洋館探訪
(Old Western Style Architectures)
福岡県2(門司港地区)

 
福岡県の現在までの公開件数 28件(うち10件

 北九州市の門司港地区にはには洋館が多く残っていて、「門司港レトロ」として観光地化しています。
 

平成10年3月、13年8月、16年3月 見学・撮影

 
大阪商船門司支店 旧大阪商船門司支店  ―
門司区 港町 大正6年建築 木骨・コンクリート 2階建て
<登録文化財>
一見レンガ造りに見えますが、木造建築のタイル貼りです。 元は大陸航路の待合所でしたが、現在は海や船に関する資料館になっています。 (実際には立入禁止の)塔屋に昇りたいなぁと初めて思ったのは、この建物でした。
 
門司港駅 JR九州・門司港駅  ―
門司区 西海岸 大正3年建築 木造/モルタル 2階建て
<重要文化財>
木造にモルタルを塗ることで、重厚な石造り風に見せています。 ドイツ人技師ヘルマン・ルムッシュテルの指導で建てられました。 いまだに現役の駅として使われていますが、元々は関門連絡船との乗換駅だったため、ヨーロッパのターミナル駅のような行き止まり構造。
 
門司税関 旧門司税関  ―
門司区 東港町 明治45年建築 レンガ/レンガ 2階建て
花崗岩などの装飾が少ない全面レンガですが、窓枠やその周囲を白く浮き立たせています。 一時は民間の倉庫として使われていたためか、内部は開放的な吹き抜けになっています。 妻木頼黄の設計。 税関資料室もありますが、喫茶店や休憩室もあります。
 
旧門司三井倶楽部 旧門司三井倶楽部  ―
門司区 港町 大正4年建築 木造/ドイツ壁? 2階建て
<重要文化財>
日本では珍しい、ドイツ壁という黒い(濃い灰色)外壁で、木骨剥き出しの構造(ハーフ・ティンバー)です。 3階部分は物置のような空間で、窓は外観上の装飾とのこと。 元は三井物産の接客施設で、完成直後にエジソンも泊まったとか。
 
旧東清鉄道汽船会社 国際友好記念図書館 旧東清鉄道汽船会社
門司区 東港町 平成6年複製 木造/レンガ? 3階建て
明治35年に帝政ロシアが中国大連市に建てた、旧東清鉄道汽船会社の建物を、北九州市と大連市の姉妹都市締結15周年を記念して複製建築したものです。
 
明治屋門司営業所 明治屋門司営業所 旧明治屋門司支店
門司区 港町 明治42年建築 レンガ/モルタル 2階建て
木造モルタル塗りのように見えて、実はレンガ構造。 側部はモルタルが一部剥がされて、露出したレンガの部分から、古い社紋が見られるようです。 古い写真を見ると、窓の上には要石も配されていました。 曾禰達蔵の設計。
 
大分銀行門司支店 大分銀行門司支店 第二十三銀行門司支店
門司区 港町 大正11年建築 鉄筋コンクリート 3階建て
シンプルな外観から最近の建築のようにも見えますが、実は大正築。 玄関回りには、数少ない装飾が見られます。 撮影時はたまたま看板が外されていましたが、今も創建当初の銀行として使用されているようです。
 
福岡シティ銀行門司支店 福岡シティ銀行門司支店 旧藤本ビルブローカー銀行門司支店
門司区 浜町 大正13年建築 鉄筋コンクリート 2階建て
角地の2面ともに入口が配されていますが、角の斜め部には窓一つなく、少々間延びした印象。
 
横浜正金銀行門司支店 山口銀行門司支店 旧横浜正金銀行門司支店
門司区 清滝 昭和9年建築 鉄筋コンクリート 2階建て
角地の斜め部に入口を置いて、左右に列柱を配した形式。 鉄筋コンクリート造りながら、表面に石タイルを貼っているようで、石造りのようにも見えます。 2階の窓上には装飾が施されています。
 
日本船舶通信ビル 日本船舶通信ビル  ?
門司区 港町 昭和25年建築 鉄筋コンクリート 2階建て
角地の2面に4本列柱を立てた銀行建築。 居並ぶ銀行建築の中で一番新しい(戦後築)のに、一番古そうに見えるのは、古い様式に忠実だったからでしょうか。
 
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