流れる。。。(;^_^A
黙々とアタリを待っている。少し恐い…しかしこうなるともう止まらない(笑 情け容赦なく仕掛けを投入する。
後でわかった話だが、私一人が自作の仕掛け(エダスが長い)で他の人は船長の作った
仕掛け(オマツリにならないようエダスが短い)のため食いが悪かったのである。
(決して腕がどうこうのレベルではない)5匹目を釣り上げたとき、とうとう社長が爆発した。
「仕掛けが違うやないか!わしに貸せ!!」
間髪いれずに仕掛けを差し出す。「あ〜りがとぅ♪」とたんに社長にアタリが出始めた。
やれやれ・・・さあー釣ろう、っと思った矢先、
「おい!ハリスが切れた!! 結んでくれい」・・・「あ〜りがとぅ♪」
「おい!仕掛けが取れた!! 作ってくれい」・・・「あ〜りがとぅ♪」
何回繰り返しただろうか・・・こっちは釣りどころではない。
「よっしゃ〜!」「をりゃ〜!」「どうじゃあ〜!」
1匹釣り上げるたびに、社長の雄叫びが船上に響き渡る。
たまったものではない、、、
お昼過ぎに納竿となり、陸へ戻る途中社長がσ(^^)に質問した。
社 長;「おいっ!お前はなんぼ釣ったんか?」
σ(^^) ;「14匹です・・・」
社 長;「たったの14匹か わしは15匹じゃ!わしの勝ちじゃあ〜! ガハハハ〜♪(^凹^)」
σ(^^) ;・・・・(^^;;;;;;
「ただいま〜」
へロヘロになって家に帰り着く。「また、いっぱい釣ってきたの!もうーっ」家内からクレームがつく。
うちではあまりたくさん釣って帰ると怒られる。関アジ関サバ釣りではたいてい30リットル?
は釣って帰るためご近所にも配りきれない。よって調理が大変らしい。
「あら!イサキね・・・1.2.3.・・・17匹もいるわよ!」(爆
計算が3匹合わんなあ・・・社長ごめ〜ん♪ また誘ってね♪(^3^)チュッ!
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