多彩なゲスト出演者



フェリーで九州に強盗殺人犯人を護送する刑事役の灰地順さん
  第4話「狼との対決」で、強盗殺人犯人の中野正己(高森玄)をカー・フェリーで九州に護送する刑事役で出演しています。村山真理(中山麻理)を拘束して、説得に応じない中野に拳銃で対抗しようとします。
  灰地順さんは、1926年(大正15年)10月14日に広島県尾道市で生れました。演出家を志願しますが、新協劇団に入り俳優の道を歩み、『死んだ海』などの舞台で活躍します。。1953年に『ひめゆりの塔』で映画デビューします。その後も映画『真空地帯』やテレビドラマ『隠密剣士』『大江戸捜査網』など多数の作品に出演しています。
九州に護送される強盗殺人犯人中野正己役の高森玄さん
  第4話「狼との対決」で、カーフェリーで川崎から九州へ刑事(灰地順)に護送される強盗殺人犯人の中野正己役で出演しています。船内で突然、「獣」と村山真理(中山麻理)に罵倒され、怒り狂った中野は真理を拘束します。しかし、人間らしく接する伴久美子(大田黒久美)の説得に応じて真理を解放します。
  高森玄さんは、1931年(昭和6年)6月16日に東京都で生まれました。映画『新座頭市物語 笠間の血祭り』(1973年)やテレビドラマ『待っていた用心棒』『新三匹の侍』などの時代劇や舞台などに多数出演しています。1995年(平成7年)に他界しています。
カーフェリーの船長役の伊藤久哉さん
  第4話「狼との対決」で、川崎から宮崎に向うカー・フェリーの船長役で出演しています。護送中の強盗殺人犯人の田中正己(高森玄)が村山真理(中山麻理)を拘束する予期せぬ事件が起き、犯人の説得をします。
  伊藤俊哉さんは、1924年(大正13年)8月7日に神戸市で生れました。1953年に俳優座養成所の第五期生として卒業し、同年に『ひめゆりの塔』で映画デビューをします。その後『殺人現行犯』(1955年)などの多くの映画やテレビドラマに出演しています。私は映画『黒い画集・ある遭難』(1961年)での内向的な夫役が印象に残ります。
真理の母親の働いていた家の女中タキ役の野村昭子さん
  第5話「オリンピックへのパスポート」で、村山真理(中山麻理)の母親加代が働いていた家で女中をしているタキ役で出演しています。主人への不満から既にここには居ないことを真理に告げます。
  野村昭子さんは、1927年(昭和2年)1月2日に東京市神田で生まれました。1949年に俳優座の一期生として入所します。舞台女優として活躍する一方、映画でも下町の気さくなあばさん役として出演します。『おれは男だ!』の小林弘二(森田健作さん)の熊本の叔母役は絶品です。
ジャガー工業寮出入りの肉屋の主人役の太宰久雄さん
   第6話「死んでも負けるな」で、ジャガー工業寮出入りの主人役で出演しています。若旦那(木村豊幸)が、九州のジャガー工業の試合状況を知るために電話を占有したために客から苦情が来て対応します。
  太宰久雄さんは、1923年(大正12年)12月26日に東京市浅草区で生まれます。戦後、初期はラジオドラマで活躍しますが、1969年から始まる山田洋次監督・渥美清さん主演の映画『男はつらいよ』シリーズでは印刷屋社長・通称タコ社長役で人気を博します。また、『おれは男だ!』の第36話「星の国から来たあいつ!」ではスーパーマーケットの経営者役で登場しました。1998年(平成10年)11月20日に74年の生涯を閉じました。
日南平和養護院の保母牧野麻子役の土田早苗さん
  第6話「死んでも負けるな」で、日南平和養護院の保母の牧野麻子役で出演しています。養護院訪問を太洋紡に断れますが、友人の内野ひろみ(夏川圭子)のいるジャガー工業が来てくれる事になり安堵します。
  土田早苗さんは、1949年(昭和24年)7月26日に大阪府豊中市で生れました。小学校三年生の時に児童劇団に入り、テレビドラマ『青春とはなんだ』では高校生の育子役でレギュラー出演しました。その後も多くの映画やテレビに明るい現代的な役柄で出演しています。私は、テレビ時代劇『風』のかがり役とテレビドラマ『おさななじみ』の竜子役が印象に残ります。
村山真理の母親加代役の三條美紀さん
  第9話「バレーボール一直線」で、村山真理(中山麻理)の母親加代役で出演しています。伴久美子(大田黒久美)が、加代を探し当て訪れます。しかし、二十年の空白は大きく、加代は三日間の考える猶予を久美子に懇願します。
  三條美紀さんは、1928年(昭和3年)8月25日に京都府で生まれました。俳優の父親の影響で大映東京撮影所の経理課に入社しますが、演劇課に転じて女優の道を歩み始めます。三益愛子さん主演の母物映画を始めとして、多くの映画に出演しています。また、テレビ出演も多く、『女の顔』など裕福な家庭のきつい性格の女性役が多いようです。娘さんもテレビドラマ『アテンションプリーズ』などで好演している紀比呂子の芸名で女優として活躍しています。
バレーボール協会の前川会長役の柳永二郎さん
  第11話「世界に挑めサンダ・ーボール!」で、バレーボール協会の前川会長役で出演しています。ミュンヘンオリンピックの監督人選指針について、バレーボール協会の理事会の場で表明します。
  柳永二郎さんは、1895年(明治28年)9月16日に東京市で生まれました。1931年に中学を中退して新劇を目指して家庭劇協会に入り、初舞台を踏みます。1940年に『晴小袖』で映画デビューします。その後も映画『日本の悲劇』(1953年)『帰郷』(1950年)などの多くの名作にその重厚な演技で出演しています。1984年(昭和59年)4月24日に88年の生涯を閉じました。
バレーボール協会の島村理事長役の清水将夫さん
  第11話「世界に挑めサンダー・ボール!」で、バレーボール協会の島野理事役で出演しています。松岡監督(竜崎勝)を召喚しての査問委員会では委員長を務めて裁定を下します。
  清水将夫さんは、1908年(明治41年)10月5日に東京市牛込区で生れました。1927年に大学を中退して新劇協会に研究生として入り、初舞台を踏みます。1931年に松竹蒲田に入社し、同年『桃色の誘惑』で主役の映画デビューをします。戦後も上品な教養高い初老役で、舞台以外にも多くの映画やテレビドラマに出演しました。1975年(昭和50年)10月5日に67年の生涯を閉じました。『ワン・ツウ・アタック!』にも長沢医師役で出演していました。