■YAMAHA CRW-F1

YAMAHAより、DiscT@2 AudioMASTER といった魅力的な機能が搭載されたCD-RWドライブがついに発売されました。何かと注目されているF1ですが、ここでは個人的に調べたことを勝手に書いてみたいと思います。

YAMAHA CRW-F1 パッケージ外観。デザイン的にもなかなかよいです。

■主な特徴

○CDに絵や文字が書ける!DiscT@2搭載
○高音質化が可能なAdvanced AudioMASTER搭載
○CD-RW MAX焼き速度24倍速と高速
○99分焼き可能
○99分ディスクのリードも可能
○Key2Audioディスクが普通の音楽CDと同様に認識
○8Mの大容量バッファ搭載

等々。
特にDiscT@2はこれまでのドライブにはない機能。考えようによってはいろいろと使い道がありそうです。






■CD-Rに絵が書ける!DiscT@2

F1の目玉機能の一つです。CD-Rに絵や文字が書ける!という、これまでにない実に画期的な機能が搭載されてます。
ただ、個人レベルでかなり前からこの機能を自身で設計して使ってらっしゃる方 もいらっしゃいますが、





こんな感じで、画像データやテキストを自在に配置できます。

※操作画面が英語になってますが、これは英語版nero5.5.9.0を上書きインストールしたためです。(添付のものは日本語)







■SafeDisc2.*

SafeDisc2.5は、残念ながらバックアップ不可です。
SafeDisc2.5より前のバージョン(2.4くらいまで)は可能かと思われます。


●三国志8(SafeDisc 2.30.031)

リード
ドライブ
ライト
ドライブ
リード
条件
ライト
条件
TOSHIBA
SD-M1502
(1002)
での起動
PLEXTOR
PX-40TS
(1.13)
での起動
TEAC
CD-532S
(3.0A)
での起動
バッド
セクタ
(1)
バッド
セクタ
(2)
バッド
セクタ
(3)
TEAC
CD-532S
(3.0A)
YAMAHA
CRW-F1
(1.0b)
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
ログ
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
OK OK OK 573 573 0
YAMAHA
CRW-F1
(1.0b)
YAMAHA
CRW-F1
(1.0b)
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
ログ
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
OK OK OK 573 573 0
マスターディスク OK OK OK 573 573 0


●雨に歌う譚詩曲 Disc1(SafeDisc 2.51.021)

リード
ドライブ
ライト
ドライブ
リード
条件
ライト
条件
TOSHIBA
SD-M1502
(1002)
での起動
PLEXTOR
PX-40TS
(1.13)
での起動
TEAC
CD-532S
(3.0A)
での起動
バッド
セクタ
(1)
バッド
セクタ
(2)
バッド
セクタ
(3)
TEAC
CD-532S
(3.0A)
YAMAHA
CRW-F1
(1.0b)
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
ログ
DiscJuggler
4.01.1002
4倍速
設定
- - - 586 - -
マスターディスク OK OK OK 578 578 0

586のところはマスターより8個バッドセクタが増えてますが、これは ■(せっかくなので)SafeDisc2(2.5)エリアの分析 でいうところの162セクタ、233セクタのライティングに失敗しているのと同じ状態です。つまり、CRW-F1はPX-W2410A等と同等の焼き能力であるといえそうです。(SD2.*に関しては)


バッドセクタ(1)は、BlindRead 3.0.2.0 + TOSHIBA SD-M1502で計測
バッドセクタ(2)は、BlindRead 3.0.2.0 + PLEXTOR PX-40TSで計測
バッドセクタ(3)は、BlindRead 3.0.2.0 + TEAC CD-532Sで計測してます。



以上の結果より、SafeDisc2.5は無理だが、それより前のバージョンなら大丈夫そうです。






■CD-RW焼きが24倍速と高速

CD-Rに比べて地味に高速化している感のあるCD-RWですが、24倍速と一気に高速化されました。ここではほんとに使えるのか?ということで試してみたいと思います。


付属のRWメディアで測定。確かに24倍速出ています。(初速が予想以上に高速)



その後、nero5.5でデータを24倍速でMODE1焼きして、CD Speedで計測。
問題ないグラフとなりました。



ただ、UM Doctor Pro.での結果が少し気になりますが・・・(とはいえ、計測ドライブのSANYO CRD-BP4は今となっては古いドライブということもあって、このグラフだけではなんとも言えないところもありますが)→そもそも、BP4が出たときはは24倍速RWメディアは存在してません。

ちょっと気になりますが、一応nero5.5でライティング終了後にベリファイは正常に完了してます。

※Nero CD SpeedのScanDisc + CRW-F1の組み合わせで測定すると、エラー0となります

ちなみに、↓はドライブに付属の24倍速対応RWメディアの情報 




ついでなので、執筆時(2002年8月現在)で、ショップで普通に入手できるCD-RWメディアで何倍速でるのか確認してみました。いずれも通常のHIGH SPEED対応のメディアです。
確認はNero CD SpeedのTransfer Rate Testで行っています。

ブランド名 製造元(ATIP情報) 最高焼き速度
RICOH RICOH 12倍速
SONY RICOH 12倍速
maxell Acer 10倍速
imation MITSUBISHI 12倍速
MR.DATA CMC 10倍速






■付属のnero5.5について

これまで、国内ではB'sRecoederGOLDが(添付)ライティングソフトの主流でしたが、CRW-F1ではnero5.5がバンドルされています。nero5.5は操作が分かりにくい等少々とっつきにくい部分もありますが、それよりなにより、他社のドライブが使えない! という点が問題だと思います。(B's Recorder GOLDは添付のものでも、対応ドライブならすべて使えたので)

↑は付属のnero5.5をインストールして、nero5.5を起動した直後に現れるドライブ選択画面。YAMAHAのCRW3200Eは使えるようになってますが・・・?

注:↑でCRW3200Eが繋がってない環境だと、この選択画面はでません!


これを機会に、B'sRecoederGOLDからnero5.5に切り替えようと思っている人で、ドライブを複数繋いでいる人から見ると、「ふざけるな!」的状況になってますが、ここで文句を言うだけじゃ芸がないので、現実的な解決法を紹介します。


nero5.5を買って、シリアルを入力する
すでにあるのに買うのはばかばかしい、という気もしますが、そういう仕様なのでしかたありません。PCショップで売っているnero5.5日本語版に付属されているシリアルを入力すれば、他のドライブも使えるようになる はず です。(少なくとも私の環境ではそうでした)
AHEADから最新のneroをダウンロードして、上書きインストール
とはいえ、nero5.5の日本語パッケージは、バージョンアップ版でも6千円くらいします。「そんな金あるか!」というときは、以下の方法で一応解決可能です。

こちら より、最新のnero5.5(執筆時は、5.5.9.0)をダウンロードして、上書きインストールします。nero5.5はいつのバージョンからか、通常のnero5.5の他に NeroExpress なるソフトも同梱されるようになっていますが、NeroExpressはライセンス関係が厳しくないらしく?シリアルを入力する必要はありません。

結局上書きインストールすることによってどうなるかというと、

nero5.5 → F1のみ使用可能(他のYAMAHAドライブも、場合によっては使用可能)
NeroExpress → 対応ドライブなら、すべて使用可能

ということになります。

・・・・・と書きましたが、どうもそうではないような気もしてきました。 NeroExpressも単にデモ版が動いているだけかも・・・? すいません、もしかしたらnero5.5買わないとだめかもしれないです。
ちょっとよく分かりません!!
 
でもNeroExpressは赤のバッテンマークでないしな〜 やっぱり不明


※注意点
AHEADからダウンロードしたものは、上書きインストールしたほうがいいです。(シリアル持っている人でも)クリーンインストールするとDiscT@2のエディッタが使えなくなります!!!
さらに!AHEADからダウンロードしたnero5.5.*.*を上書きインストールすると、英語版neroになってしまうのでその点にも要注意です。




あとこれは完璧に未確認情報ですが、プロジーよりnero5.5.9.0以上の体験版が公開されたら、上書きインストールするとひょっとしたらいいかもしれないです。(日本語が使えるかもしれないので) ※執筆時最新の体験版は5.5.8.1ですが、これではだめでしした。


※ここに書いたことは、執筆時での話です。今後のバージョンアップ等により変わってくる可能性もあるかと思います。






■CD SpeedによるMODE1リード測定


※画面クリックでログを表示



■CD SpeedによるCD-DAリード測定


※画面クリックでログを表示



■Transfer Rate Test(シミュレーション書き込み)


※メディアは太陽誘電700MB 40倍速対応品を使用



■Advanced DAE Quality Test(CRW-F1で、RAW OFFでテストCDを作成)

※画面クリックでログを表示



■Advanced DAE Quality Test(CRW-F1で、RAW ONでテストCDを作成)

※画面クリックでログを表示



■Advanced DAE Quality Test(PX-W4012TUで、RAW OFFでテストCDを作成)

「Read CD Text」と、「Read Leadout」にチェックがつかないのが気になるので、試しにPX-W4012TUで「RAW OFF」でテストCDを作成して測定したところ、

※画面クリックでログを表示

とりあえず、「CD-Text」はチェックがつきました。





■長時間焼き

※この後正常に終了します
 
※この後正常に終了します


上がCD-DA焼き、下がMODE1焼きですが、どちらも99分近くまでライティングできてます。
肝心の焼き具合ですが、問題なさそうです。



↑で99分メディアに焼いたCD-DAディスクを計測 なんか、はみでてますが・・・
※画面クリックでログを表示





CD-DAを99分焼きしたものを、UM Doctor Pro.で測定したの図。
データディスクははBP4でマウントできなかったため、測定出来ませんでした。


最終的に、データディスク、CD-DAディスクとも、CRW-F1でデータを吸い上げて、Stirling でバイナリ比較を行いましたが、元データと完全に一致しています。


※メディアは、2000年度の冬にあきばんぐで購入したもの(製造元はいまいち不明)です








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