【どうせ拾った恋だもの】(1958年関喜誉仁監督)個人病院を舞台にした若き医者(安井昌二)と看護婦(香月美奈子)の恋愛物語です。歌好きな看護婦役の初代コロンビア・ローズがその歌声を聞かせてくれます。婦長役の新井麗子と高品格の子悪党振りが興味深いところです。
【忘れ得ぬ人】(1958年吉村廉監督)父親(菅井一郎)の経営する南原造船の技師長の南原浩(待田京介)と、テレビのフロアマネージャーの香椎美也子(筑波久子)は、恋人で結婚も間もない間柄です。しかし、南原造船の経営危機を救うために美也子は浩と別れる決意をして旅立ちます。大林清原作の同名の連続放送劇の映画化です。肉体派女優として有名な筑波久子が、清楚で健気な女性役を好演しています。
【美しき抵抗】(1960年森永健次郎監督)大学教授(北沢彪)と母親(高野由美)と年頃の3人姉妹(沢阿由美・香月美奈子・吉永小百合)の家族の物語です。大学で研究一筋の父親とそれに尽くす母親に反発する娘たちの姿をモノクロの美しい画面で暖かく描いています。昭和30年代の多摩川や小田急線・喜多見駅の風景も見ものです。 |