1932年生まれ。電気通信大学卒業後、ソニーへ入社、外国部技術、製品安全業務(課長)、技術教育センタ(講師)、教育システム研究(主幹)等の業務に従事。54才のとき、円周率πを4万桁記憶し、88年版ギネスブックにも掲載され、一躍脚光を浴る。記録は、5年前に、友寄先生の影響を受けた慶応大学の学生(後藤さん)がマラソンにちなみ42,195桁を暗誦し破られた。現在目白大学の非常勤講師を勤められる傍ら、TV出演、講演など、蘇七段研修会への参加を含め幅広い活躍をされている。70才代でに5万桁の暗誦に挑戦中。著書、「3秒集中記憶術」(光文社 KAPPA BOOKS)、他。
■挑戦が続く友寄先生の最近のご活躍
囲碁のメリットはいろいろ挙げられていますが我田引水にならないように裏づけとなる客観的データがほしいものです。友寄先生は70歳代にπの記憶5万桁を目標に挑戦されています。その一環で囲碁にも興味をもたれ、最近は、アマ六段格くらいに強くなられています。友寄先生は、テレビなどのマスコミに引っ張りだっこです。そのご活躍の中に囲碁と脳の関係を裏付ける事実が隠されているかもしれません。そんな興味から、先生の最近の活動に注目して見ましょう。
| (1) | テレビ朝日 2003年9月13日(土) 夜8時〜 番組名: 「ビートたけしの!こんなはずでは!! 〜テーマ・天才」 |
人間の世の不思議さと「発見」と「ひらめき」の面白さを伝える、家族向けの教養バラエティ番組です。毎週、驚異的な事件や「通説」の裏に隠された真実を科学的・歴史的に検証しており、今回は特集テーマを「天才」とし、「天才の脳の秘密」を取り上げられました。友寄先生に対しては、円周率40000桁の中からゲスト5人が次々に何桁目と指摘したところを先生が言い当てます。5問全部正解でした。
(参考)例えば、世界最高桁数19桁の暗算をおこなう日本女性は”そろばん”の映像を右脳に置いています。左脳は計算を司りますが右脳も使うことにより最大の暗算能力を引出しています。囲碁においても、定石や、読みの結果をパターンとして映像で記憶、あるいは類推できれば強くなりそうな気がします。
| (2) | フジテレビ 2003年9月28日(日曜日) 夜9時〜 番組名: 『発掘!あるある大事典』----テーマ記憶力---- |
友寄先生と23歳のテレビ局スタッフの脳をMRI及び脳波計で測定した結果を専門医が説明しました。記憶のメカニズムがビジブルに示されていて説得力があると思います。右脳、左脳をバランスよく発達させるのがいいようです。以下に詳細なデータを示します。これらのデータは、友寄先生から専門医の了解をいただいて掲載しています。
◆「MRIでの測定結果」
浴風会病院 精神科部長 須貝祐一先生の見解は以下です。
・脳全体がしっかりしている。バランス良く維持されているという印象を受けました。 ・おそらく生活の中で、今まで非常に努力されてきたんだと思います。だからいつまでも保持されているんだと思います。 ・それなりのいろいろな目標を見つけてチャレンジしていけば脳はいつまでも若く保たれるという可能性を示してくれたのだと思います。 |
・言語を司る左脳の部分と、イメージを司る右脳の部分が非常にバランス良く働いていました。これは記憶をする上で非常に理想的な脳の働き方だと思います。・友寄さんに比べて一般的な人の場合は後頭葉の部分が活性化していました。これは視覚情報を司る部分。それ以外の脳の部分はあまり活性化していませんでした。そこが友寄さんとの大きな違いです。 ・友寄さんの場合も一般の人の場合も同じく脳の頭頂部のベータ波の割合いが非常に高かった。ここは記憶をする際に、何回も反復している事を意味していると考えられ非常に面白い結果だと思います。 |
| (3) | NHK総合テレビ 2003年11月15日(土曜) 夜7時30分〜 番組名: 土曜スペシャル『脳の力』 |
<友寄先生の感想>
今回はNHKが取材してきた世界記憶力選手権大会の様子を織り込みながら、スタジオに集った暗算のチャンピオン、名前記憶名人の女将、チェス日本一など9人のその道の達人たちが年代別に3グループに分かれ様々な記憶力を競いました。私の属する年配者グループにとっては、その場で記憶する瞬発力を要するこのゲームが若者チームより不利なことは始めから分かってはいましたが、面白そうだし貴重な体験になると思い、遊びのつもりで気軽に参加しました。結果は予想どうり散々でしたが数字記憶だけは何とかこなしやれやれでした。
今後の記憶力開発のいい勉強になりました。
| (4) | 朝日新聞 2003年11月22日付朝刊 はがき通信欄 三重県・石倉綾子・古典文学講師 |
『やる気になれば----何かにつけ、もう年なのだから仕方ないさと納得して収まってしまうこのごろ。「脳の力! 記憶力の限界に挑戦」(15日
NHK)を見て感動した。71歳の出演者が、円周率の無限かと思われる数字の列を、蚕が糸を吐くように笑顔ですらすら繰り出す。人間、ヤル気になって努力すればすごい力が出るものだ。面倒なことはみな若いひとたちに押しつけて、逃げてばかりいた自分が恥ずかしい。私もヤッテミマスカと勇気づけられた夜だった。』
<友寄先生の感想>
その後多くの皆様から「私も諦めないでやる気が起こった」、「イージイな生活に鞭を入れられたようだ」など私が予想もしていなかったコメントが寄せられました。円周率の暗誦をして世の中で何の役に立つのかと自問して何度も挫折しかけましたが、とにかく馬鹿みたいに黙々と約50年間続けてきました。この度のコメントの数々を頂いて「これは決して無駄なことではなさそうだ!」と改めて痛感し新たに勇気と希望を与えられました。
| (5) | 東京新聞 2002年8月24日(土)より抜粋 |
「学び続けてきて一番得をしたことは?」の質問に、「いま毎日が充実していて、楽しくて楽しくて仕方ないことですね」の答え。記憶術のおかげで、いかに多くのものを得たかに気づいた。集中力がついたし、友人がいっぱいできた。朝は一番に目が覚め、勉強を始めたくて飛び起きてしまう。夜は円周率を暗証していると幸せな気分になり、五分もたたないうちに眠りに落ちる。趣味の囲碁も八時間ぶっ通しても平気。若いころ、心が乱れないようにと始めた座禅も30年になる。好奇心はますます盛んになる一方で、最近は英語の勉強にも熱中している。
友寄さんがいま目指しているのは「七十代、五万ケタ」の大記録。友寄さんのライバルは暗記力、気力、体力がピークの二十代ばかり。五十四歳の記録でさえ"奇跡”と言われた。しかし、友寄さんは「私のやり方だと、年を重ねるほど有利な面もある。実際、記憶力は衰えていないという実感があります」と言い、「五万ケタ、六万ケタでもいずれ抜かれるでしょうが、七十代の記録となると簡単に抜かれないでしょうね」と笑う。
毎日三、四時間を円周率暗記に当てる。既に、四万ケタから五万ケタまで暗記し終えた。今後の課題は、一度は成功した四万ケタまでを完ぺきに覚え直すことという。「”ギネス記録を破りたい”などという義務的気持ちはまったくありません。やりたいからやるだけ。毎日ワクワクしながらやっています。挑戦の目標は二年後だ。
| (6) | ルービックキューブ日本大会シニアの部優勝 時事通支社 シニア 2006年11月28日、NHKほっとモーニング2006年11・12月 第3特集 脳の若返り術、 |
・2005年の標記大会でシニアの部で優勝、2006年11月の大会では「1分6秒8好タイムを出した。■囲碁への興味の原点は?
先生の棋力はアマチュアの五、六段くらいと(最近、某権威ある碁会所で五段と認定された)思われますが、先生の碁の前半の布石では、記憶されている定石の 種類が多く、かつ正確な手順に従がっています。何か、記憶術と関係があるのでしょうか。先生の囲碁へのご興味は、記憶術をいかに 高めるかの原点から出発しているようです。
円周率πの記憶術の原理は、皆さんもよくご存知の、例えば、√2=1.41421356・・・・は、「人夜人夜に人見 頃・・・・」といった類のゴロ合わせがベースにありますが、このような直接的な数字とキーワードとの変換ではたちまち限界に達して しまいます。そこで、友寄先生の記憶方法が力を発揮することになります。詳細は、上述の「3秒集中記憶術」を読んでいただきたい のですが、誤解の可能性があることを承知で、敢えて簡略して解説すると、直接的な数字とキーワードとの対応は、シソーラス (同義語や意味関係のある語などをまとめた辞書)のように分類されて記憶され、これには、人間の五官(視覚、聴覚、味覚、臭覚、 触覚)による分類まで含まれます。特に、囲碁はパターン認識、すなわち視覚に関わります。先生は、どうやら囲碁の視覚と記憶術に 関連性をもたせることにより、記憶力の量的質的増大を考えていられるようです。
蘇七段との談話の中では、定石などは小さいときから勉強しており、定石の数限りなくある変化を一手一手 のシーケンスで記憶するだけでなく、パターン認識で覚えているところもあるとのことです。
■「記憶と囲碁」についての友寄先生の研究成果に期待!!
多様化、個性重視の時代になり、その代表的存在である友寄り先生は、タレント並みにテレビ出演、講演等に大活躍です。最近の例では、01年6月1日(金)の20時54分〜21時48分のテレビ朝日(10ch)の番組「世界痛快伝説!!ダダダダーン」に、「夢追い人」のテーマで15分程の長時間に渡って出演し、πの記憶に挑戦したきっかけ、記憶方法の体験的発見、具体的デモンストレーションと、強烈な印象を与える出演でした。特に、記憶術は年齢を重ねるほど経験豊富になり有利とのこと、今、70歳代で5万桁に挑戦されており、このことを証明しようとされています。正に、偉大なる挑戦です。デモンストレーションで、4万桁〜5万桁の間の数字を言い当てていたことは、この計画が着実に進んでいることを示しています。
改めて、上述の本をご覧になられることをお奨めいたします。脳は使わないと錆びてしまい、脳の潜在能力を引き出すには、3秒集中の脳波(α波)のリズムを掴むこと。このリズムは全ての分野の知的活動に応用が効くとのことです。集中力とマインドコントロールによるやる気が必要で、五感を使うイメージ結合法による記憶が基本になっています。記憶の名人は、以下の条件が必要とのこと。
・イメージが湧きやすい
・人生経験が豊富
・創造的なことが好き
・楽天的
・年をとっても意欲をもちたい
囲碁に強くなることと、これらのこととは関連ありそうな気がします。いずれ、友寄り先生から、「記憶と囲碁」についてお話が聞けるものと期待いたしましょう。それは、5万桁達成のときかもしれません。
■友寄先生の元気の源はステキな奥様! <素敵な奥様とのツーショット、全ての活力の源泉がここにあるのかもしれません> |
■友寄先生の棋譜
最近はもっと強くなられているのでこの棋譜も更新しなくては。。。
◆蘇六段(当時)との対局
当研修会のレーティング上、6子を置いて、見事中押し勝ちを納めた。力強い棋譜をご覧下さい。
<右端が友寄先生>
| 小関七段(当会)は横須賀市では名の通った打ち手です。友寄先生が百戦錬磨の小関七段にどのような戦いを試みるか見てみましょう。この対局は、01/11/23(金)に、横須賀市馬堀海岸の防衛大学走水保養所での蘇研修会で打たれたものです。 小関七段(当会)(白) 対 友寄先生(黒)----4子局 |
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| 左:友寄先生、右:小関七段。 クリックすると拡大写真が表示されます。 |
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